サクラ咲く関西へ、キハを撮りに(7)播磨下里駅 [北条鉄道]
JR東日本からキハ40系を購入した鉄道事業者は、会津鉄道、錦川鉄道、小湊鐵道と、この北条鉄道...の4事業者だろうか!?
これら4事業者でのヨンマルの活躍、会津は大改造の上、展望車となり、連結面にその面影を残す程度。錦川鉄道はイベント用として使われており。
小湊鐵道と北条鉄道の2事業者が、通常運用の車両として使用している訳で。
そういう風に見てみると、実は、この2路線、路線長も生い立ちも違えど、共通項はいくつかあって。
【2022年4月6日9時49分】 北条鉄道・播磨下里駅
その1つは「駅舎」である。
沿線撮りのスタートに選んだのは、播磨下里駅。小さな駅舎がある片面ホームの無人駅だが、そのホームに残る駅名看板、「はりましもさと」と力強い筆文字で書かれており。
でも、何か塗り消して書き直したような形跡が...
…… ……
2022年4月6日(水)晴れ
この駅舎が建てられたのは、1917年(大正9年)の同線開業時だったと言われており。
【2022年4月6日9時50分】 北条鉄道・播磨下里駅
たぶん、右書きで「とさもしまりは」と書かれていたのを、書き換えたものかと思われる。
ちなみに、前ブログ時代にお叱りのコメントを頂戴したので一言だけ「おことわり」。
日本語に「右書き(の横書き)」という書き方は無かったのだそうで。右から書いているように見えるのは、正式には「1行を1文字にした縦書き」なのだとのこと。
さてさて、<鉄>ブログとして...
【2022年4月6日9時51分】 北条鉄道・播磨下里駅
小湊鐵道の駅舎群と同様に、こちらも国登録有形文化財になっており。こちらは2014年に登録されている。
でも、小湊よりも沿線の皆さんが積極的に駅舎を活用しており。他にも同時期に建てられた...つまり、築100年クラスの駅舎が複数あるが、駅舎内は地元の方がパン屋さんなどとして活用しており。
この播磨下里駅は、近くのお寺の住職が「ボランティア駅長」として週末などにお絵かき教室などが行われているとか。この日も、列車の利用客だけで無く、満開のサクラを楽しみに多くの観光客が訪れており。
小ぶりながら非常に好ましいタイプの駅舎である。
この駅のサクラとキハを絡めて撮りたい...と周囲を歩き回ってみたのだが、順光側は田んぼが広がっており、線路際までは入れないような感じ。ちょっと遠くから撮るしか無さそう。
1時間で1往復するパターン化ダイヤ。撮影地を探しながら、カメラを構えて試行錯誤しているとキハはすぐに戻ってくる。
【2022年4月6日10時23分】 北条鉄道・播磨下里駅付近
キハの顔に光は回ってくれたが、せっかく、満開を迎えているサクラはちょっと遠くになってしまい。駅の向かい側は住宅が並んでおり、頭上の送電線を始め、ちょっと周囲が五月蠅くなって。
“撃沈”ではなくても、“納得の1枚”にはほど遠く。
【2022年4月6日10時24分】 北条鉄道・播磨下里駅付近
停車しているキハの姿を撮ってカメラをいったんバッグに仕舞い。さぁ、次は.
“隣の芝生は...”ではないが、播磨下里駅の粟生側がダメだったのだが、それなら、北条町側なら、スッキリ撮れるのでは無いか? と。歩き出したのだが...
一面の田んぼの中を線路がまっすぐ...
広々とした風景ながら、なかなかの“難敵”が。順光側、キハの幕板部あたりの高さにケーブルが張られており、これが邪魔になって。う~ん、すっきりと車体全景を...
【2022年4月6日10時48分】 北条鉄道・長-播磨下里
キハが戻ってくるまで、それほどの時間の余裕はなく。警笛を鳴らされない程度に...迷惑をかけない程度に線路に近接して撮るしか無かったのである。途中の踏切からのカブリツキ。
斜め前からの典型的な構図で。撮った瞬間の手応えは「可もなく不可もなし」といった感じで。
う~ん、サイドからの順光ショットが欲しい!!
ここから播磨下里駅に戻っても...
引き続き、田んぼの中をまっすぐ進む線路に沿って歩いたのだった。
【2022年4月6日11時26分】 北条鉄道・播磨下里-長
途中、カメラを構えた人たちが集まっている場所が。神社だろうか、サクラが印象的で。皆さん、自分とは線路の反対側で構えている感じだったが、邪魔にならない範囲で違った狙い方で。
この少し先で線路は少しカーブしており。その付近から小さな集落というか周囲に住宅が増えてきて。
【2022年4月6日11時45分】 北条鉄道・長駅付近
その建ち並ぶ住宅の中に、長(おさ)駅があって。どうやら、この駅、<鉄>というよりも写真愛好家の皆さんに有名な駅だそうで...
周囲にはたくさんの人が集まっており。その間に入れてもらって自分も... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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これら4事業者でのヨンマルの活躍、会津は大改造の上、展望車となり、連結面にその面影を残す程度。錦川鉄道はイベント用として使われており。
小湊鐵道と北条鉄道の2事業者が、通常運用の車両として使用している訳で。
そういう風に見てみると、実は、この2路線、路線長も生い立ちも違えど、共通項はいくつかあって。
【2022年4月6日9時49分】 北条鉄道・播磨下里駅
その1つは「駅舎」である。
沿線撮りのスタートに選んだのは、播磨下里駅。小さな駅舎がある片面ホームの無人駅だが、そのホームに残る駅名看板、「はりましもさと」と力強い筆文字で書かれており。
でも、何か塗り消して書き直したような形跡が...
…… ……
2022年4月6日(水)晴れ
この駅舎が建てられたのは、1917年(大正9年)の同線開業時だったと言われており。
【2022年4月6日9時50分】 北条鉄道・播磨下里駅
たぶん、右書きで「とさもしまりは」と書かれていたのを、書き換えたものかと思われる。
ちなみに、前ブログ時代にお叱りのコメントを頂戴したので一言だけ「おことわり」。
日本語に「右書き(の横書き)」という書き方は無かったのだそうで。右から書いているように見えるのは、正式には「1行を1文字にした縦書き」なのだとのこと。
さてさて、<鉄>ブログとして...
【2022年4月6日9時51分】 北条鉄道・播磨下里駅
小湊鐵道の駅舎群と同様に、こちらも国登録有形文化財になっており。こちらは2014年に登録されている。
でも、小湊よりも沿線の皆さんが積極的に駅舎を活用しており。他にも同時期に建てられた...つまり、築100年クラスの駅舎が複数あるが、駅舎内は地元の方がパン屋さんなどとして活用しており。
この播磨下里駅は、近くのお寺の住職が「ボランティア駅長」として週末などにお絵かき教室などが行われているとか。この日も、列車の利用客だけで無く、満開のサクラを楽しみに多くの観光客が訪れており。
小ぶりながら非常に好ましいタイプの駅舎である。
この駅のサクラとキハを絡めて撮りたい...と周囲を歩き回ってみたのだが、順光側は田んぼが広がっており、線路際までは入れないような感じ。ちょっと遠くから撮るしか無さそう。
1時間で1往復するパターン化ダイヤ。撮影地を探しながら、カメラを構えて試行錯誤しているとキハはすぐに戻ってくる。
【2022年4月6日10時23分】 北条鉄道・播磨下里駅付近
キハの顔に光は回ってくれたが、せっかく、満開を迎えているサクラはちょっと遠くになってしまい。駅の向かい側は住宅が並んでおり、頭上の送電線を始め、ちょっと周囲が五月蠅くなって。
“撃沈”ではなくても、“納得の1枚”にはほど遠く。
【2022年4月6日10時24分】 北条鉄道・播磨下里駅付近
停車しているキハの姿を撮ってカメラをいったんバッグに仕舞い。さぁ、次は.
“隣の芝生は...”ではないが、播磨下里駅の粟生側がダメだったのだが、それなら、北条町側なら、スッキリ撮れるのでは無いか? と。歩き出したのだが...
一面の田んぼの中を線路がまっすぐ...
広々とした風景ながら、なかなかの“難敵”が。順光側、キハの幕板部あたりの高さにケーブルが張られており、これが邪魔になって。う~ん、すっきりと車体全景を...
【2022年4月6日10時48分】 北条鉄道・長-播磨下里
キハが戻ってくるまで、それほどの時間の余裕はなく。警笛を鳴らされない程度に...迷惑をかけない程度に線路に近接して撮るしか無かったのである。途中の踏切からのカブリツキ。
斜め前からの典型的な構図で。撮った瞬間の手応えは「可もなく不可もなし」といった感じで。
う~ん、サイドからの順光ショットが欲しい!!
ここから播磨下里駅に戻っても...
引き続き、田んぼの中をまっすぐ進む線路に沿って歩いたのだった。
【2022年4月6日11時26分】 北条鉄道・播磨下里-長
途中、カメラを構えた人たちが集まっている場所が。神社だろうか、サクラが印象的で。皆さん、自分とは線路の反対側で構えている感じだったが、邪魔にならない範囲で違った狙い方で。
この少し先で線路は少しカーブしており。その付近から小さな集落というか周囲に住宅が増えてきて。
【2022年4月6日11時45分】 北条鉄道・長駅付近
その建ち並ぶ住宅の中に、長(おさ)駅があって。どうやら、この駅、<鉄>というよりも写真愛好家の皆さんに有名な駅だそうで...
周囲にはたくさんの人が集まっており。その間に入れてもらって自分も... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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