キハ532号40周年 体験＆撮影会 2021/11/28 ＜速報版＞

「オミクロン株」が話題になっており。ようやく、感染状況も一段落して＜鉄＞活動に...と思っていた矢先である。このままで行けば、遅くとも数ヶ月後、多分、年明けくらいから国内でもそれが話題になるのではないか...というのは、まったくの素人である＜変態鉄＞の予測。
何とか...、年末年始の“出撃”までは持ちこたえて欲しいと願う次第。阪堺電車も気になっており、さらに銀杏には間に合わなかったが小湊キハたちの活躍も撮りに行きたくて。

そんな中、お腹に不安を抱えつつも＜鉄＞活動再開。「ことでんレトロ」のお別れ運転以来の＜鉄＞活動に選んだのは...


【2021年11月28日11時39分】　関東鉄道竜ヶ崎線・竜ヶ崎駅（車両基地）

全線乗っても7分のミニ路線、竜鉄...関東鉄道竜ヶ崎線のキハ532号車のイベント。

1981年（昭和56年）製のキハ、この路線の特徴に合わせて運転台が左右入れ違いになっている超個性派キハは、新製車ではありながらもキハ20系など国鉄型キハとの“関連性”が感じられる車両。
普段は2000番台の新形式のキハたちに任せて、土曜日の日中だけ運用されるのだが...

仕事の関係で土曜は、通年、ほぼ休みを取ることが不可能で。気になりながら、なかなか撮りに行けないキハなのだが...
運用が無い日に合わせて、日曜日に体験＆撮影会が開催されて。それに申し込んで「午前の部」に参加したのだった。
短い時間にアレコレあって忙しいイベントではあったが、参加者は10名弱のグループに分かれて、普段、キハの整備を担当している職員の引率で、キハ532号車の周囲を１周回りながら床下機器の説明を受けたり、車内の機器類の説明を聞く...という、小規模イベントならではの濃い企画もあって。
車内、車外の見学をじっくり堪能することができたのだった。短い時間だったが充実のイベントだった。


……　　……

2021年11月28日（日）晴れ

「快晴」というコトバは、この青空を表すためにあるのではないか...と思うくらい、澄み切った青空。7時過ぎに出発して新宿から山手線で日暮里、接続が悪くて日暮里駅で20分くらい待って常磐線で...


【2021年11月28日9時23分】　常磐線・龍ケ崎市駅

やって来たのは龍ケ崎市駅。

龍ケ崎市駅で下車すれば、すぐヨコの通路の先に関東鉄道・佐貫駅があって、そこから竜ヶ崎ゆきに乗って...と、初めての方には、どこがどこだか分からないような説明で。
ＪＲ常磐線の駅をわざわざ「龍ケ崎市」に改称する必要があったのか、無かったのか、自分は懐疑的な見方をしているが。


【2021年11月28日9時26分】　関東鉄道竜ヶ崎線・キハ2002号車内

関東鉄道竜ヶ崎線は、路線自体が超個性的。わずか4.5 kmの路線に途中駅は入地駅だけ。全て（竜ヶ崎ゆきの）右側にしかホームがないため、竜ヶ崎方の運転台は進行方向右側、佐貫方の運転台は進行方向左側にあるという時点で変わっているのである。
でも、だからこそ、この路線は普通鉄道として初のワンマン旅客列車を運転した路線という“称号”を手にすることができたのだが。

9時半過ぎに竜ヶ崎駅に到着すると駅舎内で受付。10時前に駅の隣にある“車両基地”へ。とはいっても、他線と接続のない4.5 kmの超ミニ路線、在籍する車両も3両だけ。非常にコンパクトな車両基地である。


【2021年11月28日9時54分】　関東鉄道竜ヶ崎線・竜ヶ崎駅（車両基地）

前半は撮影会。午前中は光線状態が良いみたいで。「午前の部」を選択したのは大正解だった。
敷地が非常に狭く、引きのとれる構図ではなかったので広角気味ではあるが、青空の下でキハ532号車の形式写真を撮ることができた、それだけでも大きな収穫だった。


【2021年11月28日10時09分】　関東鉄道竜ヶ崎線・竜ヶ崎駅（車両基地）

後半、自分の班は、まず床下見学。新製時には小湊キハ200形と同一のDMH17Cエンジンだったのを、しばらく前に「NIIGATA」のロゴが入った横型機関に更新しており。
この箱の、右にあるスイッチで電源を入れて、左側の黒い機関始動ボタンを押せば、エンジンは力強いサウンドを奏でるのだった。ただ、それだけなのだが「エンジン始動体験」も楽しかった。

でも、ここで自分にとってはアクシデントが...（カメラの故障ではない）
写真が非常に少ないのだが、でも、年明け頃に＜詳細版＞を書きたいと思っている。

さぁ、仕事しないと...

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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