5月、阪堺モ161形車を撮りに（１３）住吉で筑豊色 [ちん電（阪堺電気軌道）]
ちょうど1年前の9月、クラウドファンディングで美しい姿を取り戻したモ161号車のお披露目撮影会があって。そのときも、近づいてくる台風にヒヤヒヤさせられて。
今週末、再び我孫子道で撮影会が行われる。＜変態鉄＞は日曜日の回に参加することになっているのだが、やはり、今度も台風の動きが心配になってきて...う～ん。
5月の阪堺電車の撮影記を書いている間に、9月の阪堺電車の撮影会の＜速報版＞が入るという謎の展開になりつつある拙ブログ。北陸鉄道、阪堺電車と続いた撮影記、9月の撮影記をアップできるのは年明けになりそうな勢いである。
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前－住吉
そんな5月2日の阪堺電車撮影記、1日～4日の＜変態鉄＞の滞在期間は、モ161号車の“お出まし”が予告されていたが、ぬぁんと...
この朝は“筑豊色”になったモ162号車が出てきて。もう、＜変態鉄＞としては大喜び。“初対面”の電車なら、まずは順光下での記録写真をバッチリ...と思いながら、そう思えば思うほど、納得できる写真が撮れなくて...。
鉄道写真の中では簡単な部類に入る、記録写真を1枚撮るのに、もう焦りに焦ってしまって。慌てれば慌てるほど、どこかで冷静さを無くしていたのかも。
…… ……
2022年5月2日（月）晴れのち曇り
順光になる、朝の時間帯、スッキリした写真が撮れるのは神ノ木電停ホーム端。でも、何だか悪い予感がして、光線状態はそれほど良くないのに、あえて住吉へ。
そう、天王寺駅前ゆきではなく、えびす町ゆきとしてやってくれば、神ノ木で待っていたら“待ちぼうけ”になる訳で。
その予感は的中したのだった。
【2022年5月2日8時42分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停付近
住吉に戻って10分余り、緩やかにカーブした電車通り、住吉大社の鬱蒼とした木々の向こうから他の電車たちとはひと味もふた味も違う豪快なサウンドが。住吉鳥居前電停に再び姿を見せたモ162号車。
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停
住吉電停に停車中の姿を。
電車通りはほぼ南北なのだが、朝8時台では南側にあたる側にも、うまく光は回ってくれなかったのだった。側面にはキレイに光が回ってくれたが...
やはり、“最初の1枚”は車体全体にキレイに光が回った状態が良かった。う～ん...
夢中になってシャッターを押しながらも、もちろん、方向幕は確認していた。やはり(?)、「えびす町」。順光だからと言って神ノ木電停で待っていたら待ちぼうけになるところだった。それはホッとしたが...
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停
上町線からやって来た「堺トラム」とすれ違って...
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近
まもなく、信号が変わると、えびす町に向かってモ162号車は直進していくのだった。
【2022年5月2日8時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉－東粉浜
東粉浜に向かって遠ざかっていく電車を望遠で追いながらも「次はどこで撮るか??」という悩みが。
このまま、えびす町－あびこ道の日中運用に入るのなら、聖天坂、天神の森あたりまで深追いしてみるのもありだが、次の折り返しが再びの天王寺駅前ゆきという可能性も捨てきれない。運転本数の少ない阪堺線（えびす町方面）へ深追いしてしまうと、その次の撮影機会は確実に逃してしまうのである。
そう、初対面のモ162号車、最初に“納得の1枚”が撮れていたら冒険してみようという気分にもなったかも知れないが、何としても、1枚、順光でのカットを...
そう思っている段階なので、やはり、住吉周辺で撮るしか考えられなかったのである。
【2022年5月2日9時00分】 阪堺電気軌道阪堺線・東粉浜－塚西
東粉浜方面へと歩きつつも、住吉まで徒歩で戻れる範囲で、かつ、建物の影が落ちない地点を...
高い建物はなくても、それほど広くない電車通り。影が落ちずにスッキリ撮れそうな地点というのは、意識して探してみると意外と少なくて。
【2022年5月2日9時04分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西－東粉浜
9時を回ってだんだん太陽も高くなってきて。
先ほど、モ162号車に先行する形で「回送」表示でえびす町に向かっていったモ701号車「パンダ電車」が「貸切」表示で戻ってきた。
車内は赤青の帽子を被った子どもたちで満員。幼稚園か小学校の遠足だろうか、阪堺電車を撮っていると「貸切」に出会う機会は意外と多いのである。
【2022年5月2日9時04分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西－東粉浜
光が回りきらない時間帯でも、それほど黒く見えないのが、モ701号車の白地の塗装。でも、お目当てのモ162号車は真紅の塗装なのである。濃い色なので、どうしても暗く写りがちで。
非常に悩ましいのである。
【2022年5月2日9時17分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西－東粉浜
「パンダ電車」から、待つこと10分。
さぁ、いよいよ、モ162号車が塚西電停に到着して。バックには、遙か向こうに通天閣のアタマの先がチラッと見えており。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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今週末、再び我孫子道で撮影会が行われる。＜変態鉄＞は日曜日の回に参加することになっているのだが、やはり、今度も台風の動きが心配になってきて...う～ん。
5月の阪堺電車の撮影記を書いている間に、9月の阪堺電車の撮影会の＜速報版＞が入るという謎の展開になりつつある拙ブログ。北陸鉄道、阪堺電車と続いた撮影記、9月の撮影記をアップできるのは年明けになりそうな勢いである。
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前－住吉
そんな5月2日の阪堺電車撮影記、1日～4日の＜変態鉄＞の滞在期間は、モ161号車の“お出まし”が予告されていたが、ぬぁんと...
この朝は“筑豊色”になったモ162号車が出てきて。もう、＜変態鉄＞としては大喜び。“初対面”の電車なら、まずは順光下での記録写真をバッチリ...と思いながら、そう思えば思うほど、納得できる写真が撮れなくて...。
鉄道写真の中では簡単な部類に入る、記録写真を1枚撮るのに、もう焦りに焦ってしまって。慌てれば慌てるほど、どこかで冷静さを無くしていたのかも。
…… ……
2022年5月2日（月）晴れのち曇り
順光になる、朝の時間帯、スッキリした写真が撮れるのは神ノ木電停ホーム端。でも、何だか悪い予感がして、光線状態はそれほど良くないのに、あえて住吉へ。
そう、天王寺駅前ゆきではなく、えびす町ゆきとしてやってくれば、神ノ木で待っていたら“待ちぼうけ”になる訳で。
その予感は的中したのだった。
【2022年5月2日8時42分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停付近
住吉に戻って10分余り、緩やかにカーブした電車通り、住吉大社の鬱蒼とした木々の向こうから他の電車たちとはひと味もふた味も違う豪快なサウンドが。住吉鳥居前電停に再び姿を見せたモ162号車。
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停
住吉電停に停車中の姿を。
電車通りはほぼ南北なのだが、朝8時台では南側にあたる側にも、うまく光は回ってくれなかったのだった。側面にはキレイに光が回ってくれたが...
やはり、“最初の1枚”は車体全体にキレイに光が回った状態が良かった。う～ん...
夢中になってシャッターを押しながらも、もちろん、方向幕は確認していた。やはり(?)、「えびす町」。順光だからと言って神ノ木電停で待っていたら待ちぼうけになるところだった。それはホッとしたが...
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停
上町線からやって来た「堺トラム」とすれ違って...
【2022年5月2日8時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉電停付近
まもなく、信号が変わると、えびす町に向かってモ162号車は直進していくのだった。
【2022年5月2日8時44分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉－東粉浜
東粉浜に向かって遠ざかっていく電車を望遠で追いながらも「次はどこで撮るか??」という悩みが。
このまま、えびす町－あびこ道の日中運用に入るのなら、聖天坂、天神の森あたりまで深追いしてみるのもありだが、次の折り返しが再びの天王寺駅前ゆきという可能性も捨てきれない。運転本数の少ない阪堺線（えびす町方面）へ深追いしてしまうと、その次の撮影機会は確実に逃してしまうのである。
そう、初対面のモ162号車、最初に“納得の1枚”が撮れていたら冒険してみようという気分にもなったかも知れないが、何としても、1枚、順光でのカットを...
そう思っている段階なので、やはり、住吉周辺で撮るしか考えられなかったのである。
【2022年5月2日9時00分】 阪堺電気軌道阪堺線・東粉浜－塚西
東粉浜方面へと歩きつつも、住吉まで徒歩で戻れる範囲で、かつ、建物の影が落ちない地点を...
高い建物はなくても、それほど広くない電車通り。影が落ちずにスッキリ撮れそうな地点というのは、意識して探してみると意外と少なくて。
【2022年5月2日9時04分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西－東粉浜
9時を回ってだんだん太陽も高くなってきて。
先ほど、モ162号車に先行する形で「回送」表示でえびす町に向かっていったモ701号車「パンダ電車」が「貸切」表示で戻ってきた。
車内は赤青の帽子を被った子どもたちで満員。幼稚園か小学校の遠足だろうか、阪堺電車を撮っていると「貸切」に出会う機会は意外と多いのである。
【2022年5月2日9時04分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西－東粉浜
光が回りきらない時間帯でも、それほど黒く見えないのが、モ701号車の白地の塗装。でも、お目当てのモ162号車は真紅の塗装なのである。濃い色なので、どうしても暗く写りがちで。
非常に悩ましいのである。
【2022年5月2日9時17分】 阪堺電気軌道阪堺線・塚西－東粉浜
「パンダ電車」から、待つこと10分。
さぁ、いよいよ、モ162号車が塚西電停に到着して。バックには、遙か向こうに通天閣のアタマの先がチラッと見えており。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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