阪堺「旧海道畑駅撮影ツアー」20240321（６）

やはり...だろうか、自宅で片付けようと思って持ち帰っている仕事に、全然、取り掛からないうちに春休みが終わりつつある。三つ子の魂...ではないが、ギリギリになってから大慌て、というところはいつになっても変わらない＜変態鉄＞である。
そして、その＜変態鉄＞、曇り空の月曜日に何をしていたのか...といえば、時刻表をずっと見ていた。やはり、どこかに行きたいのである。
仕事が始まれば（平日休みの仕事なので）日帰りが原則になる。ヒコーキも、プレミアムポイントを30,000以上貯めてステータスを回復したい。

ということで、ポイントが貯まりやすい“出撃先”を検討していたのである。＜変態鉄＞として“初進出”の、あの県に行くというのも検討課題の1つ。割引運賃で乗っても、年間に8往復ほどすればステータスに届くという、ある意味、スゴい路線があって。台風の影響を受けやすい場所なので、そのシーズンが来る前に行ってみたいと、そう思っている。まぁ、日帰りなのでモノレールに乗って、ちょっと歩いたらすぐ時間になるのだろうが...

さて、そんな訳で、ブログの方は引き続き、3月21日の阪堺電車「旧海道畑駅撮影ツアー」の話題。


【2024年3月21日14時52分】　阪堺電気軌道阪堺線・船尾－浜寺駅前

3箇所目の...最後の撮影地点は、海道畑第１踏切そばの上り線沿い。南海本線をオーバークロスした電車が、浜寺公園の松林を見ながら急勾配を駆け下りてきて...。
……　　……

2024年3月21日（木）晴れ

まずは、モ703号車、質屋さんカラーの電車である。

それにしても、この地点、踏切から望遠で望んだときの構図と差別化するのがちょっとむずかしく。まぁ、それは良いのだが、架線柱をかわしながら、そして、他の参加者を邪魔しないようにカメラを構えるのは...直線区間の線路沿いのイージーな撮影と思いつつ、それが意外と難しく。


【2024年3月21日15時02分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前－船尾

幸い、架線柱が歴史を感じさせるトラスのものなので、それを入れつつ撮れば、上り電車を後追いで撮るのはスッキリとまとまってくれて。
電車の後ろ姿をアップで撮っても、道路との高低差など、急な上り勾配であることがひと目で分かる画が撮れる。


【2024年3月21日15時07分】　阪堺電気軌道阪堺線・船尾－浜寺駅前

日中は、浜寺駅前 〜 天王寺駅前の運用に入る電車は固定されており、2時間弱で1サイクル。
最初に下りホーム跡で撮った電車たちが、天王寺で折返して戻って来る時間帯になっていた。

1101号車も下りホーム跡に続いて、この日、2度目の撮影となり。


【2024年3月21日15時20分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前－船尾

この、海道畑の急勾配を登り降りするのも、あと1〜2年のうちに見られなくなる光景。
1101号車にとっては新製後、数年間だけだったシーンとなるはずで。ちなみに、この写真、よく見ると電車のすぐ左側に朱色のコーンが見える。
ここが、先ほどまで撮っていた海道畑駅上りホーム跡。


【2024年3月21日15時26分】　阪堺電気軌道阪堺線・船尾－浜寺駅前

阪堺電車自体、上町線も阪堺線も、大阪市南部から堺市にかけての住宅街の中を走り抜ける路線なので、青空をバックにスッキリした写真を撮れる地点というのは意外と限られてしまい。そういう意味では、この地点での撮影というのは、非常に価値あるものである。

モ709号車「新洋海運」である。太陽も西に傾いてきて、この時間帯、キレイに光が回っている。


【2024年3月21日15時33分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前－船尾

その、モ709号車が再び天王寺駅前へと走り去ったところで、次の下り電車で撮影は終了...との指示。

そう、最後に来るのは...


【2024年3月21日15時34分】　阪堺電気軌道阪堺線・船尾－浜寺駅前

この日、＜変態鉄＞が注目していた2両の中の1両、モ603号車「三井住友トラスト不動産」である。

このカットを撮ったら、手早くカメラをバッグにしまって。すぐ後ろの踏切から線路の外へ出て、列になって線路沿いの道を歩けば、まもなく浜寺駅前に到着である。ヘルメットを返したら流れ解散。


【2024年3月21日15時43分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

自分を含めた参加者たちは、停車中のモ603号車の天王寺駅前ゆきに乗り込んだのだった。（つづく）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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