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菜の花咲く夷隅路へ、赤ヒゲ姿のキハを撮りに <後編> [いすみ鉄道]

拙ブログを書くのに意外と苦戦するのが、この冒頭部分。
できるだけ良い写真をトップに貼りたいと思うのだが、なかなかそれが撮れなくて...

ということで...

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【2022年6月29日14時02分】 北陸鉄道浅野川線・内灘-粟ヶ崎

3週間ほど前に金沢で撮ったこの1枚。このときの撮影記を紹介できそうなのは、秋になって涼しくなる頃では無いか...と予想している。
まるで休日の木更津金田か穴川のように、撮影記が“渋滞”している拙ブログである。

高速バスに乗る度にイライラするあの2箇所。袖ケ浦から海ほたるまでの渋滞は分からないでも無いが、なぜ、穴川が、毎回毎回、あれほど混んでいるかと納得できずにいる<変態鉄>である。

さて、この日も休日午後の海ほたる渋滞に難儀して。帰りの高速バスは1時間以上遅れて17時過ぎに東京駅八重洲口前に到着したのだった。

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菜の花咲く夷隅路へ、赤ヒゲ姿のキハを撮りに <前編> [いすみ鉄道]

鉄道趣味にもいろいろなタイプの方がいるわけで。その中でも、俗に“ネタ”と呼ばれる珍しい列車を追って全国を飛び回る人は少なくないように思う。「※※も※※も、撮らなければいけない」みたいな呟きが Twitter でも多く流れてくる。
でも、自分はその真逆かも知れない。興味をもった路線、車両は徹底的に追いかける。尤も、大した写真は残せないのだが...

2011年、前社長さん(本当は2代前??)が大糸線を走ったキハ52形を購入したことから始まった、いすみ鉄道への撮影行。多いときは2日連続などもあって、毎月のように通っていた。
でも、いつの頃からか、あまり楽しめなくなった気がする。“同業者さん”の増加による撮影地の混雑、それに伴うアレコレも1つだが...

数年前にキハの運行が3本1往復の態勢に縮小されて以来、特に訪問回数は減ってしまって。最近では1年間で数回というペース。特に、「春のサクラと菜の花の時期は絶対に訪れたくない」と思うようになることがあって。
田んぼの稲が育ってくるくらいの時期に、ノンビリと訪問したい...と思っていた。

でも...

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【2022年3月21日11時55分】 いすみ鉄道・上総中野-西畑

いまの社長さんが香川県のご出身ということが関係したのか?? JR四国とのコラボで、国鉄時代の四国の気動車急行を再現するイベントが行われ。
四国管内は特急列車の設定が遅かった地域。キハ58系急行は四国島内の「エース」だった時代もあって。一部のキハ58系に、特急型のような赤色の“ヒゲ”を入れて、ミュージックホーンを設置した車両もあって。

全国でも最後まで残ったキハ58系、いすみ鉄道の、キハ28 2346号車にその“ひげ”を再現した姿で運行するというイベントが。キハの不調もあって期間は当初予定より延長されて3月末まで、“赤ヒゲ”スタイルで運転された。
ただ、この時期、会社員<鉄>の辛いところ。なかなか休みを合わせることができず...、そんな中で“ラストチャンス”になったのが、3月21日だった。

キハが特別な装飾をして、しかも、沿線の菜の花は見頃を迎え。多くの撮影者が殺到する...自分が一番、キライな状況。しかも、ダイヤ改正で、ただでさえ少なかったキハ28形を順光で撮れる場所も、よく分からなくなって。
でも、そんな状況でも、やはり、「髭付きキハ」を1枚は撮っておきたくて。

今秋での引退が決まったキハ28 2336号車、ある意味、最後の晴れ舞台になるかも知れない。その姿を撮りに出かけたのは3月21日のこと。

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北条へキハに会いに(14=最終回)えぴろーぐ [北条鉄道]

本当は、いま仕事は休みになる期間だった。連休を含めて5連休をとれる筈だったのである。その間、本当は“出撃”を検討していた。でも...

まぁ、相変わらずだが。出勤予定表には「有休」と書いておきながら、それを撤回して会社に居るというのが常態化しており。まったく片付く気配のない仕事の山、すでに期限を過ぎるのは明らかな状況。まぁ、それはいつものこと。
そういえば、今月になってからは、まだ一度もカメラを触っていない。<鉄>活動は何もできていないのである。せめて今月中に一度はキハを撮りに、いや、乗りに行きたいと思っている。

ということで、3月の北条鉄道の話題も今日で最終回。13時に始まった撮影会、始まってみれば、本当にあっという間。非常に充実した1時間半を過ごすことができた。

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【2022年3月5日13時48分】 北条鉄道・北条町駅

さぁ、キハの車内見学も、残すところ僅かな時間で。

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北条へキハに会いに(13)キハの車内は [北条鉄道]

13時にスタートした撮影会「午後の部」もあっという間に終盤戦。参加者を、会場で配られた1日フリー切符の券番の偶数・奇数で2グループに分けて車内見学が各30分。自分は偶数組で14:00~14:30が車内見学となるグループだった。
14時に下り方のドア付近に集合。

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【2022年3月5日14時09分】 北条鉄道・北条町駅

若い運転士さんから、いろいろとお話を伺って。それから車内見学。やはり、抽選制の人数が決まっているイベントだけあって、うまい具合に譲り合って撮ることができて。
仮設の階段を上って車内へ。そういえば、五能線キハ40形というのは、結局、一度、弘前-五所川原で乗っただけだった。それも、もう20年前くらい。まだ学生の頃だった。でも、そこに広がっていたのは秋田のキハ40形の車内風景。

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北条へキハに会いに(12)撮影会の楽しみ [北条鉄道]

人数が限定されていたことと時間がじゅうぶんとられていたこともあって、北条町での撮影会はのんびりムードで展開した。
残念ながらスペースに限界があって、形式写真的な撮り方はほとんどすることができなかったが、それでも、<変態鉄>としては「アテが外れた」感は全然無くて。

こういう撮影会のとき、自分は写真撮影の時間は撮影タイムの半分程度...と思って訪れることが少なくない。現場の鉄道マンの皆さんに質問するのも楽しみの1つ。まぁ、邪魔にならない程度...に留めないといけないので、そこだけは要注意だが。

そういう意味では中小規模の事業者の撮影会の方が面白い。
大手だと本社広報課などの担当者が中心で、現場らしい話を聞けなかったり、外部のイベント会社のアルバイトスタッフが会場を動かしていたり...
でも、地方私鉄などでは現職の皆さんが作業服姿で...。鉄道誌やネットに出ているのとは違った形で、車両のことや、路線のことをいろいろと聞くことが出来て。

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【2022年3月5日13時26分】 北条鉄道・北条町駅

今回の北条鉄道の撮影会では、キハ40形購入を実際に担当者された若手社員の方もいらして、車内見学の前後に「質問タイム」のような時間が設けられ。
「なぜ、いまキハ40形を購入することになったのか??」「多数の廃車がでている秋田支社のヨンマルから、なぜ、535号車を選定したか??」など、いろいろと伺えて。
運用開始後、沿線でカメラを構えているだけでは知ることのできないお話を伺えただけでも、この日、北条町に行った意味があったということ。

1時間半のイベント、自分は後半の30分間が車内見学タイムだった。撮影タイムも終盤にさしかかり、休憩している人も目立つ中で...

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北条へキハに会いに(11)「幕回し」は、あっけなく!? [北条鉄道]

実は、この記事、早くに書き終えていた。でも、公開直前になって大幅な書き換えが必要になって...。
それはある意味、個人ブログの限界と言うことなのか、あるいは、<変態鉄>がアホなのか??

ツイッターに流れてきた画像を見て。今日の記事との完全なる矛盾に気づいたのだった。

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【2022年3月5日13時09分】 北条鉄道・北条町駅

こういう撮影会で“恒例”となっているのが「幕回し」。最近ではLED化が進み、幕を装備している車両自体が“絶滅危惧種”だが、国鉄型のキハ40形には、それがしっかりと残っており。
撮影会では、もちろんその「幕回し」が行われ。各コマで止めてくれて、そこで撮影タイム。もちろん、全コマ公開してくれた訳で。それを撮ってきた筈の<変態鉄>だったのだが...。でも...

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北条へキハに会いに(10)いよいよ、撮影会。 [北条鉄道]

もう4ヶ月前になるわけで。

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【2022年3月5日14時10分】 北条鉄道・北条町駅

3月5日に北条町駅構内で開催されたキハ40 535号車の撮影会。短い時間だったし、決して広くない場所だけに撮り方も非常に限定された。でも、それを補っても余りあるくらいの価値のある時間を過ごせたと思っている。
走行写真を撮りに行ったのは、このちょうど1ヶ月後。6月、7月は“控え”メンバーのような感じで、あまり運用日が多く無さそうな感じだが、また秋以降は出番が増える月もあるのだろうか。大阪、神戸(三宮)から高速バスに乗れば1時間半で北条町にアクセスできる。朝一番の便で伊丹に飛べば午前中には現地入りできるわけで。
9月あたり、運用予定表が発表されたら、もう一度、訪問したいと思っている。

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そんな北条鉄道のクラウドファンディング、それで、キハ40形導入を知ったのはちょうど1年前の夏のことだった。

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北条へキハに会いに(9)いざ、北条町へ。 [北条鉄道]

兵庫県というのは思いのほか広い。その兵庫県の加西市を走るのが北条鉄道(粟生駅だけは小野市内)、県の中西部にあたる位置だろうか、加古川市から北へ20 kmほどのところにある。
JR加古川線と神戸電鉄粟生線が乗り入れる粟生駅から北条町駅まで、約13 kmの路線。そう、距離にすれば、わが地元の京王井の頭線とか、よく訪れる水島臨海鉄道水島本線とかと同じくらいの規模。旧国鉄北条線を転換して生まれた3セク鉄道である。3セクの中でも小規模な方で、最近まで保有する車両は3両だけ、途中駅での列車交換はなく1両が行ったり来たりするだけだった。

そんな路線だが、営業努力もあってか、2020年に、途中の法華口駅に交換設備を新設(復活???)して、朝の通勤通学時間帯を中心に増発した。そうして、2列車運行が可能になると3両の「フラワ」形ディーゼル動車では検査入場時などは予備車無しの運用になるので...

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【2022年3月5日13時21分】 北条鉄道・北条町駅

ディーゼル動車1両を増備することになって。ぬぁんと、それが経緯もあってJR東日本秋田支社からキハ40形を購入することになったのだから...
その導入費用の一部をクラウドファンディングで調達することになり、2021年にそれが行われた。開始早々、目標額を突破し、最終的に4倍を超える1,300万円が集まった。<変態鉄>としても僅かな額ではあったが、ご協力させていただいた次第。

2022年になって実車も搬入され、3月のダイヤ改正に合わせて営業運転が始められることになり、そのお披露目イベントが...。
会社員<鉄>として、3月は趣味活動に使える時間が少ないのだが、そのうち、3月5日の撮影会がスケジュールが空いていて。ダメ元で応募したのだった。

そうしたら...

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北条へキハに会いに(8)福知山 [保存車・博物館・廃線跡]

福知山と言えば京都府の北西部にある城下町、市内には線路から見える位置に天守閣のあるお城(復元)があり。そう、明智光秀の...。
それとともに、「鉄道の街」でもあって。そもそも、京都からの山陰本線と大阪(正式には尼崎)からの福知山線が合流する駅でもあって。北近畿タンゴ鉄道宮福線の電化開業以来、京都・新大阪から城崎(城崎温泉)・天橋立間の特急列車が交差する駅になり。
たしか「ビッグX」などと称して、JRも積極的にPRしていた。いまも、その宮福線、山陰本線(城崎温泉)からの特急と福知山線(新大阪)、山陰本線(京都)の特急は改札を出ないで乗り換えれば料金を通しで計算するという特例が設けられており。

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【2022年3月4日14時16分】 京都府福知山市駅前町・福知山駅南口

報道によると賛否両論、揉めているらしいが、福知山市も「鉄道の街」としての町おこしを進めているようで。
そんな流れにも関連して、高架化された駅前広場にC11蒸気機関車が保存され。

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北条へキハに会いに(7)宮福線で福知山へ [3セク鉄道「鉄印」の旅]

日曜から大相撲が始まっている。今場所は名古屋。
先場所も大関陣は早々に優勝争いから脱落しており、それだけ若手の台頭...といえば聞こえは良いが、強い力士がいないのが辛いところ。一方の横綱は膝の“爆弾”が...
膝の調子が場所中に悪化しなければ横綱の優勝で疑い無いが、そうなると盛り上がりに欠ける。

久々の富山出身で注目された朝乃山は“キャバの山”などと言われる始末。今場所から復帰しているが...う~ん。

ということで、先々場所、大阪の頃の話題をいまになって書いている拙ブログ。3月4日の京都丹後鉄道の話題。

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【2022年3月4日13時07分】 京都丹後鉄道宮福線・宮津駅

偶然かも知れないが、駅員さんの親切さが印象に残る<乗り鉄>となった。

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