「ことでんレトロ」LAST RUN 2021.11.03 撮影記(15=最終回)NH536 [飛行機の話題]
またまた仕事の方で厳しい状況に...
公休日も臨時の出社が必要な状況で。その“出撃先”となる予定だった路線では、国鉄時代の新製時の塗装に復刻されたキハが18日まで期間限定で運用されており。もともとこの車両、冷房の調子がよろしくないというのが、もっぱらの噂で、夏場には登場する機会が減る傾向にある(運用に入らない訳では無い)ので、寒い時期に撮っておきたい1両なのだが...
今月末から来月アタマにかけて、何とか訪問したいと思っているので、どうか<変態鉄>の訪問日に合わせて、再度、定期運用に入れて欲しいと願う次第(← 言っていることがメチャクチャ!!)。
さて、仏生山駅で、最終運行から一夜明けた朝、レトロ電車の佇む様子を観察できて。ここからタクシーで急いで空港に向かったのだった。
【2021年11月4日8時58分】 香川県高松市香南町岡・高松空港
もちろん、リムジンバスの方がリーズナブルなのは間違いないが、タクシー代を負担しても仏生山駅で短時間にレア車両たちを撮れたことは“収穫”だった。
<変態鉄>の乗ったタクシーは、空港手前の、空港道路からファミマの角を右折して上り坂にかかる付近から、ことでんリムジンバスといっしょに走るような感じになって。
思ったよりも早く空港に到着することができたのだった。朝食は済ませてきていたので、手荷物と搭乗手続きを済ませたら、エレベータで展望デッキへ。
帰りの便もエアバス機。レジ番はJA136Aだった。エアバス機の小型機も嫌いではないが、やはり、単通路機ではなくボーイングのワイドボディ機が満席になるような状況で乗ってみたいと思う次第。
…… ……
2021年11月4日(木)晴れ
高松空港は高松市南側の小高い丘陵地のようなところに位置していて。高松駅からだとバスで45分ほどかかる。市街地からはちょっと離れた場所にあって。
【2021年11月4日9時00分】 香川県高松市香南町岡・高松空港
その分、晴れると展望デッキから高松市街地が一望できるのである。そして、遙か先には瀬戸内海。この朝は霞んでしまってよく見えないが、空気が澄んでいると瀬戸大橋の橋脚がハッキリと確認できる。
もちろん、展望デッキなのでヒコーキの写真が撮れるわけで。すでに9:40発のNH536便になるヒコーキは羽田から到着していて。
【2021年11月4日8時58分】 香川県高松市香南町岡・高松空港
背後に見えているのは「讃岐こどもの国」、大型遊具などもあって子ども向けの「大きな公園」だが、フェンスで隔てられた向こうはすぐに滑走路なので迫力あるヒコーキ写真を撮ることができるのもポイント。
その「こどもの国」、国産旅客機YS-11型機が展示されているのも有名。ANK(エアニッポン)のロゴが入ったトリトンブルーの機体、自分が訪れた日は公開日ではなかったので機内に入ることはできなかったが、間近で観察することは可能なのである。
そして、実は、その横。
写真を拡大しても、余程、目を凝らさないと見えないのだが、YS-11型機から右へ視線を動かすと、大型遊具の左下にあたる位置に、かすかに電車の車体のようなものが見えている。
コレ、実は、ことでん62号車。大正初期に当時の京浜電鉄が導入した木造電車、戦後すぐに、琴電へと譲渡され、1953年(昭和28年)に車体を更新されている。だから、大正初期の製造...とはいえ、たぶん台枠と一部部品程度なのだが。
さて、自分の乗るエアバス機を撮ったら保安検査を通って。
…… ……
この日のフライトは往きとは一転、非常に順調だった。
【2021年11月4日9時21分】 NH536便(JA136A)機内
「せっとすらいどばー」は9:35頃、ほぼ定刻。
【2021年11月4日9時45分】 NH536便(JA136A)機内
Take offすれば、眼下には高松の街並み。
【2021年11月4日9時47分】 NH536便(JA136A)機内
晴れてはいても、ちょっと雲の多い朝だった。それでも、その雲の隙間から高松中心部、写真中央付近に高松駅近くの高いビルが。独特のフォルムのクレメントホテル、その手前に玉藻公園も確認できる。
高松空港を飛び立ったヒコーキは、北へと。瀬戸内海を渡って兵庫県上空付近で東へと進路を変える。
【2021年11月4日10時00分】 NH536便(JA136A)機内
雲の多い中でのフライトだったが、眼下に見えてきたのは京都の街だろうか。鴨川がY字型になっているのが確認できる。その横の四角い緑は京都御所だろうか。
ドリンクのサービス、機内オーディオを聞いて...
…… ……
慌ただしい2泊3日の撮影行。
【2021年11月3日8時41分】 高松琴平電鉄長尾線・水田-西前田
勝負の11月3日、朝一番の長尾線は悔やまれる結果に。琴平線と違ってほぼノーマークだったので、白山バック以外の撮影地を思いつかなかった。尤も、その長尾線のハイライトともいえるポイントでは夏に撮っていたので...。
長尾線の撮影地も、もうちょっと自分なりに“開拓”しておけば良かったが。
でも、午後の琴平線は。
【2021年11月3日15時37分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
前日のロケハンは、やはり効果絶大だった。人からの評価ではなく、自分自身として「来た甲斐があった」と、撮れて嬉しかった1枚だった。最終日、最後の1往復、良い思い出になった1枚。
【2021年11月3日18時30分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
最後は急遽、予定変更...
というよりも、No Idea のまま、何となくカメラを構えた仏生山駅。
撮っていた自分も、夢中で撮り続ける余り、後で見直すまで気づかなかった。入庫する際に、わざわざ「回送」板を掲出して。
長いようで、あっという間の最終運行。もちろん、悔やまれるカットも多かったが、それでも自分なりに、全体を通して満足できた撮影結果だったように思う。
…… ……
「最終の着陸態勢に入りました」のアナウンスは予想よりも、かなり早めに流れて。
【2021年11月4日10時33分】 NH536便(JA136A)機内
房総半島上空をぐるっと回れば、間もなく羽田空港。
【2021年11月4日10時40分】 NH536便(JA136A)機内
国際線の第3ターミナルの横を掠めれば、まもなくヒコーキは第2ターミナルの駐機場へ。
ぬぁんと...
到着ロビーまでバスで行くのは苦にならないが、嫌いな、あのサテライトターミナル。
【2021年11月4日10時53分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル
最後はバスでターミナルビルに到着。三脚を受け取って京急線のりばに向かうのだった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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公休日も臨時の出社が必要な状況で。その“出撃先”となる予定だった路線では、国鉄時代の新製時の塗装に復刻されたキハが18日まで期間限定で運用されており。もともとこの車両、冷房の調子がよろしくないというのが、もっぱらの噂で、夏場には登場する機会が減る傾向にある(運用に入らない訳では無い)ので、寒い時期に撮っておきたい1両なのだが...
今月末から来月アタマにかけて、何とか訪問したいと思っているので、どうか<変態鉄>の訪問日に合わせて、再度、定期運用に入れて欲しいと願う次第(← 言っていることがメチャクチャ!!)。
さて、仏生山駅で、最終運行から一夜明けた朝、レトロ電車の佇む様子を観察できて。ここからタクシーで急いで空港に向かったのだった。
【2021年11月4日8時58分】 香川県高松市香南町岡・高松空港
もちろん、リムジンバスの方がリーズナブルなのは間違いないが、タクシー代を負担しても仏生山駅で短時間にレア車両たちを撮れたことは“収穫”だった。
<変態鉄>の乗ったタクシーは、空港手前の、空港道路からファミマの角を右折して上り坂にかかる付近から、ことでんリムジンバスといっしょに走るような感じになって。
思ったよりも早く空港に到着することができたのだった。朝食は済ませてきていたので、手荷物と搭乗手続きを済ませたら、エレベータで展望デッキへ。
帰りの便もエアバス機。レジ番はJA136Aだった。エアバス機の小型機も嫌いではないが、やはり、単通路機ではなくボーイングのワイドボディ機が満席になるような状況で乗ってみたいと思う次第。
…… ……
2021年11月4日(木)晴れ
高松空港は高松市南側の小高い丘陵地のようなところに位置していて。高松駅からだとバスで45分ほどかかる。市街地からはちょっと離れた場所にあって。
【2021年11月4日9時00分】 香川県高松市香南町岡・高松空港
その分、晴れると展望デッキから高松市街地が一望できるのである。そして、遙か先には瀬戸内海。この朝は霞んでしまってよく見えないが、空気が澄んでいると瀬戸大橋の橋脚がハッキリと確認できる。
もちろん、展望デッキなのでヒコーキの写真が撮れるわけで。すでに9:40発のNH536便になるヒコーキは羽田から到着していて。
【2021年11月4日8時58分】 香川県高松市香南町岡・高松空港
背後に見えているのは「讃岐こどもの国」、大型遊具などもあって子ども向けの「大きな公園」だが、フェンスで隔てられた向こうはすぐに滑走路なので迫力あるヒコーキ写真を撮ることができるのもポイント。
その「こどもの国」、国産旅客機YS-11型機が展示されているのも有名。ANK(エアニッポン)のロゴが入ったトリトンブルーの機体、自分が訪れた日は公開日ではなかったので機内に入ることはできなかったが、間近で観察することは可能なのである。
そして、実は、その横。
写真を拡大しても、余程、目を凝らさないと見えないのだが、YS-11型機から右へ視線を動かすと、大型遊具の左下にあたる位置に、かすかに電車の車体のようなものが見えている。
コレ、実は、ことでん62号車。大正初期に当時の京浜電鉄が導入した木造電車、戦後すぐに、琴電へと譲渡され、1953年(昭和28年)に車体を更新されている。だから、大正初期の製造...とはいえ、たぶん台枠と一部部品程度なのだが。
さて、自分の乗るエアバス機を撮ったら保安検査を通って。
…… ……
この日のフライトは往きとは一転、非常に順調だった。
【2021年11月4日9時21分】 NH536便(JA136A)機内
「せっとすらいどばー」は9:35頃、ほぼ定刻。
【2021年11月4日9時45分】 NH536便(JA136A)機内
Take offすれば、眼下には高松の街並み。
【2021年11月4日9時47分】 NH536便(JA136A)機内
晴れてはいても、ちょっと雲の多い朝だった。それでも、その雲の隙間から高松中心部、写真中央付近に高松駅近くの高いビルが。独特のフォルムのクレメントホテル、その手前に玉藻公園も確認できる。
高松空港を飛び立ったヒコーキは、北へと。瀬戸内海を渡って兵庫県上空付近で東へと進路を変える。
【2021年11月4日10時00分】 NH536便(JA136A)機内
雲の多い中でのフライトだったが、眼下に見えてきたのは京都の街だろうか。鴨川がY字型になっているのが確認できる。その横の四角い緑は京都御所だろうか。
ドリンクのサービス、機内オーディオを聞いて...
…… ……
慌ただしい2泊3日の撮影行。
【2021年11月3日8時41分】 高松琴平電鉄長尾線・水田-西前田
勝負の11月3日、朝一番の長尾線は悔やまれる結果に。琴平線と違ってほぼノーマークだったので、白山バック以外の撮影地を思いつかなかった。尤も、その長尾線のハイライトともいえるポイントでは夏に撮っていたので...。
長尾線の撮影地も、もうちょっと自分なりに“開拓”しておけば良かったが。
でも、午後の琴平線は。
【2021年11月3日15時37分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
前日のロケハンは、やはり効果絶大だった。人からの評価ではなく、自分自身として「来た甲斐があった」と、撮れて嬉しかった1枚だった。最終日、最後の1往復、良い思い出になった1枚。
【2021年11月3日18時30分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
最後は急遽、予定変更...
というよりも、No Idea のまま、何となくカメラを構えた仏生山駅。
撮っていた自分も、夢中で撮り続ける余り、後で見直すまで気づかなかった。入庫する際に、わざわざ「回送」板を掲出して。
長いようで、あっという間の最終運行。もちろん、悔やまれるカットも多かったが、それでも自分なりに、全体を通して満足できた撮影結果だったように思う。
…… ……
「最終の着陸態勢に入りました」のアナウンスは予想よりも、かなり早めに流れて。
【2021年11月4日10時33分】 NH536便(JA136A)機内
房総半島上空をぐるっと回れば、間もなく羽田空港。
【2021年11月4日10時40分】 NH536便(JA136A)機内
国際線の第3ターミナルの横を掠めれば、まもなくヒコーキは第2ターミナルの駐機場へ。
ぬぁんと...
到着ロビーまでバスで行くのは苦にならないが、嫌いな、あのサテライトターミナル。
【2021年11月4日10時53分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル
最後はバスでターミナルビルに到着。三脚を受け取って京急線のりばに向かうのだった。(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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