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3月の瀬戸内へ(9)仏生山駅 [高松琴平電鉄]

連休がスタートしても暦通りの勤務で。まぁ、周囲の白い目をも気にすること無く、ここで休みを入れるのが<変態鉄>。連休前の自分の仕事の中で最大のピンチと言えそうなものは、何とか月曜までで目処がたって。火曜日中にはひと区切りつけられるはず。

ということで、天気予報は絶望的でも、阪堺電車を撮りに行くのである。出発は4日の朝。後半ほど天気が崩れやすい...とのことだから、3日の出発にしておけばよかったのだが、当初は、最終日となる7日に、何かスペシャルなことがあるのではないか...と読んで。まぁ、ハズレたのだが。

さて、ということで、ブログの方はと言えば、まだまだ3月の撮影記。3月2日は高松琴平電鉄を撮りに。

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【2023年3月2日9時39分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

岡山県内は曇っていたが、高松は雨。それでも、午後からは晴れるという予報だけを頼りに。
まずは、仏生山に向かったのだった。琴平線は黄色い電車...と決まっていたはずが、最近では広告ラッピングが増えて、そのあたりも曖昧になってきており。色とりどりの電車が見られるようになったのも、ここ数年のことでんの特徴かも。

……  ……

2023年3月2日(木)曇りのち晴れ

仏生山駅に来て、最大の楽しみは東工場前へと向かう、あの小径。精肉店の向かい側は、仏生山車両所の南端にあたり。この突端にレトロ電車が1両停まっているのが...

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【2023年3月2日9時38分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

でも、レトロが引退しても、どうやらその光景は変わっていないようで。
ここにいる120号車、2両編成を組んで「特別運行」の仕業に入りそうな...、あの頃と全く変わらない姿で留置されており。

その奥。東側、仏生山駅下りホームから見える位置に留置されている電車たちを眺めたり、東工場に入場中の車両の姿を...

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【2023年3月2日9時39分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

残念ながら、いままでは入っていけた駐車場部分にはロープが張られており。

まぁ、いままでが近い位置で「撮れ過ぎる」場所だったということなのだが...う〜ん。
ということで、ロープの外側から望遠レンズで。

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【2023年3月2日9時40分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

今橋工場で“自作”したとされる超個性派電動貨車がデカ形デカ1号車。

“仏生山のヌシ”と呼ぶに相応しい1両である。

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【2023年3月2日9時40分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

このときの東工場棟、奥にいる黄色い琴平線カラーの1200形は検査が終わって出場間近...といった感じだろうか。車体塗装も美しく。
そのとなりには、ちょっとした“レア車”である、長尾線600形電車。こちらは編成がバラされた状態で検査中。

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【2023年3月2日9時41分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

工場前の広場だけは進入禁止だが、その周囲は散歩道として案内板も掲げられており。
そのコースにしたがって、工場建屋の横を抜けて...

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【2023年3月2日9時42分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

そう、ちゃんと“合法的”にデカ形の姿を撮ることは今も可能で。

また、ここの工場前の広場に2両のレトロ電車と、そして、デカを並べた撮影会でも開催してくれれば嬉しいのだが...

工場棟の横を抜けていく道は、もう通い慣れたもので。駅の北側で県道が線路をアンダークロスしており、そこの通路を鉤型に歩けば、仏生山駅北側の墓地のところの小さな踏切のところに出ることができて。

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【2023年3月2日9時46分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

そう、300号車も“定位置”にいたのである。
本当に、コロナ前までの...、毎月の「特別運行」があった当時と、見る限り、何も変わっていない場所に、変わらぬ姿で停められていた。

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【2023年3月2日9時47分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

そんなタイミングで、ちょうど踏切機が作動して。

瓦町からここまで乗ってきた1200形編成が、一宮駅で折返して戻ってきた高松築港ゆき。300号車と並ぶ瞬間を。

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【2023年3月2日9時49分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

曇りというのは、こういうときにはありがたいもので。
踏切を渡って墓地を抜け、田んぼのところの用水路のところの通路を線路際まで進めば、300号車の姿を捉えることができて。

旅客用車から事業用車になったので、近くで見ると雨樋など細部はちょっと傷みが見られるのかも。

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【2023年3月2日9時51分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

日中は15分間隔の琴平線、続いて下り電車がやって来た。やはり、1200形。

この区間、長らく単線で運転されているものの、もともと複線用地が確保されており、300号車や古い貨車たちが居るのも、そのスペース。
まもなく複線化工事が始まることになっており、ここの風景もまもなく変わるのかも知れない。レトロがなくなって、訪問する機会が減ったことでんだが、できるだけ継続的に撮りに行きたいと思っている。
(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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