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3月の瀬戸内へ(12=最終回)高松築港 [高松琴平電鉄]

月曜の朝のヒコーキで東京に戻っており、自分も会社員として連休明けの忙しい日々がスタートしている。
後半は天気に恵まれなかったが、それでも、予想以上に“収穫”の多い撮影行となった。

阪堺に行っていたこともあって、長らく間が開いてしまったこの話題。実は、最終回だけ残していたのだった。
そもそも水島臨海鉄道港東線の貨物列車を撮りに訪れたのだったが最終日は瀬戸大橋を渡って四国へ。高松琴平電鉄長尾線に「追憶の赤い電車」を追った。

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【2023年3月2日15時26分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅付近 

この日も天気には恵まれず。昼ごろから青空も見えてきたが、雲の動きは目まぐるしく。
晴れていると思っても、気づけば、空は暗灰色の分厚い雲に覆われて、風を伴って激しい雨が降ってきて...

13時の電車で片原町駅へ。アーケードの商店街を通り、うどん店に寄ってから高松築港駅に向かおうとしたら、激しい雨。

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3月の瀬戸内へ(11)追憶の赤 [高松琴平電鉄]

この記事が公開されてまもなく<変態鉄>は羽田空港に向かうのである。
8日の朝まで大阪に滞在し、阪堺電車を撮ってくる。モ161形車の活躍を撮りに行くのは2年連続。今年も、5月5日は全4両を出庫させるということが予告されており。4日間の撮影のうち、前半2日間は何とか天気が持ちそうな予報になってきて...

堺市内を走る姿を中心に、古豪の活躍を1枚でも多く、モノにして来たいと思っている。

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【2023年3月2日11時31分】 高松琴平電鉄長尾線・白山-学園通り

以前は...

5月の大型連休といえば、間違いなく、ことでんだった。レトロ電車4両揃っての「特別運行」を撮りに出かけたものだった。
その、レトロ電車が引退して。その後はクラウドファンディングによる「赤い電車」が狙いの車両になっただろうか。その第3弾は、長尾線1300形の「追憶の赤い電車」だった。その終了が4月に迫っていた時期で。

何とか白山バックの1枚も撮ることができたのだった。

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3月の瀬戸内へ(10)長尾線 [高松琴平電鉄]

先日、千葉県市原市に対して小湊鐵道が施設・車両の維持・更新の費用の負担が大きいとして、補助を求めた...と。その中で上総牛久以遠の区間について「廃線も視野」と報じられており。それで調査費用として市が2千数百万円の予算を計上して...と。

確かに養老渓谷だけでは観光資源としては弱いことは否めず。だからといって沿線地域の過疎化は撮影に訪れていてもわかるくらい。
まだ、具体的な方向性が示されてくるまでには少し時間があるかとは思うが、房総の鉄道たちもだんだん厳しい状況になっていることは想像にかたくなく。
久留里線や小湊だけではない。房総周辺は鉄道のみならず路線バスも、地域輸送を公共交通機関が担っていくのは限界が近づいているのかと。
今後は地域の公共交通機関を残していくのは、事業者の努力よりも沿線地域の“熱意”が大きな要素を占めてくる時代が来るのかも。

だからといって自分などにできることなど...、できるだけ訪問する回数を増やしながら、趣味者として状況を注視していきたい。

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【2023年3月2日10時47分】 高松琴平電鉄長尾線・学園通り駅

さて、ことでん、3月2日の高松琴平電鉄の撮影記。

自分もちょっとだけ支援した「追憶の赤い電車」がまもなく終了...という時期を迎えており。
後回しにしていた間に、いつの間にか終了が近づいていたという感じで。まさに“葬式鉄”と呼ぶべき、恥ずかしい行動ではあるものの、その活躍を長尾線らっしい撮影地で撮ろうと訪れたのだが...

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3月の瀬戸内へ(9)仏生山駅 [高松琴平電鉄]

連休がスタートしても暦通りの勤務で。まぁ、周囲の白い目をも気にすること無く、ここで休みを入れるのが<変態鉄>。連休前の自分の仕事の中で最大のピンチと言えそうなものは、何とか月曜までで目処がたって。火曜日中にはひと区切りつけられるはず。

ということで、天気予報は絶望的でも、阪堺電車を撮りに行くのである。出発は4日の朝。後半ほど天気が崩れやすい...とのことだから、3日の出発にしておけばよかったのだが、当初は、最終日となる7日に、何かスペシャルなことがあるのではないか...と読んで。まぁ、ハズレたのだが。

さて、ということで、ブログの方はと言えば、まだまだ3月の撮影記。3月2日は高松琴平電鉄を撮りに。

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【2023年3月2日9時39分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

岡山県内は曇っていたが、高松は雨。それでも、午後からは晴れるという予報だけを頼りに。
まずは、仏生山に向かったのだった。琴平線は黄色い電車...と決まっていたはずが、最近では広告ラッピングが増えて、そのあたりも曖昧になってきており。色とりどりの電車が見られるようになったのも、ここ数年のことでんの特徴かも。

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3月の瀬戸内へ(8)児島駅 [高松琴平電鉄]

連休後半は、阪堺電車を撮りに“出撃”する。天気予報はもはや絶望的な状況で。そうなると、人出が減るから撮りやすくなるのではないか...などと負け惜しみのようなことを言ってみるのだが、それでも、雨の中の撮影というのはブルーで。

高倍率ズームレンズというのは、やはり、ズームリングのところが、どうしても雨水が染み込みやすい。レンズ面に付着する雨滴を拭いながら、できるだけ濡らさないように細心の注意を払いながら...

書くと簡単そうだが、実際にはイライラすることも多く。やはり、ブルーなのである。でも、モ161形車の姿はチャンスを逃したくない。

そんなわけで、カメラの防雨シートを新しくしようと、某通販サイトを見ていたら...
クリックした商品、下の方に「この商品を購入したのは、2019年XX月XX日です」とのコメント。ぬぁんと...、<変態鉄>、買ったまましまい込んで忘れていた。普段は三脚に固定して使うタイプの防水シートを使っていたので...

今回は手持ち撮影に合う、その未使用だった方を持っていくことにした。もちろん、使いこと無く終わってくれれば最高だが。

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【2023年3月2日9時08分】 高松琴平電鉄長尾線・高松築港駅

さて、3月の撮影記。水島臨海鉄道を撮ったあと、最終日は久々にことでん...、高松琴平電鉄を撮りに。

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「ことでんレトロ」LAST RUN 2021.11.03 撮影記(14)レア車両 [高松琴平電鉄]

昨日の冒頭に書いた通り、今日は朝一番、9時出社だった。でも...

朝、気づいたら8時40分を回っており。
「もう、諦めるか...」とも思ったが、とりあえず、スーツだけ着て。どうせマスクをするから...と髭も剃らずに自宅を飛び出したのだった。集合時刻には間に合わなかったが、仕事そのものには穴を開けることなく。何とか最悪の展開だけは免れたのだった。
ただ、気になるのは先日、新しくしたケータイのアラーム。前の機種だと、かなり迫力のあるアラームだったが、今回は気づかない程度に控えめなアラームで...。

仕事なら穴を開けても気にしない自分だが、不安なのは“出撃”のときである。VALUEのような「変更不可」の条件の航空券をよく利用する<変態鉄>としては、朝4時起きで羽田に向かうときなど...ちゃんと起きられないと大変なことになる。
趣味活動のためにも、朝のアラームを早急に見直さないとならない...と強く感じた今日1日だった。

さて、11月3日の、ことでんレトロの最終運行。4日の朝は空港に向かうまでの僅かな時間ではあったが、仏生山駅でレトロ電車の姿を見て。

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【2021年11月4日8時27分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

確かに最初はレトロ電車目当てで訪れるようになった、ことでんだったが、古い駅舎や大手私鉄から譲渡された名車たち。レトロが走らなくなっても、ことでんには撮りに行きたいものがたくさんあることに気づかされたのが、この数年間だった。
レトロを気にせず、落ち着いて黄色い電車たちを撮りに琴平線沿線を訪れたいと思っている。

レトロ最終運行の喧噪から一夜明けた仏生山駅は、いつもの落ち着きを取り戻していた。

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「ことでんレトロ」LAST RUN 2021.11.03 撮影記(13)琴平線・朝 [高松琴平電鉄]

昼にこの記事を書いているのだが、東京は雨になったり、雪になったり...を繰り返しており。今日は良いが、明日は朝一番なので...

さて、11月の、ことでんレトロ最終運行の話題。

普段なら、レトロを撮り終えたら、高松空港から羽田ゆきの最終便に乗って帰宅するところだが、レトロの時刻が遅い設定だったこと、あとはサプライズで「何か」が起きたときに後悔しないように、3日中には帰路に就かず、撮り終えた後も高松でもう1泊する予定にしていたのだった。

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【2021年11月4日7時57分】 高松琴平電鉄琴平線・高松築港駅

「どうしようかなぁ...」
ホテルに戻った後は悩んだのだった。高松空港を9:40発のNH536便を予約していた。高松駅近くのホテルから...なら、ことでんバスが運行するリムジンバスに乗るのが、最も妥当な経路で。
そうすると8時前後のバスになる。順調に行っても高松駅から空港までは40分ほどかかるのである。

それならば...

バスより自由度が高いのはタクシーで空港に向かうことである。仏生山駅から空港まではタクシーで15分ほどだろうか、2000~3000円くらいで行けるわけで。出費は痛いが、でも...

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「ことでんレトロ」LAST RUN 2021.11.03 撮影記(12)夜の仏生山駅-3 [高松琴平電鉄]

写真としてはメチャクチャでも、自分にとっては良い記念となった...というか、自分の中では「傑作」と言える写真が時折ある。

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【2021年11月3日18時31分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

この日は、下り方が120号車だったので、光線状態の関係で、どれも120号車が前になる写真だった。最後の、岡田駅近くの踏切で撮ったカットだけが300号車の姿を捉えたものだったが“撃沈”してしまった訳で。
そんな中、最後の最後のこのシーン。

大勢の<鉄>が集結する中での駅構内での撮影。“撮影”というより、「とりあえずカメラを向けた」というところか。
すっかり暗くなっており、いくら構内の移動であっても写し止めるのが無理である事は分かっていた。だからこそ、苦手な流し撮り。とりあえず、電車が止まっているカットが1つでもあれば...と、そのくらいの気持ちで。

最終日ならでは...の多くの<鉄>に混乱気味の駅構内、発車していく電車のテールライト。
写真としてはメチャクチャでも、自分にとっては良い記念になった1枚だった。

いったん駅の南側の、空港通り側のカーブ付近まで前進し、上り線に入って車両所に入庫する。それは、レトロ電車たちにとって、1926年(大正15年)から走り続けてきた営業運転の終了する瞬間でもあった。

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「ことでんレトロ」LAST RUN 2021.11.03 撮影記(11)夜の仏生山駅-2 [高松琴平電鉄]

いま、迷っている。本当に迷っている。大阪か倉敷か...はたまた、北陸に勝負を賭けるか。来週、もしかしたら、もしかすると2連休がとれるかも知れない状況で。その後の仕事にちょっとマズいことが起きるのだが、とってしまえば取れるのである。そして...
コロナ禍で延長、延長となってきたANAのマイルたち、とうとうこの3月でまとまった数が期限切れを迎える予定になっており。緊急事態が宣言される状況にもなく、そうなると、今度こそ期限切れで失効となりそう。

その“対策”として、最も良いものは“出撃”である。当初は長崎・熊本というのも考えた。でも、1泊2日では苦しすぎる。となれば...
去年から何度も行っているが水島臨海鉄道は捨てがたく。でも、正月以来の阪堺電車も...

マイル特典航空券の引換えは、前日などでは不可なので、少し早めに日程を決めておかないと...。現在、取り急ぎ、検討しているのである。

さて、2021年11月3日の、ことでんレトロの最後の運転の話題。

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【2021年11月3日18時30分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

レトロ電車には、もちろん方向幕はない。その都度、前面扉を開けて運転士さんが方向板を交換する。普段は仏生山駅に到着したら、早々に方向板を取り外して入庫となっていたように思う。この朝のような長尾線での運転の時とか、以前の「特別運行」のように、高松築港駅まで回送で送り込まれて、そこから琴平ゆきになるときなどには「回送」が掲げられていたが、仏生山駅に到着して車両所に入庫する場合には、方向板を取り外した姿だったように覚えている。
この日も、てっきりそうだと思っていた。というか、夢中でシャッターを切り続けていたので、その記憶すら曖昧だった。

このブログを書くのにあたって、写真を整理していて気づいたのだった。あの夜、運転士さんは「佛生山」の板を外して、すかさず「回送」を掲げてくれた。

仏生山ゆきとして到着した後は、正式には、仏生山駅構内での入換という扱いで“列車”ではない筈だが...
入庫するだけなのに、わざわざ「回送」を取り付けてくれたのは、大勢、集まった<鉄>への、ことでんからのプレゼントだった気がするのである。18時半、仏生山駅に無事、到着したレトロ電車はいったん南側の踏切の先まで進み、転線して上りホーム裏にあたる西側の車両所へと消えていった。
その姿を見送ると、集まった<鉄>から自然と盛大な拍手が沸き起こるのだった。

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「ことでんレトロ」LAST RUN 2021.11.03 撮影記(10)夜の仏生山駅-1 [高松琴平電鉄]

今週の後半には、またまた南岸低気圧が通過するそうで。東京も雪になるという予報も出されている。ただ、コレは...雪になるのか雨で済むのか、あるいは降ることさえないのか、これは低気圧と寒気の非常に微妙な位置関係で変わってくるとのことで、<変態鉄>が趣味活動において、おもに参照している予報サイトは「雨」予報なのである。
実はその日、仕事でちょっと面倒な用事が入っている。しかも朝一番で。これを「雪で行けません!!」と言えないかと、ちょっと期待しているのである。

そう、本来、サラリーマンは「気楽な稼業」でなければならないのである。不謹慎ながら木曜・金曜と、首都圏が麻痺する位の雪が降り続いてくれると非常に助かるのだが...
仕事が休みになれば、珍しい雪景色の中を走る房総のキハでも撮りに行きたい。(ただ、その交通手段がないのだが...)

さてさて、どうしようもないことを書いたところで、引き続き、11月3日の「ことでんレトロ」最終運行の話題。

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【2021年11月3日18時30分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

迷った末に決断したのは...というか、何の考えもなしに何となく“下車してしまった”仏生山駅。その構内通路でカメラを構えて。18時を回って、周囲は真っ暗。
混雑する駅構内、いくら図々しい<変態鉄>であっても、もちろん、ここで三脚をセットするわけにはいかない。ISO値を思いっきり上げて...、それでも手ブレ写真の連続だった。
ただ、ココで撮ったから...

この記事を書くのにあたって、写真を整理していて気づいたのだった。120号の前面には確かに「回送」の方向板が挿されている。レトロ電車の現役最後の姿を撮りに集まった<鉄>たちへの、ことでんからのプレゼントだったのでは...と思ったのである。
仏生山駅に到着した電車が隣接した仏生山車両所に入庫するだけである。法令上は「回送列車」ですらない。本線上を走る距離だって0.1 kmほど、それなのに...

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