今度こそ「迎春」マーク付きの小湊キハを（４＝最終回） [小湊鐵道]
日付変わって、今日、3月9日は＜変態鉄＞にとって、年に一度の（← 当たり前!!）の誕生日なのである。まぁ、今さら、祝ってもらって嬉しい年齢ではないのだが。
1978年（昭和53年）生まれの＜変態鉄＞、今年で46歳になる。1978年といえば、日中平和友好条約締結、あとは、池袋にサンシャイン60がオープン、そして、揺れに揺れた成田空港の開港の年。この記事にも出てくるキハ40系が新車として登場する時期でもあった。
たぶん...自分も既に人生の折返し点は過ぎて後半戦に突入しているのだと思う。だからこそ、1日1日を大切にしたいと思いつつ、仕事や身の回りのことに追われ、あっという間に過ぎていく日々である。そんな中でも、マイペースで趣味活動は続けていきたいと思う次第。
さて、1月23日の小湊鐵道撮影記。
【2024年1月23日16時24分】 小湊鉄道線・海士有木－上総三又
最初は「ダメか...」と、ちょっと諦めムードだった、この日の自分だが、午後からはお目当ての「迎春」マーク付きのキハ200形が両方とも運用入りしてくれて。思った以上の成果を上げることができた1日になった。
…… ……
2024年1月23日（火）晴れ
第23列車に、朝の時点で庫の奥の方に留置されていた「迎春」マーク付きのキハ205号機がやってきてくれて。最初は、ダメかと思ったが、午後から最高の流れになってきているのである。
さて、14時。平日ダイヤでも「房総里山トロッコ」のスジは引かれており（もちろん、この日は運転期間外）、この時間帯、少し列車間隔が空く。
【2024年1月23日14時53分】 小湊鉄道線・上総三又－海士有木
ということで、先ほど撮ったキハ40 3号機の折返し、上総牛久駅からの第28列車。
陽の短い時期。徐々に太陽の光が茜色に変わってくる時間帯である。
そして、すぎにやってくるのが下り第25列車、上総村上駅で、先ほどのキハ40 3号機単行とすれ違ってくる。この間、約10分。
この時間帯の列車は基本的に2連であるケースが多いので、それに合わせて構図を決めて。
【2024年1月23日15時12分】 小湊鉄道線・海士有木－上総三又
第26列車で五井に戻ったキハ40 5号機に、キハ40 1号機を増結した2連で戻ってきた。
塗色が揃った編成も良いが、こうした混色編成もキハならではの楽しさである。
よく、ネット上などでも「運賃が高い!!」と書かれている小湊鐵道、ただ、短距離でも往復割引の設定があるのは嬉しいところ。
いつもは、フリーきっぷだが、この日は（午後からの撮影開始なので）上総三又以外の撮影地に行くつもりはなく、だから、久々に往復乗車券を購入して乗車していた。
さぁ、次が最後の撮影。
【2024年1月23日16時24分】 小湊鉄道線・海士有木－上総三又
下り第27列車は、ぬぁんと、再び「迎春」マーク付き。こちらは、12時の列車で乗ったキハ211号機である。
日没間近の太陽が周囲を茜色に染める...、その最高のタイミングでファインダーの中に「迎春」マーク付きのキハが飛び込んできたときは、まさに疲れが全部、吹き飛んだのだった。
さぁ、急いで三脚を畳んで...
いまの列車は1つ隣の上総山田駅で五井ゆきと交換してくる。
【2024年1月23日16時28分】 小湊鉄道線・上総三又駅
その第32列車に、乗りたくて...
大急ぎで上総三又駅。
通学の高校生で半分以上の座席が埋まっていただろうか。それでも、五井駅の階段が前方にある関係で、どうしても上り列車の後部車両は空いているのである。キハ205号機のロングシートに座って。
暖房が効きすぎているのも、冬のキハらしいシーンである。
【2024年1月23日16時44分】 小湊鉄道線・五井駅
五井駅には16時半、帰宅ラッシュが始まっている時間帯で大勢の人がホームで待っており。
そんな中、人の流れに逆らって、乗ってきたキハの姿を。そう、こちらも「迎春」マーク付き。
だから、最後のキハを同じ場所で撮らずに、上総山田駅に移動していれば、「迎春」どうしの並びを撮ることができたことになるわけで。
それでも、最高の夕陽を浴びたキハの姿を撮れたので、そこに悔いはなかった。
【2024年1月23日16時44分】 小湊鉄道線・五井駅
1月まで、「こみなと待合室」は17時閉店だった。だから、早めの夕食をとって帰るのはムリ。
五井駅のホーム向かい側の線路には、前まではライトグレーに塗られたキハ40用の台車が置かれていたが、今度は、錆色のDT22, TR51台車である。
【2024年1月23日16時49分】 小湊鉄道線・五井駅
そんな様子を眺めたら、跨線橋を渡って内房線のりば。
折返しは第35列車、養老渓谷ゆき。ぬぁんと、里見駅以降まで行く最終列車である。「迎春」マークを掲出して発車を待っている姿を。
それを撮ったら、混雑している千葉ゆきの209系電車に乗り込むのだった。
【2024年1月23日18時07分】 総武本線・東京駅
千葉からは17:15発の快速・東京ゆき。津田沼駅で成田エクスプレスの通過待ちをする列車だった。
夕ラッシュとは逆向きだから...だろうか、それほど混雑することもなく終点・東京駅の地下ホームへ。混雑するコンコースを抜けて、いつものオレンジ色の快速電車で新宿に向かうのだった。（おわり）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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1978年（昭和53年）生まれの＜変態鉄＞、今年で46歳になる。1978年といえば、日中平和友好条約締結、あとは、池袋にサンシャイン60がオープン、そして、揺れに揺れた成田空港の開港の年。この記事にも出てくるキハ40系が新車として登場する時期でもあった。
たぶん...自分も既に人生の折返し点は過ぎて後半戦に突入しているのだと思う。だからこそ、1日1日を大切にしたいと思いつつ、仕事や身の回りのことに追われ、あっという間に過ぎていく日々である。そんな中でも、マイペースで趣味活動は続けていきたいと思う次第。
さて、1月23日の小湊鐵道撮影記。
【2024年1月23日16時24分】 小湊鉄道線・海士有木－上総三又
最初は「ダメか...」と、ちょっと諦めムードだった、この日の自分だが、午後からはお目当ての「迎春」マーク付きのキハ200形が両方とも運用入りしてくれて。思った以上の成果を上げることができた1日になった。
…… ……
2024年1月23日（火）晴れ
第23列車に、朝の時点で庫の奥の方に留置されていた「迎春」マーク付きのキハ205号機がやってきてくれて。最初は、ダメかと思ったが、午後から最高の流れになってきているのである。
さて、14時。平日ダイヤでも「房総里山トロッコ」のスジは引かれており（もちろん、この日は運転期間外）、この時間帯、少し列車間隔が空く。
【2024年1月23日14時53分】 小湊鉄道線・上総三又－海士有木
ということで、先ほど撮ったキハ40 3号機の折返し、上総牛久駅からの第28列車。
陽の短い時期。徐々に太陽の光が茜色に変わってくる時間帯である。
そして、すぎにやってくるのが下り第25列車、上総村上駅で、先ほどのキハ40 3号機単行とすれ違ってくる。この間、約10分。
この時間帯の列車は基本的に2連であるケースが多いので、それに合わせて構図を決めて。
【2024年1月23日15時12分】 小湊鉄道線・海士有木－上総三又
第26列車で五井に戻ったキハ40 5号機に、キハ40 1号機を増結した2連で戻ってきた。
塗色が揃った編成も良いが、こうした混色編成もキハならではの楽しさである。
よく、ネット上などでも「運賃が高い!!」と書かれている小湊鐵道、ただ、短距離でも往復割引の設定があるのは嬉しいところ。
いつもは、フリーきっぷだが、この日は（午後からの撮影開始なので）上総三又以外の撮影地に行くつもりはなく、だから、久々に往復乗車券を購入して乗車していた。
さぁ、次が最後の撮影。
【2024年1月23日16時24分】 小湊鉄道線・海士有木－上総三又
下り第27列車は、ぬぁんと、再び「迎春」マーク付き。こちらは、12時の列車で乗ったキハ211号機である。
日没間近の太陽が周囲を茜色に染める...、その最高のタイミングでファインダーの中に「迎春」マーク付きのキハが飛び込んできたときは、まさに疲れが全部、吹き飛んだのだった。
さぁ、急いで三脚を畳んで...
いまの列車は1つ隣の上総山田駅で五井ゆきと交換してくる。
【2024年1月23日16時28分】 小湊鉄道線・上総三又駅
その第32列車に、乗りたくて...
大急ぎで上総三又駅。
通学の高校生で半分以上の座席が埋まっていただろうか。それでも、五井駅の階段が前方にある関係で、どうしても上り列車の後部車両は空いているのである。キハ205号機のロングシートに座って。
暖房が効きすぎているのも、冬のキハらしいシーンである。
【2024年1月23日16時44分】 小湊鉄道線・五井駅
五井駅には16時半、帰宅ラッシュが始まっている時間帯で大勢の人がホームで待っており。
そんな中、人の流れに逆らって、乗ってきたキハの姿を。そう、こちらも「迎春」マーク付き。
だから、最後のキハを同じ場所で撮らずに、上総山田駅に移動していれば、「迎春」どうしの並びを撮ることができたことになるわけで。
それでも、最高の夕陽を浴びたキハの姿を撮れたので、そこに悔いはなかった。
【2024年1月23日16時44分】 小湊鉄道線・五井駅
1月まで、「こみなと待合室」は17時閉店だった。だから、早めの夕食をとって帰るのはムリ。
五井駅のホーム向かい側の線路には、前まではライトグレーに塗られたキハ40用の台車が置かれていたが、今度は、錆色のDT22, TR51台車である。
【2024年1月23日16時49分】 小湊鉄道線・五井駅
そんな様子を眺めたら、跨線橋を渡って内房線のりば。
折返しは第35列車、養老渓谷ゆき。ぬぁんと、里見駅以降まで行く最終列車である。「迎春」マークを掲出して発車を待っている姿を。
それを撮ったら、混雑している千葉ゆきの209系電車に乗り込むのだった。
【2024年1月23日18時07分】 総武本線・東京駅
千葉からは17:15発の快速・東京ゆき。津田沼駅で成田エクスプレスの通過待ちをする列車だった。
夕ラッシュとは逆向きだから...だろうか、それほど混雑することもなく終点・東京駅の地下ホームへ。混雑するコンコースを抜けて、いつものオレンジ色の快速電車で新宿に向かうのだった。（おわり）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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