♪春色のキハを撮って...（4月1日 いすみ鉄道へ）＜前編＞ [いすみ鉄道]
今春の、同社の新ダイヤは衝撃的だった。最近の流れを見ていたら国鉄型キハの運用縮小の流れは予想できていたものの、まさか日曜・祝日の運用を取りやめるというのは...
＜変態鉄＞は、仕事の関係上、なぜか土曜日だけは絶対に休めなくて。日曜日は特定の時期を除けば結構な割合で休みがとれるのだが、土曜日だけは絶対に無理。つまり、もう撮りに行く機会はないのではないか...と思っていた。4月の、この土曜日も実は仕事はあった。
まぁ、アレコレ、交渉を重ねて休みを確保。その代わり、翌日以降の仕事がタイトになったのだが...
本当は春先、菜の花とサクラの時期、房総のキハを撮りに行くのはちょっと憂鬱。
何というか、オーバーツーリズムというかオーバーフォトリズムというか...
＜鉄＞ではない撮影者が多数、参入してきて。予想外の動きの連続に撮っていてもイライラが募るのである。正直言って避けていた。
夷隅の魅力は、何も春先の菜の花だけではない。4月の田植えも5月の新緑の時期も、そして秋も。１年中、探せば、いろいろと魅力的なシーンがあるわけで。正直言えば、他の時期にのんびり撮りたかった。でも、4月1日、せっかく交渉の末、土曜日に休みを確保したのだから...
【2023年4月1日10時08分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
青空の下、キハの姿を撮ることができて。
…… ……
2023年4月1日（土）晴れ
なぜか、この朝は...
いつもどおり、5時半起床、6時半の井の頭線で。新宿駅で中央線ホームに上がると臨時特急「新宿わかしお」号が入線してくる...のが、いつものパターン。
それを撮って東京ゆきに乗り込むのだが、この日は人身事故で少し遅れており、その入線とほぼ同時に6:59発の東京ゆき中央特快。
【2023年4月1日7時21分】 東京都中央区八重洲・バスターミナル東京八重洲
7:25頃にバスターミナル東京八重洲。
多少、電車が遅れていても、そもそもトイレに入ったり、コンビニに立ち寄ったりする時間を見込んで余裕を持って出発しているので。7時半頃にはバスターミナルの、いつもの、11c乗車口の列に並んで。
アクアラインの入口付近で事故渋滞が発生しており、大幅に遅れるとの話で...
【2023年4月1日9時46分】 千葉県夷隅郡大多喜町船子付近
7:50、定刻で発車。1号羽田線へ迂回、その羽田線は朝ということもあってかちょっと流れが悪い箇所はあったものの、大師まで順調に。
いったん高速を下りて、交差点を右折したら再び首都高・川崎線。こちらは、ほとんどクルマが走っていないくらいの快適な道。浮島まで順調だったが...
その事故は浮島...アクアトンネルの入口付近だったようで。浮島の周りはクルマが全く動かない状態で。いやはや、午後の金田よりも何倍も酷い渋滞。
結局、浮島で30分ほど停まって。でも、そのトンネル入口を過ぎると、それまでの混雑がウソのように快調に流れて。
最近、感じているのは開業当時はほとんど乗り降りがなかったような気がするが、最近は家族連れを中心に市原鶴舞バスターミナルでの降車が目立つようになってきたこと。当初からゴルフ客が多少、降りることはあったが、最近はゴルフ客に加えて家族連れの利用が目立つような...
「バスターミナル」と名乗っているが、バスどうしの接続はほとんど考慮されておらず、もっぱら、高速バス利用者を送迎のクルマが...というパターン。
大多喜にも約30分遅れ。ここでも数名が下車。もはや、この高速バス、「勝浦・御宿線」というより「市原・大多喜線」といった感じ。
さて、キハが動き出すのは11時。バスが多少遅れてくれたほうが好都合なくらいで。
【2023年4月1日10時08分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
まずは、いつもの通り、大多喜駅へ。
ちょうど、出庫に向けての点検と整備が行われている段階で。エンジンを始動するところを見ることができた。
【2023年4月1日10時09分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
大きな音とともに噴き上がる白煙。
DMH17Hエンジンの、あのサウンドが聞こえてくると何だか安心感のようなものが。
【2023年4月1日10時12分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
そして、駅舎の方へ行ってみると、ちょうどこの時期、ツイッターに登場して話題になっていた同社のハイエース。
いすみ鉄道の車体色に合わせたカラーリングに路線図がデザインされている。
その姿をこの目で。
【2023年4月1日10時15分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
再び、大手門のところへ行ってみるとキハ52 125号車は春の暖かな陽射しを浴びて、出発の時を待っており。
その隣には...
【2023年4月1日10時15分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
“そっくりさん”のキハ20 1303号車と並んでおり。
前社長さんの遊び心が...、観光路線としての１つの答えだったような気もするのだが、残念ながら他社に波及するようなことはなく。
こう並ぶと、やはり、よく似ているのである。
最初は柳原踏切付近で撮ろうと思っていたが、何だか南郭踏切付近にカメラを持った人たちが集まっていたので、何となく...
【2023年4月1日10時18分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
ちょっと窮屈な姿勢で踏切越しの撮影だが、サクラが満開で。
満開のサクラの後ろに大多喜の検修庫。チラッと顔を見せるキハの姿を撮ることができて。
さぁ、それでは、下り第101D列車を撮る場所を探しに。
【2023年4月1日10時49分】 いすみ鉄道線・大多喜－小谷松
新丁の、城バックのあの橋の上。普段より手前側に立つと、やはりサクラが満開。そして、土手には菜の花が咲いていて。
鉄橋が鮮やかな朱色なのも幸いして。普段と違って広角で撮るこの構図も悪くない。
さぁ、まもなく、下りのキハがやってくる。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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＜変態鉄＞は、仕事の関係上、なぜか土曜日だけは絶対に休めなくて。日曜日は特定の時期を除けば結構な割合で休みがとれるのだが、土曜日だけは絶対に無理。つまり、もう撮りに行く機会はないのではないか...と思っていた。4月の、この土曜日も実は仕事はあった。
まぁ、アレコレ、交渉を重ねて休みを確保。その代わり、翌日以降の仕事がタイトになったのだが...
本当は春先、菜の花とサクラの時期、房総のキハを撮りに行くのはちょっと憂鬱。
何というか、オーバーツーリズムというかオーバーフォトリズムというか...
＜鉄＞ではない撮影者が多数、参入してきて。予想外の動きの連続に撮っていてもイライラが募るのである。正直言って避けていた。
夷隅の魅力は、何も春先の菜の花だけではない。4月の田植えも5月の新緑の時期も、そして秋も。１年中、探せば、いろいろと魅力的なシーンがあるわけで。正直言えば、他の時期にのんびり撮りたかった。でも、4月1日、せっかく交渉の末、土曜日に休みを確保したのだから...
【2023年4月1日10時08分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
青空の下、キハの姿を撮ることができて。
…… ……
2023年4月1日（土）晴れ
なぜか、この朝は...
いつもどおり、5時半起床、6時半の井の頭線で。新宿駅で中央線ホームに上がると臨時特急「新宿わかしお」号が入線してくる...のが、いつものパターン。
それを撮って東京ゆきに乗り込むのだが、この日は人身事故で少し遅れており、その入線とほぼ同時に6:59発の東京ゆき中央特快。
【2023年4月1日7時21分】 東京都中央区八重洲・バスターミナル東京八重洲
7:25頃にバスターミナル東京八重洲。
多少、電車が遅れていても、そもそもトイレに入ったり、コンビニに立ち寄ったりする時間を見込んで余裕を持って出発しているので。7時半頃にはバスターミナルの、いつもの、11c乗車口の列に並んで。
アクアラインの入口付近で事故渋滞が発生しており、大幅に遅れるとの話で...
【2023年4月1日9時46分】 千葉県夷隅郡大多喜町船子付近
7:50、定刻で発車。1号羽田線へ迂回、その羽田線は朝ということもあってかちょっと流れが悪い箇所はあったものの、大師まで順調に。
いったん高速を下りて、交差点を右折したら再び首都高・川崎線。こちらは、ほとんどクルマが走っていないくらいの快適な道。浮島まで順調だったが...
その事故は浮島...アクアトンネルの入口付近だったようで。浮島の周りはクルマが全く動かない状態で。いやはや、午後の金田よりも何倍も酷い渋滞。
結局、浮島で30分ほど停まって。でも、そのトンネル入口を過ぎると、それまでの混雑がウソのように快調に流れて。
最近、感じているのは開業当時はほとんど乗り降りがなかったような気がするが、最近は家族連れを中心に市原鶴舞バスターミナルでの降車が目立つようになってきたこと。当初からゴルフ客が多少、降りることはあったが、最近はゴルフ客に加えて家族連れの利用が目立つような...
「バスターミナル」と名乗っているが、バスどうしの接続はほとんど考慮されておらず、もっぱら、高速バス利用者を送迎のクルマが...というパターン。
大多喜にも約30分遅れ。ここでも数名が下車。もはや、この高速バス、「勝浦・御宿線」というより「市原・大多喜線」といった感じ。
さて、キハが動き出すのは11時。バスが多少遅れてくれたほうが好都合なくらいで。
【2023年4月1日10時08分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
まずは、いつもの通り、大多喜駅へ。
ちょうど、出庫に向けての点検と整備が行われている段階で。エンジンを始動するところを見ることができた。
【2023年4月1日10時09分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
大きな音とともに噴き上がる白煙。
DMH17Hエンジンの、あのサウンドが聞こえてくると何だか安心感のようなものが。
【2023年4月1日10時12分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
そして、駅舎の方へ行ってみると、ちょうどこの時期、ツイッターに登場して話題になっていた同社のハイエース。
いすみ鉄道の車体色に合わせたカラーリングに路線図がデザインされている。
その姿をこの目で。
【2023年4月1日10時15分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
再び、大手門のところへ行ってみるとキハ52 125号車は春の暖かな陽射しを浴びて、出発の時を待っており。
その隣には...
【2023年4月1日10時15分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
“そっくりさん”のキハ20 1303号車と並んでおり。
前社長さんの遊び心が...、観光路線としての１つの答えだったような気もするのだが、残念ながら他社に波及するようなことはなく。
こう並ぶと、やはり、よく似ているのである。
最初は柳原踏切付近で撮ろうと思っていたが、何だか南郭踏切付近にカメラを持った人たちが集まっていたので、何となく...
【2023年4月1日10時18分】 いすみ鉄道線・大多喜駅
ちょっと窮屈な姿勢で踏切越しの撮影だが、サクラが満開で。
満開のサクラの後ろに大多喜の検修庫。チラッと顔を見せるキハの姿を撮ることができて。
さぁ、それでは、下り第101D列車を撮る場所を探しに。
【2023年4月1日10時49分】 いすみ鉄道線・大多喜－小谷松
新丁の、城バックのあの橋の上。普段より手前側に立つと、やはりサクラが満開。そして、土手には菜の花が咲いていて。
鉄橋が鮮やかな朱色なのも幸いして。普段と違って広角で撮るこの構図も悪くない。
さぁ、まもなく、下りのキハがやってくる。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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