サクラ咲く関西へ、キハを撮りに（１７）DMV乗車体験記 ＜後編＞ [3セク鉄道「鉄印」の旅]
日曜は房総のキハを撮りに行くつもりで準備していた。カメラをバッグに入れてバッテリーの充電も済ませて...
そして、朝、予定通りに起床できたのだが、ちょっとお腹の調子が思わしくなくて。何だか、もったいない気もしたが“出撃”は断念して、こうして自宅の部屋でブログを書いているのである。（この記事は予約投稿）
「そのかわり」と言うのも...、今月の下旬には、ちょっと長めの“出撃”を計画している。「撮る」よるも「乗る」が中心になるだろうか。
暦の上では既に秋になっているようだが、猛暑は容赦なく。しかも“出撃”を予定していた方面は先日の大雨で大きな被害が出ているようで...
趣味活動はおろか、もう10年もすると、7・8月は日常生活も難しくなる...そんな世の中になってしまうのではないか、と、毎年のように異常気象であるのが通常になっている昨今、そんなことを思う＜変態鉄＞である。
いっそ、8月は「全ての会社員は給与は受け取るが、仕事ぜず休養に努めなければならない」などと法律で厳格に規制して欲しいと願う＜変態鉄＞である。
さて、引き続き、4月に阿佐海岸鉄道のDMVに乗ってみたお話。
【2022年4月7日13時44分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
「鉄印」を入手できるのは、鉄道線区間の途中駅・宍喰（ししくい）駅。ここで、途中下車して...
…… ……
2022年4月7日（木）晴れ
宍喰駅には13:36着。ここも高架駅である。
【2022年4月7日13時37分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
普通の鉄道車両で運行していた頃のホームは、そのまま通路として残されており、その甲浦側にDMV用の低いホームが追設される形で。
上り便の場合、構内通路で線路を横切って。
車内にサイフを忘れてしまって...
ありがたいことに、自分が降りるのを待って宍喰駅から乗り込んだ方が、自分の居た席に座ったようで。車内から「サイフ!!」の声。
ちょっと冷や汗。
階段を下りたところの窓口で「鉄印」。ここも「置き印」タイプなので、あっさりと。
ついでに、ディーゼル動車の時代のものと思われるが記念スタンプもあって。
ちゃんと専用台紙も用意されているのだが、テキトーに捺したのか無かったのか、甲浦駅のものだけ...
15時の便に乗ることになると思っていたら、余裕をもって13:48発に間に合って。
【2022年4月7日13時43分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
再び、高架のホームに戻って。
阿佐海岸鉄道というと海の眺望が...と思いつつ、少し内陸に入ったところを走っており、車窓からも海よりも長閑な農村風景が広がっており。言い換えれば、海岸線まで山が迫っており、平野部が少ないということにもなるのだろうが...
【2022年4月7日13時44分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
ということで、宍喰駅の全景。DMV（上り）ホームから阿波海南方面を見たところ。
線路は本当にずっと一直線にのびている。
【2022年4月7日13時46分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
さて、後続のDMV931号車がやって来た。13:48発の第018便である。こう撮るとバスの前輪を浮かして走っている様子がよく分かって。
こちらも数名の乗客、前の便で自分と同じく「鉄印」目当てで降りた2人、合わせて3人の乗客が乗っても余裕があり。合わせて5名ほどの乗客。地元客と思われる方はほとんど見かけなかった。
【2022年4月7日13時56分】 阿佐海岸鉄道・第018便（DMV931号車）内
DMV化以前はJR牟岐線と阿佐海岸鉄道の接続点にあたるのは、海部駅だった。たぶん、モードインターチェンジの設置スペースがないから...だと思うのだが、DMV化に際して牟岐線の南端の1区間、阿波海南－海部間が阿佐海岸鉄道に移管されるような形になって。
ずっと高架と築堤を走ってきたDMVは、最後にちょっとだけ地平区間を走り。この区間には踏切もあって。
【2022年4月7日14時02分】 阿佐海岸鉄道・阿波海南駅
まもなく、JRの車両が見えてくると、その線路から横に逸れるような感じで道路へ。モードチェンジしてバスモードに戻ったところで、阿波海南に到着である。ちょうど駅前のバス停に到着するような感じで。
【2022年4月7日14時03分】 牟岐線・阿波海南駅
視察の方々がカメラを構えており、そんな中をJR牟岐線との接続点にあたる阿波海南駅に到着。7分の接続で14:08発の第4560D列車である。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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そして、朝、予定通りに起床できたのだが、ちょっとお腹の調子が思わしくなくて。何だか、もったいない気もしたが“出撃”は断念して、こうして自宅の部屋でブログを書いているのである。（この記事は予約投稿）
「そのかわり」と言うのも...、今月の下旬には、ちょっと長めの“出撃”を計画している。「撮る」よるも「乗る」が中心になるだろうか。
暦の上では既に秋になっているようだが、猛暑は容赦なく。しかも“出撃”を予定していた方面は先日の大雨で大きな被害が出ているようで...
趣味活動はおろか、もう10年もすると、7・8月は日常生活も難しくなる...そんな世の中になってしまうのではないか、と、毎年のように異常気象であるのが通常になっている昨今、そんなことを思う＜変態鉄＞である。
いっそ、8月は「全ての会社員は給与は受け取るが、仕事ぜず休養に努めなければならない」などと法律で厳格に規制して欲しいと願う＜変態鉄＞である。
さて、引き続き、4月に阿佐海岸鉄道のDMVに乗ってみたお話。
【2022年4月7日13時44分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
「鉄印」を入手できるのは、鉄道線区間の途中駅・宍喰（ししくい）駅。ここで、途中下車して...
…… ……
2022年4月7日（木）晴れ
宍喰駅には13:36着。ここも高架駅である。
【2022年4月7日13時37分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
普通の鉄道車両で運行していた頃のホームは、そのまま通路として残されており、その甲浦側にDMV用の低いホームが追設される形で。
上り便の場合、構内通路で線路を横切って。
車内にサイフを忘れてしまって...
ありがたいことに、自分が降りるのを待って宍喰駅から乗り込んだ方が、自分の居た席に座ったようで。車内から「サイフ!!」の声。
ちょっと冷や汗。
階段を下りたところの窓口で「鉄印」。ここも「置き印」タイプなので、あっさりと。
ついでに、ディーゼル動車の時代のものと思われるが記念スタンプもあって。
ちゃんと専用台紙も用意されているのだが、テキトーに捺したのか無かったのか、甲浦駅のものだけ...
15時の便に乗ることになると思っていたら、余裕をもって13:48発に間に合って。
【2022年4月7日13時43分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
再び、高架のホームに戻って。
阿佐海岸鉄道というと海の眺望が...と思いつつ、少し内陸に入ったところを走っており、車窓からも海よりも長閑な農村風景が広がっており。言い換えれば、海岸線まで山が迫っており、平野部が少ないということにもなるのだろうが...
【2022年4月7日13時44分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
ということで、宍喰駅の全景。DMV（上り）ホームから阿波海南方面を見たところ。
線路は本当にずっと一直線にのびている。
【2022年4月7日13時46分】 阿佐海岸鉄道・宍喰駅
さて、後続のDMV931号車がやって来た。13:48発の第018便である。こう撮るとバスの前輪を浮かして走っている様子がよく分かって。
こちらも数名の乗客、前の便で自分と同じく「鉄印」目当てで降りた2人、合わせて3人の乗客が乗っても余裕があり。合わせて5名ほどの乗客。地元客と思われる方はほとんど見かけなかった。
【2022年4月7日13時56分】 阿佐海岸鉄道・第018便（DMV931号車）内
DMV化以前はJR牟岐線と阿佐海岸鉄道の接続点にあたるのは、海部駅だった。たぶん、モードインターチェンジの設置スペースがないから...だと思うのだが、DMV化に際して牟岐線の南端の1区間、阿波海南－海部間が阿佐海岸鉄道に移管されるような形になって。
ずっと高架と築堤を走ってきたDMVは、最後にちょっとだけ地平区間を走り。この区間には踏切もあって。
【2022年4月7日14時02分】 阿佐海岸鉄道・阿波海南駅
まもなく、JRの車両が見えてくると、その線路から横に逸れるような感じで道路へ。モードチェンジしてバスモードに戻ったところで、阿波海南に到着である。ちょうど駅前のバス停に到着するような感じで。
【2022年4月7日14時03分】 牟岐線・阿波海南駅
視察の方々がカメラを構えており、そんな中をJR牟岐線との接続点にあたる阿波海南駅に到着。7分の接続で14:08発の第4560D列車である。
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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お久しぶりです。
ＤＭＶの乗車ルポ、興味深く読ませていただきました。保守的、守旧派とのお叱りを受けるかも知れませんが、やはりＤＭＶについては勝算は見えて来ません。維持コストは路線バスに比べ高くつくでしょうし、車両の寿命もレールバスがそうであったように短命になりそうです。乗務員の確保然り、中途半端な輸送力然りです。長所として思い浮かぶのは物珍しさくらいしかありません。
そういえば宍喰駅には伊勢海老駅長がいたと思いますが、今も健在なのでしょうか？
by サットン (2022-09-16 00:57)
サットンさん
コメントありがとうございます。
ご指摘の通りだと思います。ＤＭＶについては、このままでは、アトラクション的な存在に終始し、「新しい交通機関」といえるには、ほど遠い気がしたのも確かです。
少なくとも、既存の鉄道と併存できる仕組み（朝晩は鉄道車両、日中はＤＭＶなど）ができない限り、次以降の採用例も出ない気がします。ただ、コロナ禍もあってローカル線の経営環境も厳しさを一層増しています。いろいろと挑戦的な取り組みがでて欲しい、ＤＭＶがそのキッカケになれば...と思いました。
宍喰駅については滞在時間が短く、まったく気づきませんでした。
次回、ゆっくり訪問して確認したいと思います。
by ferrum_queserasera (2022-09-16 08:50)