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今度こそ「迎春」マーク付きの小湊キハを(3) [小湊鐵道]

去年の5月に父が亡くなって...
まぁ、アレコレ。10ヶ月が相続税の申告・納付の期限、コレにギリギリ間に合わせるのと同時に、意外と“難敵”なのが土地と建物の「相続登記」なるヤツ。いや、司法書士の先生に依頼すれば良いのだが、何となく自分でやってみようと始めてみたら、コレが意外と大変で。

ウェブ検索すると、いろいろなサイトがヒットするのだが、冒頭部分だけを読んで「おっ、このサイトは参考になるかも」と思ったところ、冒頭の一節だけ、こちらが参考にしたかった内容に、ちょっと近づくように匂わせる文章、でも、その後は延々、「相続登記の前に価格を調べてみましょう」と、いつの間にか、不動産売買の話題に飛ばされる仕様になっているか、司法書士法人の連絡先が出てきて、そこから実績が...とか、料金が...とか...。
役所のページは、無難に...でも、ちょっと分かりづらい説明になっている部分があるし。

まぁ、普段、できないようなことをする...良い経験くらいに思って、アレコレ、調べつつ、少しずつ進めているのである。

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【2024年1月23日12時26分】 小湊鉄道線・五井駅

さて、午後から撮影開始、という、<鉄>にはあるまじき行為を行っていた1月23日の<変態鉄>。五井駅の「こみなと待合室」で、いつもどおり、「安全第一カレー」を食べたら...

……  ……

2024年1月23日(火)晴れ

「こみなと待合室」の窓側の席に座れば、五井機関区の入出庫の車両は目の前を通ることになる。
そんなキハの姿を見ながらカレーの後のコーヒーを飲んで、のんびりしていると、12:28発の第19列車になる車両の出庫作業。

ぬぁんと、先ほど、給油線に入っていくのを見て、すっかり諦めていた「迎春」マーク付きが出てくるではないか。
つまり、これに乗って沿線の撮影地に向かえば、折返し戻ってくる上り列車で走行シーンを撮れることが確定である。

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【2024年1月23日12時28分】 小湊鉄道線・第19列車(キハ211号機)内

勇んで五井駅へ。第19列車はキハ211 + キハ208号機の2連、前側のキハ211号機には「迎春」のマークが掲げられ。
その、キハ211号機に乗車。昼下がりとあって車内は比較的、座席に余裕はあり。それでも、観光客よりも地元の方の利用が多く、半分くらいの座席が埋まるのは市原市中心部を走っている証か!?

キハ200形の車内にも、キハ40形のポスターが掲示されており。

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【2024年1月23日12時49分】 小湊鉄道線・上総三又駅

上総三又駅で下車。

最近は、ココでばかり撮っているような気がするが、スッキリした背景でキハの姿をバッチリ記録するのには最適なのが上総三又駅前後のストレート。
いままでは、上総山田駅側で撮ることが多かった。

というか、海士有木側は背丈のある雑草が生い茂っており、なかなか足が向かなかったが、いつの間にか足元もスッキリしており。

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【2024年1月23日12時56分】 小湊鉄道線・上総三又-海士有木

上総三又駅から田んぼの中の未舗装の道を進んで。

少し進んだところで、周囲がスッキリした感じになるので。後追いにはなるが、隣の上総山田駅で交換してきた五井ゆき、第24列車はキハ40 3号機単行。
自分と同世代(“1歳差”)のキハが、生まれたときと同じ塗色になってローカル線を走る...、令和の時代になって撮っているというのが信じられない光景である。

これぞ、国鉄型キハ...である。平凡だけど最高のシーン。

続いて。ちょうど30分で次の下り第21列車、上総牛久ゆき。いま第24列車を撮った地点から少しだけ進んで、踏切の手前まで来たのだが...
あまり周囲の様子が変わらない、変化に乏しいのは、この地点の難しさ...かも知れないが、それは同時に一番、落ち着いたロケーションであることにもなり。一面の菜の花畑をゆく姿は確かに素晴らしい。でも、「普段着のキハ」を撮りたい...と思うのが<変態鉄>なのである。
それは決して“負け惜しみ”ではない。ホンネである。

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【2024年1月23日13時26分】 小湊鉄道線・海士有木-上総三又

それにしても、第21列車は、30分前のキハ40 3号機の折返し。
ただ、注目なのはヘッドライトが点灯していること。長らく、小湊キハは(他のローカル私鉄もそうだが)よほど暗くならないとヘッドライトを点けない印象があったが、最近は昼間でもヘッドライトを点けてくれる事が多くて。撮る側にとっては非常にありがたいことなのである。

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【2024年1月23日13時30分】 小湊鉄道線・海士有木-上総三又

ということで、撮影地の「有木4号」踏切。
田んぼの中にある第4種踏切である。道も未舗装で非常に良い感じ。でも、送電線が気になるので、この踏切を中心にした構図は難しいかも。

次は、20分後の第26列車、上総牛久からの五井ゆきである。ただ、この列車、同じ首都圏色のキハ40形単行であるのは分かっていた。
そう、五井駅で上総牛久へと向かっていく姿を撮っていて、それの折返しというのは確実。先ほどのキハ40 3号機とは扉窓のタブレット保護柵の有無など、たしかにちょっと違うのだが、それでも、変化のある画を撮るには...

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【2024年1月23日13時49分】 小湊鉄道線・上総三又-海士有木

考えた末に、(ほぼ同じ場所ながら)線路から、ちょっと離れたところに移動してサイドから。

次は、第23列車。この時間帯、下り列車は折返しが高校生の帰宅ラッシュにあたる関係で、平日ダイヤでは2連で走ることが多く。つまり、タラコ色キハ40単行が三度戻ってくる確率は低く。仮に、キハ40 5号機が来るとしても、他のキハと併結状態で来るはず。

ということで、最初の地点の近くまで戻って。斜め前からの典型的な列車写真を狙ったのである。

海士有木駅の手前まで長い長いストレート。はるか向こうの方に見えてきた列車は、どうやらキハ200形編成。

それがだんだん近づいてくる中で...

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【2024年1月23日14時03分】 小湊鉄道線・海士有木-上総三又

キハ200形の前面に「何か」が付いていることに気づいて。

レリーズスイッチを握る手にも力が入るのである。朝の時点で機関庫の奥の方でキハ5800と並んで休んでいた、これまた「迎春」付きのキハ205号機である。ちょっと曇ってしまったのは残念だが、それでも、「迎春」マーク付き、ヘッドライト点灯で撮れたのは大きな収穫。
撮りに来た甲斐があった...というものである。

雲はあるものの、太陽は出ていて。つまり、これから日没にかけて西に傾いた太陽が、妖艶なまでに周囲をオレンジ色に染め上げるはず。
そんな“エロい”シーンを期待しながら、次の列車を待ったのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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