SSブログ

11月、秋の小湊鐵道を撮りに(1) [小湊鐵道]

直前まで、今日は<速報版>の記事になる予定だった。カメラのバッテリーの充電も終え、バッグに詰めて...
でも、仕事のドタバタで月曜、帰宅してから...、すっかり “出撃” する気も失せて。穏やかに晴れた冬晴れの空を眺めながら自室で過ごす有給休暇の1日。
<鉄>として、一番、モヤモヤする時である。嗚呼。

久々に Chromebook の話題。
日本語変換は、まだ馴染めないのだが、それを除けばだいぶ慣れてきた。最近、ブログ記事は専ら Chromebook で書いている。
ちょっとずつカスタマイズしながら必要なものを買い揃え、今度からは泊まりの “出撃” のときに持ち歩くパソコンも、こちらにする予定。

そのブログ本文、テキストファイルで作っているのは以前から変わらず。

そこで昔から変わらないのだが、ついつい、やってしまう。これを解消できるアプリがあれば...
いろいろ設定を弄ってみるのだが、いまのところ抜本的な解決策は見つかっておらず。この記事も “2回目” なのである。
一度書いた記事が “消滅” してしまったときのショック。

持ち運びに優れたパソコンということは...

そう、バッテリー駆動を考慮しているため、席を外してしばらくすると電源が...。そこが強化されているのである。
だから、その前に、上書き保存していないとその間に書いたデータが消えてしまう。アタマでは分かっていても、ついつい。

さて、それでは、今日の話題。

11月、ここ数年、夏の台風の影響もあって “空振り” が続いていたとされる小湊鐵道沿線のイチョウの木が黄色く色づいていると聞いて。
大相撲九州場所のゆくえも気になるところだったが、イチョウだけでなく、小湊キハにも少しずつ変化が出てきている点も記録しておきたくて...。

11_msi00005472.JPG
【2022年11月16日8時08分】 小湊鐵道・五井機関区付近

早起きして五井に向かったのは11月16日。

……  ……

2022年11月16日(水)晴れ

11月になればすっかり日の出も遅くなっており。6時前、ようやく東の空がオレンジ色に染まりだす中を井の頭線で。

12_msi00005468.JPG
【2022年11月16日7時59分】 内房線・五井駅

新宿からJRで。東京駅地下ホームを6:52発の君津ゆきは朝ラッシュにかかって混雑しており。でも、運良く馬喰町で目の前の方が下車して。
乗車したのはモハE235-1309号車、その車内はいったん落ち着いたものの千葉県内に入って、船橋駅からは千葉方面への通勤通学客が増えるせいか、再び車内は満員に。そのままの混雑のまま8時に五井駅。

13_msi00005469.JPG
【2022年11月16日8時00分】 小湊鉄道線・五井駅

スッキリとした青空が広がっており。自然とテンションも上がるのである。10年ほど前まではホームの木更津寄りの跨線橋から直接、小湊鐵道に乗り換えできたのだが...

その跨線橋は閉鎖されて久しいが骨組みだけは残っており。その向こうには五井機関区で休むキハの姿が。

8:52発の第11列車で出発...というのは予定通り。

14_msi00005470.JPG
【2022年11月16日8時03分】 小湊鉄道線・五井駅

まず、その前に五井駅の周辺を歩きながら小湊キハの様子を観察しようと。いったん改札を出て、いつもどおり、東口へと続く跨線橋の窓から。

この日は運転のない「里山トロッコ」編成が休んでいる奥には、雨樋が赤くなった “新スタイル” のキハ200形が停められており。そして、検修庫前には、男鹿色と東北色のキハ40形が並んでおり。譲渡されたキハ40形5両、全部が小湊での運用に入っているものの、故障だろうか、東北色は長らく運用を離れているようで。この日も庫の前で...、脚立なども置かれており、何らかの作業が行われているのだろうか。

さぁ、東口の階段をおりて...

15_msi00005471.JPG
【2022年11月16日8時07分】 小湊鐵道・五井機関区付近

機関区の検修庫前にはキハ209号機が停められているのは、いつもの通り。事実上、一番最初に運用離脱してその後はずっと部品取り用に置かれているようだが...

他のキハ200形が廃車になってすぐ、里見や上総牛久に疎開されるのに、この1両はずっと五井機関区にいる不思議な存在。
でも、気になるのは手前の建物。リフォーム中だろうか、この機関庫自体が文化財級であるのは間違いなく。車輌だけでなくこの佇まいも1日も長く残って欲しいと願っている次第。

11_msi00005472.JPG
【2022年11月16日8時08分】 小湊鐵道・五井機関区付近

その先に停められているキハ200形、つい最近、再塗装されたばかり。
新製当時の、雨樋が赤かった頃の姿に順次、復元されているようで。でも、単なる復元ではなく、よく見れば検査表記の位置が変わっていたり、キハ40形に合わせて、前面窓下に番号表記が付いたり...。

なんと言っても驚きなのは「小コイ」の所属表記が書かれるようになったのも新しく。この写真では影になってしまって見づらいが...
窓下の車番表記などは現業の方々にとって役立つから...というのは分かるが、他線との乗り入れなどもなく、配置もどうせ五井機関区だけなので...
所属表記はちょっとした “遊び心” というか、ファンサービスだろうか?

16_msi00005473.JPG
【2022年11月16日8時10分】 小湊鐵道・五井機関区付近

その機関区を通り過ぎると、タクシーの車庫があって、その先が五井踏切。
開業当初に使われた、古典貨車が残されているのも、いつもどおり。倉庫代用として使われているようだが、何とかキレイに整備して保存できないものか...
と、<鉄>として、<変態鉄>として、見るたびに “妄想” せずには居られないのである。

さて、その五井踏切。朝の時間帯は頻繁に鳴るのである。ちょうど駅構内の南端にあたる位置で、JRと小湊線の線路が並走しているが、踏切は別になっていて。

17_msi00005474.JPG
【2022年11月16日8時11分】 内房線・五井駅

まずは内房線。

時刻表から考えれば五井 8:07発の第141M列車(上総湊ゆき)だろうか。209系の8両編成も、そう遠くない日に見納めになりそうで。
思えば、90年代、この電車が京浜東北線を走り出したときは衝撃だった。“コスト半分、寿命半分” と言われ、減価償却の終わる十数年で廃車にする...と聞いていたのだが、いつの間にか、その倍以上の期間を過ごしている。すっかり、千葉の電車として定着している感もあって。

18_msi00005475.JPG
【2022年11月16日8時11分】 小湊鐵道・五井機関区付近

さぁ、もうちょっとだけ機関区のまわりを観察して...

洗車台付近にはキハ200形が。窓隅の丸く、プレスドアの前期型である。その奥にはキハ40 1号機が休んでおり。今日は、何だか運用に入りそうになさそうな...

それを撮ったら、今度は小湊側の踏切が...

s2_msi00004908.JPG
【2022年11月16日8時12分】 小湊鉄道線・上総村上-五井

打鐘式の何とも言えない、堪らない音色である。
立ち並ぶ住宅の向こう、急カーブを五井駅へと進入してくるのは、上総牛久からの第12列車である。
これが、初めて撮る、首都圏色車2連である。この折返しが自分が乗る予定の8:52発、第11列車である。つまり、キハ40形を撮るのは...

19_msi00005476.JPG
【2022年11月16日8時26分】 小湊鉄道線・五井駅

五井駅に戻ったら、トイレを済ませて、いったん内房線ホームへ。
向かい側、3番ホームで折返しを待つキハ40形の姿を撮ったら、いよいよ小湊鐵道ホームへ。そのキハ40形首都圏色編成に乗り込むのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。