「ことでんレトロ」LAST RUN 2021.11.03 撮影記（１２）夜の仏生山駅－３ [高松琴平電鉄]
写真としてはメチャクチャでも、自分にとっては良い記念となった...というか、自分の中では「傑作」と言える写真が時折ある。
【2021年11月3日18時31分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
この日は、下り方が120号車だったので、光線状態の関係で、どれも120号車が前になる写真だった。最後の、岡田駅近くの踏切で撮ったカットだけが300号車の姿を捉えたものだったが“撃沈”してしまった訳で。
そんな中、最後の最後のこのシーン。
大勢の＜鉄＞が集結する中での駅構内での撮影。“撮影”というより、「とりあえずカメラを向けた」というところか。
すっかり暗くなっており、いくら構内の移動であっても写し止めるのが無理である事は分かっていた。だからこそ、苦手な流し撮り。とりあえず、電車が止まっているカットが1つでもあれば...と、そのくらいの気持ちで。
最終日ならでは...の多くの＜鉄＞に混乱気味の駅構内、発車していく電車のテールライト。
写真としてはメチャクチャでも、自分にとっては良い記念になった1枚だった。
いったん駅の南側の、空港通り側のカーブ付近まで前進し、上り線に入って車両所に入庫する。それは、レトロ電車たちにとって、1926年（大正15年）から走り続けてきた営業運転の終了する瞬間でもあった。
…… ……
2021年11月3日（水・祝）晴れ
方向板が「回送」に交換されていたことも気づかないくらい、無我夢中で撮っていた。
【2021年11月3日18時30分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
ちょっと遅れ気味だった琴電琴平からの高松築港ゆき、第56列車が発車していくのを待って、レトロ電車の入庫作業が始まって。
【2021年11月3日18時32分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
向かい側のホームでも大勢の＜鉄＞がカメラを構えており。
【2021年11月3日18時31分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
自分のすぐ目の前をゆっくりと通過して、上りホーム手前の分岐器で車両所に入っていって。
【2021年11月3日18時35分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
構内一番奥に停められて。まだ車内灯は点いたまま、「回送」板も掲げられたまま。
ここから、車内整備などが行われるのだろうか。
「すべてが終わった」、寂しくても満ち足りた気持ちでカメラをバッグに仕舞った...などと書くとカッコいいのだろうが。
若い頃だったら、駅構内を飛び出して車両所裏の県道まで走って、門扉のところにカメラを突き出して撮る...ような感じだったのだろうか、でも、自分も40台になるとそれほどの積極性も残っておらず。明日の朝のことを考えると、早めに夕食を済ませてホテルに戻らないと...と。
とにかく空腹!! 次の築港ゆきに乗らないと...と、そればかり。
いったんはホームの、築港ゆきの列に並んだのだが...
背後の、構内踏切付近が何だかスゴい事になっており。
【2021年11月3日18時40分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
ぬぁんと、一度、奥まで入っていったレトロ電車たち、アンコールではなかろうが、舞台に戻ってきた...まさにそんな感じ。
もちろん、構内踏切付近は大混乱。乗客の通路を塞がないように、線路上で立ち止まって撮影しないように...ことでん職員の方の大きな声が響くが、もうそれで収まるような人数ではなく。
さすがの＜変態鉄＞も諦めて、ホーム上から撮ったこんなカットだけ。
【2021年11月3日18時42分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
転線作業だったわけで、すぐに奥に戻って。そう、2日の午後に洗車作業を撮った、あの付近に戻って。灯りが落とされて。
これで本当に全てが終わったのだった。
でも、＜鉄＞のボルテージは...
【2021年11月3日18時42分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
もちろん、ことでんを走っているのはレトロだけではなくて。翌日の運用に備えて...だろうか、続けて1070形の入換作業が始まって。
多くの＜鉄＞が残っていたが、＜変態鉄＞は夕食を優先することにして。そう、暗いところに大勢の人が集まっている中で撮ってもロクな写真は撮れないのである。それよりもコロナ禍で、夜、飲食店が閉まる時間帯が早まっているので...
特にアルコールを全く飲まない＜変態鉄＞にとっては夕食をとれる店がなくなる可能性が高まってくる時間帯。コンビニ弁当をホテルに持ち込んで...というのだけは避けたかった。
（兵庫町近くの定食屋に入ることができて...）
高松駅近くのホテルに戻ったのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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【2021年11月3日18時31分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
この日は、下り方が120号車だったので、光線状態の関係で、どれも120号車が前になる写真だった。最後の、岡田駅近くの踏切で撮ったカットだけが300号車の姿を捉えたものだったが“撃沈”してしまった訳で。
そんな中、最後の最後のこのシーン。
大勢の＜鉄＞が集結する中での駅構内での撮影。“撮影”というより、「とりあえずカメラを向けた」というところか。
すっかり暗くなっており、いくら構内の移動であっても写し止めるのが無理である事は分かっていた。だからこそ、苦手な流し撮り。とりあえず、電車が止まっているカットが1つでもあれば...と、そのくらいの気持ちで。
最終日ならでは...の多くの＜鉄＞に混乱気味の駅構内、発車していく電車のテールライト。
写真としてはメチャクチャでも、自分にとっては良い記念になった1枚だった。
いったん駅の南側の、空港通り側のカーブ付近まで前進し、上り線に入って車両所に入庫する。それは、レトロ電車たちにとって、1926年（大正15年）から走り続けてきた営業運転の終了する瞬間でもあった。
…… ……
2021年11月3日（水・祝）晴れ
方向板が「回送」に交換されていたことも気づかないくらい、無我夢中で撮っていた。
【2021年11月3日18時30分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
ちょっと遅れ気味だった琴電琴平からの高松築港ゆき、第56列車が発車していくのを待って、レトロ電車の入庫作業が始まって。
【2021年11月3日18時32分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
向かい側のホームでも大勢の＜鉄＞がカメラを構えており。
【2021年11月3日18時31分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
自分のすぐ目の前をゆっくりと通過して、上りホーム手前の分岐器で車両所に入っていって。
【2021年11月3日18時35分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
構内一番奥に停められて。まだ車内灯は点いたまま、「回送」板も掲げられたまま。
ここから、車内整備などが行われるのだろうか。
「すべてが終わった」、寂しくても満ち足りた気持ちでカメラをバッグに仕舞った...などと書くとカッコいいのだろうが。
若い頃だったら、駅構内を飛び出して車両所裏の県道まで走って、門扉のところにカメラを突き出して撮る...ような感じだったのだろうか、でも、自分も40台になるとそれほどの積極性も残っておらず。明日の朝のことを考えると、早めに夕食を済ませてホテルに戻らないと...と。
とにかく空腹!! 次の築港ゆきに乗らないと...と、そればかり。
いったんはホームの、築港ゆきの列に並んだのだが...
背後の、構内踏切付近が何だかスゴい事になっており。
【2021年11月3日18時40分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
ぬぁんと、一度、奥まで入っていったレトロ電車たち、アンコールではなかろうが、舞台に戻ってきた...まさにそんな感じ。
もちろん、構内踏切付近は大混乱。乗客の通路を塞がないように、線路上で立ち止まって撮影しないように...ことでん職員の方の大きな声が響くが、もうそれで収まるような人数ではなく。
さすがの＜変態鉄＞も諦めて、ホーム上から撮ったこんなカットだけ。
【2021年11月3日18時42分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
転線作業だったわけで、すぐに奥に戻って。そう、2日の午後に洗車作業を撮った、あの付近に戻って。灯りが落とされて。
これで本当に全てが終わったのだった。
でも、＜鉄＞のボルテージは...
【2021年11月3日18時42分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
もちろん、ことでんを走っているのはレトロだけではなくて。翌日の運用に備えて...だろうか、続けて1070形の入換作業が始まって。
多くの＜鉄＞が残っていたが、＜変態鉄＞は夕食を優先することにして。そう、暗いところに大勢の人が集まっている中で撮ってもロクな写真は撮れないのである。それよりもコロナ禍で、夜、飲食店が閉まる時間帯が早まっているので...
特にアルコールを全く飲まない＜変態鉄＞にとっては夕食をとれる店がなくなる可能性が高まってくる時間帯。コンビニ弁当をホテルに持ち込んで...というのだけは避けたかった。
（兵庫町近くの定食屋に入ることができて...）
高松駅近くのホテルに戻ったのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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