SSブログ
<鉄>な撮影記・旅行記録 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

信越地方の3セク鉄道を巡って(12)城下駅 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

最近、「コスパ」に加えて「タイパ」という語も定着してきたようで。誰が言い出したのか...
コスパが“費用対効果”なら、タイパは“時間対効果”だろうか。何でも、ネットの動画は倍速視聴が標準で、だから、映画などは「時間の無駄」と感じるのが、いまの若者なのだとか...

<鉄>として、趣味活動に求めてはいけないのが、この2つだと自分は思っている。
確かに、コスパは意識する。ある車両をお目当てに遠くの路線にでかけていって、車庫の様子を見てガッカリ...というときなど、「時間もお金も無駄にしてしまった」と落ち込むもの。そのリスクを最小化するためにも事前の情報収集力が問われる訳で。いまでは、ネットの力で大抵の情報は集められるようになったみたい。「みたい」と書いたのは、自分はその流れに完全に乗り遅れた人間だから。

でも、せめて時刻表くらいはチェックしてから出かけてくれば良かった。

s51_msi00006059.JPG
【2023年4月12日12時09分】 上田電鉄別所線・上田-城下

3年ぶりの“定点比較”的に、上田駅近くで千曲川鉄橋を渡る列車を撮れば良い...と思ったのに、なぜか対岸の城下側で撮った写真があるのは、まさに自分の情報収集力の無さ、行き当たりばったりの行動パターンを象徴しているのかも知れない。

続きを読む


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

信越地方の3セク鉄道を巡って(11)千曲川鉄橋 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

真っ赤なトラス鉄橋が連なっているのは、画的には嬉しいところ。でも、<撮り鉄>にとっては悩ましいというか...
<変態鉄>が一番好きなのは上路式ガーター橋。あれが一番、撮りやすい。まぁ、たぶん、<撮り鉄>の中で上路式ガーター橋が嫌いな人はあまりいないのではないかと思うくらい。

最近は梅雨時も夏の時期も、ゲリラ豪雨とか線状降水帯とか、いままで考えられなかったような激しい雨が降ることが多くなり。
2019年10月の台風で、上田電鉄別所線の千曲川鉄橋も崩落、城下〜上田の1区間が長期運休になった。急遽、折返し駅として代行バスとの乗り換え拠点となった城下駅、2面2線のうち、使われなくなったホームに「湯たんぽ」が展示された。

s58_msi00006058.JPG
【2023年4月12日10時59分】 上田電鉄別所線・城下-上田

コロナ禍、代行バスに乗って、城下駅まで行ってみたのが<変態鉄>。
無惨にも崩落してしまった、ちょうど復旧工事たけなわの千曲川鉄橋を見てきたのは3年前の秋。
(→ こちら

その後、復旧工事が終わって運転再開されたことは聞いていたので、この機会に、残る1区間に乗ってみようと。
坂城駅から上田駅まで、引き続き、しなの鉄道線で。

続きを読む


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

雨の中、福井鉄道「北府駅鉄道ミュージアム」へ(5)しらさぎ60号 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

しばらく、更新できずにいました。
自分は実家から徒歩で20分ほどのところに住んでおり。木曜の晩、いきなり、実家の母から“父が亡くなった”と。
学生時代から折り合いが悪く、ほとんど会話をすることもなかったが、元気すぎるほど元気なのは聞いており。まぁ、母の慌て方からして尋常ではないと。久々に実家に駆けつけてみたら...。

自宅の布団の中で...とのことで。ちょうど警察の検証などが進められているところで。それが20時頃。話を聞かれて遺体の収容が済んで、それが日付が変わる直前。ぬぁんと、翌朝までに葬儀会社を決めて、警察署での検死が済むのに合わせて引き取りに来られる段取りを決めておいて...と指示され。
日付が変わってから必死に葬儀業者を検索して。2〜3社に問い合わせたら、言うことがマチマチ。そもそも、葬儀会社って365日24時間無休で電話受付をしている...と知ったのも、このとき。

同じ会場で同じ規模で行うにしても、倍以上の開きがある金額に、「東京では※※を※※のような方式で行うのが...」みたいに、説明で出てくる話も、互いに正反対の内容だったり、と。

だったら...と、ネットの口コミを検索したら、不自然すぎるほど「星5つ」とベタ褒めコメントが並んでいたり...う〜ん。

まさに「エイヤ!!」と。学生時代、テストで四択問題に鉛筆を転がして答えていた、あの感覚で3社目のところに折返しで電話。そんなこんなで金曜の朝だったのである。

「そうだ!! 京都行こう」ではなく、「そうだ!! ブログ忘れてた」という感じで、とりあえず、数行の短い文章を書いて。

葬儀は日曜日に1日ですべて済ませるということで話が進み。何とか準備は整ったところ。明日は早起きして、アレコレ...

さて、4月初旬に雨の降る福井を訪れた話題。

051_msi00006296.JPG
【2023年4月7日13時54分】 北陸本線・武生駅

まもなく、北陸新幹線が延伸されて“北陸地方”から北陸本線が消える日が来る。アクセス特急的な位置づけで敦賀以南の区間には特急は残ると聞くが、「特急街道」と言われた北陸本線も、その“終焉”の日は確実に近づいてきており。

特急「しらさぎ」号で、久々の681・683系特急を体験しておこうと...


続きを読む


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2022.10 関西・九州へ(23)西鉄貝塚線 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

仕事というのは不思議なもので、忙しくなればなるほどヤル気が起こらなくなって。1年間の中には、毎年、何度かヤル気がみなぎっている時期というのがあって...。考えてみれば、でも、そういう時期って、必ず仕事が閑散期...というか暇な時期で。忙しさとヤル気が常に反比例しているのが、<変態鉄>という人間の不思議なところである。

そして、趣味活動への意欲もそれと似ていて。仕事が忙しくなって撮りに行くのが難しくなる...と分かっている時期になればなるほど、気になる被写体が増えていくのである。でも、いざ休みとなると撮りに行く気が失せていて。

何なのだろう、この不思議なめぐり合わせ。でも、今週こそはその重い腰をちょっと上げようと思っていて。

思えば、このときも直前まで行くかやめるか迷っていた気がする。出発してしまえば、楽しくてあっという間なのだが...
そんな10月の九州の話題。最終日は保存車巡りと、そこからの思いつきで、西鉄貝塚線を1往復。

231_msi00005401.JPG
【2022年10月25日10時00分】 西鉄貝塚線・西鉄新宮駅

なんとなく、黄色い電車がトコトコ走っているローカル線...というイメージだったが、沿線は大半が住宅街で地元の足としてしっかり定着している路線だということが分かって。

そして、天神大牟田線を走った電車の第2の活躍の場、600形電車に揺られながら..

続きを読む


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2022.10 関西・九州へ(22)貝塚公園(3) [<鉄>な撮影記・旅行記録]

今日の話題に入る前に。

いすみ鉄道キハ28形のクラウドファンディングが目標額を達成して終了したとのこと。正直言って、プロジェクト内容に不明瞭な点が多いと感じたので、迷った末、自分は支援しなかったのだが...

221_IMG_0577.JPG
【2010年9月5日16時15分】 因美線・美作加茂駅

何だか最近は、あまり良い話を聞かないのが残念なところ。でも、<変態鉄>は富山のときから追ってきた車輌。ぜひ寂しい結末にならないように...それを願うのみ。同じキハ28形なら、「みまさかスローライフ」のキハ28 2329号車が、津山で急行仕様のまま大事に保存されている。

だからこそ、単に「残す」というだけでなく、工夫を凝らして<鉄>以外からも愛されるような保存車を目指してほしいのだが...

さてさて、話がそれている。

引き続き、10月の九州の話題。貝塚公園には20系寝台車とキューロクのほか、フィリピンの “トゥクトゥク” と、あと...

続きを読む


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2022.10 関西・九州へ(18)大牟田へ [<鉄>な撮影記・旅行記録]

<鉄>な話ばかり書いていても、鉄道とも運輸業界とも全く関係ない世界の中小企業で働いている<変態鉄>。
いよいよ、1月末からは、仕事が年間で一番、忙しくなる時期に突入していく。気づいたら5月の大型連休が近づいている...というのが例年のパターン。

でも、そんな中でも、うまく時間を見つけて<鉄>活動を継続していきたいと思っている次第。
行きたい路線もいくつもあって。そういえば、小湊キハのお正月のヘッドマークも撮っていない。仕事は忙しいけれど、今月中に時間を見つけないと...

さて、引き続き、昨年10月の九州の話題。

181_msi00005330.JPG
【2022年10月24日15時40分】 甘木鉄道・小郡駅

九州北部の松浦鉄道、平成筑豊鉄道、そして、甘木鉄道の3社の「鉄印」を蒐集するのが、この旅の大きな目的だった。
それを果たした後は、西鉄電車でそのまま福岡に戻って...ではなくて、ここまで来たなら、<変態鉄>として立ち寄ってみたいポイントがもう1つ。
小郡駅で西鉄電車に乗り換えて向かったのは大牟田だった。

続きを読む


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2022.10 関西・九州へ(16)西鉄電車 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

やはり、関西以西の私鉄に乗る機会というのは殆ど無い<変態鉄>。
なかなか、わからないもので。西鉄電車に乗るのも何年ぶりだろうか(多分、25年ぶりくらい)。白地に赤のラインの特急電車が活躍していたところで自分の記憶は...

午前中、平成筑豊鉄道を訪れて、午後からは博多周辺の保存車巡りをしながら、のんびり過ごそうと思っていた。でも、天気予報なども踏まえて...
あと最終日のスケジュール、もともとギリギリのところで組んでいたので、帰りのヒコーキの時刻を考えたときに“リスク回避”の意味でも、翌25日、最終日のスケジュールを少しでも前倒ししておいたほうが良さそうな気もしてきて。

161_msi00005312.JPG
【2022年10月24日13時15分】 西鉄天神大牟田線・西鉄福岡(天神)駅

直方から乗った高速バスの車内、どこで降りるか、ずっと悩んでいたのだが、迷った末に...

続きを読む


nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

2022.10 関西・九州へ(15)雨の直方にて [<鉄>な撮影記・旅行記録]

朝、天神バスセンターからの高速バスは、飯塚市内を通って伊田駅へ。そして、伊田から平成筑豊鉄道で直方へ。飯塚・直方といえば、やはり、炭鉱のイメージ。あと、最近では、あの帽子が個性的な副総理の地元だろうか。

石炭で賑わった街だけに、何だか、街全体が寂れた感じが強く、学生時代に乗った筑豊本線も、各駅のホームは需要に不釣り合いな位に立派すぎて。
広〜〜い構内の、中央付近に短編成のキハが到着するだけ、ホームの端の方は雑草に埋もれ、荒廃するに任せたまま...という感じで。何だか、そのうらぶれた雰囲気が好きになれなかった。50系の客車列車が残っていなかったら、行くこともなかったような...

そして、その直方といえば...

151_msi00005304.JPG
【2022年10月24日10時13分】 福岡県直方市大字山部・直方駅前

浅香山親方、もと大関 魁皇関の出身地でもあって。
むしろ、まだ若手親方...だが、駅前には大きな銅像が建てられており。

何だか懐かしいというか、ちょっと不思議な感じ。

でも、大相撲もプロ野球も、自分がその活躍を見ていた選手たちが次々に引退して大半が指導者になっていることに、自分も歳をとったと実感する次第。

ということで、平成筑豊鉄道に乗って直方に着いたが、ここから博多ゆきのバスまで...、思いっきり時間が空いてしまって。

続きを読む


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

サクラ咲く関西へ、キハを撮りに(29)阪急千里線 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

昼間は猛暑だが、確かに朝晩は少しずつ秋を感じられるようになってきたかも知れない。熱中症やゲリラ豪雨のリスクも下がって、そして、空気が澄み渡ってくる時期は<撮り鉄>にとって最高の季節でもある。

帰宅して(趣味活動用の)パソコンを開いて。Twitter のタイムラインに出てきた某鉄道事業者の撮影会が非常に気になっているのである。幸い、申込み開始日は仕事の公休日と重なっているので、先着順でも“時報打ち”で...と思うのだが、そうなると、かなりハードなスケジュール。
しかも、9月だと大相撲中継も視たいし、撮影会をとるか大相撲中継を視ながら自宅でゴロゴロ...が良いか、そもそも羽田空港近くで前泊しないと撮影会の集合時刻に間に合わないという説もあって。(おとなしく新幹線にすれば良いのだが...)

再び、趣味活動を本格化させていきたいと思っているところ。

さて、秋が近づいてきても拙ブログは、ひきつづきサクラのシーズンの大阪のお話。朝の淡路駅ホームで阪急電車を撮っていたのだった。

291_msi00004166.JPG
【2022年4月9日9時02分】 阪急千里線・淡路駅

阪急電車といえば大阪梅田から京都・宝塚・神戸に向けて走る...というイメージだったのだが、この記事を書くのに調べていて、京都線は京都河原町から大阪梅田方向が「下り」である...と。
そんな<変態鉄>が書いている阪急電車の撮影記である。

淡路駅での撮影は15分ほど。この日は千里線に乗ってみること...が目的だった。

続きを読む


nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

サクラ咲く関西へ、キハを撮りに(28)淡路で阪急 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

「阪急電車」というのは私鉄の中でも特別な響きの単語なのかも。ことでん琴平線の前身、琴平電鉄は(当時としては)大型の半鋼製電車を用いた高速運転、昭和初期の開業当時「讃岐の阪急」と。
ビジネスモデルとしても梅田への集客を意識しつつ、沿線に少女歌劇団をつくって...など、電鉄会社の経営モデルを確立した存在で。マルーン色の伝統を守り続ける電車もまた、関西私鉄の中でも“特別な存在”かも。

「東の阪急」といえるような私鉄が関東にあるか...と探してみても、見つからない気がする。経営者としても阪急の小林一三に対して、西武の堤康次郎、東急の五島慶太など有名な方はいるし、路線規模でも阪急を越えている会社はある。
でも、ブランド...というか、阪急に相当する私鉄が関東にあるようには思えない。

そういう意味で憧れの阪急電車だが、乗ったことも手の指で数えられる位。撮ったこともなく。

281_msi00004160.JPG
【2022年4月9日8時53分】 阪急京都線・淡路駅

マルーン色の電車を撮るのは思うよりも苦戦するのだった。

続きを読む


nice!(5)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー
前の10件 | 次の10件 <鉄>な撮影記・旅行記録 ブログトップ