サクラ咲く関西へ、キハを撮りに（８）横から撮るには!? [北条鉄道]
この日の＜変態鉄＞にとって、最大の“お目当て”は満開のサクラでは無かった。むしろ、斜め前方からの典型的な列車写真を撮りたかったのである。
本来、田園地帯を走り抜ける路線で単行のキハを撮る...というのは、いくら＜変態鉄＞とはいっても、そこまで難しいことでは無いはずなのだが...
順光側にはケーブルが目立ってしまって。
どこかでケーブルが途切れないか...と、期待しながら沿線を歩いていたのだが、そのまま隣の長駅に辿り着いてしまい...
【2022年4月6日11時46分】 北条鉄道・長駅付近
撮影地について事前に調べてきたわけでは無く。
でも、この長駅というのは、大正時代に建てられた駅舎がそのまま残っており、そこに停車する列車をサクラを絡めて撮れる撮影地として＜鉄＞ではないアマチュアカメラマンにも有名な場所のようで。
普段の撮影とは様子が違うことに戸惑いながら...
…… ……
2022年4月6日（水）晴れ
10時の播磨下里から撮影を開始して、あっという間に正午を迎えて。ポカポカ陽気も手伝って、いつの間にか隣の長駅まで歩いてしまったのである。
【2022年4月6日11時45分】 北条鉄道・長駅付近
駅の手前、線路沿いの生活道路。多くのカメラマンが並んでいたが、幸い、最も多くの人が集まるのは線路の向かい側のようで。
ガードレール沿いに自分の立ち位置をキープ。
正午前、そこにキハが到着したのだった。
さぁ、出発するところを...
【2022年4月6日11時46分】 北条鉄道・長駅付近
でも、ある程度予想していたのだが、こういうカットでは往々にして...
自分も逆の立場になることが多いので文句を言うつもりはないのだが、列車を降りた人がカメラを構えている様子が思いっきり写り込んでしまって。若い尾根遺産が写り込んだのなら「画になる!!」と喜んだのだが、このシルエット、たぶん...間違いなくオッサンである。＜変態鉄＞自身がオッサンだが、自分は若いお姉さんが好きなのである。オッサンを撮りたいとは思わない。
もちろん、撮った瞬間、振り返って...
【2022年4月6日11時46分】 北条鉄道・長－播磨下里
逆光だった分、キハの姿がより引き立ったような...
逆光下で「真っ黒に写るだろうなぁ...」と思った場面でも、最近のカメラ、かなりキレイに撮れているのである。ちなみに、この日のキハには交通安全のヘッドマークが掲出されており。
沿線の＜鉄＞の間では賛否の声が挙がっていたが、自分としては、ヘッドマーク付きを撮ったのなら、次の訪問時にマーク無しを狙う...という“撮影目的”が新しくできるので、これは歓迎だった。
【2022年4月6日11時52分】 北条鉄道・長駅
この長駅、かつては交換可能駅だったのだろうか。向こう側にはかなり古い石積みホームの遺構が残っており。現在ではそこにもサクラの木が。
そして、多くのカメラマンが並んでいたのは、駅の北条町側にある第4種踏切のところ、グレーの継電器箱(??)、あの箱にへばりつくようにまとまっていたのだった。
【2022年4月6日11時52分】 北条鉄道・長駅
そんな長駅も、国登録有形文化財になっている駅舎なので、今度、時間のあるときに、是非、時間をかけて訪問したいと思っているのだが...
でも、1時間サイクルのキハ、あと30分くらいで次の撮影地を見つけないと...
この日は人が多いこともあって、駅舎などはスルーして、兎に角、沿線を歩きながら。播磨下里駅付近から北西にのびてきた線路は、長駅の少し先、ため池(??)の近くでカーブして、進路を北東に変える。
【2022年4月6日12時28分】 北条鉄道・長－播磨横田
道路と並行している区間なので、クルマに被られる可能性はあるのだが、このあたり、線路の南東側には水田が広がり、なかなか良い感じなのである。そう、しかも、あのケーブルも消えており。
田んぼを手前に配して、キハのサイドビューを。
もうちょっとローアングルで構えた方が良かったか...
この地点でもう少し粘ってみることに。少しだけ長駅側に戻ったところ、カーブしている付近はちょっとした木立のようになっており。
工夫して撮ると、画になりそうな景色だが...、今回は正当派の撮り方、斜め前からのショットを。
【2022年4月6日12時44分】 北条鉄道・播磨横田－長
う～ん、キハの側面にはあまり光が回っておらず。たぶん、午前中早い時間帯の方が光が回りそうなポイントである。ここも“再履修課題”として、次回の撮影時に訪問することをココロに決めたのだった。
【2022年4月6日12時48分】 兵庫県加西市西横田町付近
ちなみに、この地点のすぐ後ろには無造作にこの案内看板が置かれており、北条鉄道の沿線に六甲有馬ロープウェイ。
この地点、目を凝らせば田んぼの中を一直線に走る線路の先には播磨横田駅が見えている。
【2022年4月6日13時30分】 北条鉄道・播磨横田駅
その播磨横田駅はコンクリートの新しい駅舎に改装されているのだが、そのホーム上にはサクラが咲き誇り。線路の向かい側の田んぼの向こうから。
キハのサイドビューを撮ったら...。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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本来、田園地帯を走り抜ける路線で単行のキハを撮る...というのは、いくら＜変態鉄＞とはいっても、そこまで難しいことでは無いはずなのだが...
順光側にはケーブルが目立ってしまって。
どこかでケーブルが途切れないか...と、期待しながら沿線を歩いていたのだが、そのまま隣の長駅に辿り着いてしまい...
【2022年4月6日11時46分】 北条鉄道・長駅付近
撮影地について事前に調べてきたわけでは無く。
でも、この長駅というのは、大正時代に建てられた駅舎がそのまま残っており、そこに停車する列車をサクラを絡めて撮れる撮影地として＜鉄＞ではないアマチュアカメラマンにも有名な場所のようで。
普段の撮影とは様子が違うことに戸惑いながら...
…… ……
2022年4月6日（水）晴れ
10時の播磨下里から撮影を開始して、あっという間に正午を迎えて。ポカポカ陽気も手伝って、いつの間にか隣の長駅まで歩いてしまったのである。
【2022年4月6日11時45分】 北条鉄道・長駅付近
駅の手前、線路沿いの生活道路。多くのカメラマンが並んでいたが、幸い、最も多くの人が集まるのは線路の向かい側のようで。
ガードレール沿いに自分の立ち位置をキープ。
正午前、そこにキハが到着したのだった。
さぁ、出発するところを...
【2022年4月6日11時46分】 北条鉄道・長駅付近
でも、ある程度予想していたのだが、こういうカットでは往々にして...
自分も逆の立場になることが多いので文句を言うつもりはないのだが、列車を降りた人がカメラを構えている様子が思いっきり写り込んでしまって。若い尾根遺産が写り込んだのなら「画になる!!」と喜んだのだが、このシルエット、たぶん...間違いなくオッサンである。＜変態鉄＞自身がオッサンだが、自分は若いお姉さんが好きなのである。オッサンを撮りたいとは思わない。
もちろん、撮った瞬間、振り返って...
【2022年4月6日11時46分】 北条鉄道・長－播磨下里
逆光だった分、キハの姿がより引き立ったような...
逆光下で「真っ黒に写るだろうなぁ...」と思った場面でも、最近のカメラ、かなりキレイに撮れているのである。ちなみに、この日のキハには交通安全のヘッドマークが掲出されており。
沿線の＜鉄＞の間では賛否の声が挙がっていたが、自分としては、ヘッドマーク付きを撮ったのなら、次の訪問時にマーク無しを狙う...という“撮影目的”が新しくできるので、これは歓迎だった。
【2022年4月6日11時52分】 北条鉄道・長駅
この長駅、かつては交換可能駅だったのだろうか。向こう側にはかなり古い石積みホームの遺構が残っており。現在ではそこにもサクラの木が。
そして、多くのカメラマンが並んでいたのは、駅の北条町側にある第4種踏切のところ、グレーの継電器箱(??)、あの箱にへばりつくようにまとまっていたのだった。
【2022年4月6日11時52分】 北条鉄道・長駅
そんな長駅も、国登録有形文化財になっている駅舎なので、今度、時間のあるときに、是非、時間をかけて訪問したいと思っているのだが...
でも、1時間サイクルのキハ、あと30分くらいで次の撮影地を見つけないと...
この日は人が多いこともあって、駅舎などはスルーして、兎に角、沿線を歩きながら。播磨下里駅付近から北西にのびてきた線路は、長駅の少し先、ため池(??)の近くでカーブして、進路を北東に変える。
【2022年4月6日12時28分】 北条鉄道・長－播磨横田
道路と並行している区間なので、クルマに被られる可能性はあるのだが、このあたり、線路の南東側には水田が広がり、なかなか良い感じなのである。そう、しかも、あのケーブルも消えており。
田んぼを手前に配して、キハのサイドビューを。
もうちょっとローアングルで構えた方が良かったか...
この地点でもう少し粘ってみることに。少しだけ長駅側に戻ったところ、カーブしている付近はちょっとした木立のようになっており。
工夫して撮ると、画になりそうな景色だが...、今回は正当派の撮り方、斜め前からのショットを。
【2022年4月6日12時44分】 北条鉄道・播磨横田－長
う～ん、キハの側面にはあまり光が回っておらず。たぶん、午前中早い時間帯の方が光が回りそうなポイントである。ここも“再履修課題”として、次回の撮影時に訪問することをココロに決めたのだった。
【2022年4月6日12時48分】 兵庫県加西市西横田町付近
ちなみに、この地点のすぐ後ろには無造作にこの案内看板が置かれており、北条鉄道の沿線に六甲有馬ロープウェイ。
この地点、目を凝らせば田んぼの中を一直線に走る線路の先には播磨横田駅が見えている。
【2022年4月6日13時30分】 北条鉄道・播磨横田駅
その播磨横田駅はコンクリートの新しい駅舎に改装されているのだが、そのホーム上にはサクラが咲き誇り。線路の向かい側の田んぼの向こうから。
キハのサイドビューを撮ったら...。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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