猛暑の房総横断鉄道へ（３）五井のキハたち [小湊鐵道]
一般論として、営利企業がその事業資金を確保するためにクラウドファンディングを行う...ということに対しては、ちょっと懐疑的に見ている＜変態鉄＞。
でも、プロジェクトの内容から自分が楽しみにしているテーマの場合は、躊躇なく支援することにしている＜変態鉄＞なのである。
特に国鉄型キハが走り出す...というプロジェクトには。
https://readyfor.jp/projects/hojorailway
昨秋、訪れた北条鉄道で、いよいよキハ40 535号車が動き出す。
【2021年6月8日12時36分】 北条鉄道・北条町駅
実は、この北条鉄道は大阪－津山の中国道ハイウェイバスと（頑張れば）徒歩でアクセス可能という便利な立地でもある。
※ 2021/9/02 追記
北条鉄道北条町駅と中国道ハイウェイバス「北条」バス停は800 mほどでした。したがって、徒歩アクセスも容易であると考えられ、「頑張れば徒歩で」は事実誤認でした。お詫びして訂正し、「（頑張れば）」の部分を撤回いたします。
新大阪から1時間半、1,500円というのは、東京から大多喜に向かうような感覚でもあり。
（※ 姫路駅からも路線バスで「アスティアかさい」まで1時間ほど）
休日のたびに、羽田－伊丹－新大阪－加西 という行程が増えそうな...
…… ……
そして、もちろん。こちらのクラウドファンディングは、あと1ヶ月半を残して「ネクストゴール」へ。
【2012年12月19日9時15分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前－倉敷市
2,500万円という次の目標が設定されており。
キハ205号車の保存のため、倉タ(??)に上屋を付けようというのが追加されて。
鉄道車両というのは動かさず、エンジンをかけずに置いておくと、傍目から見ていても急速に錆が出て劣化が進むのである。こちらもぜひ実現して欲しい...と願う次第。
10月まで状況を見ながら「追加支援」に舵を切るべきか、予断を持たずに状況を注視していきたい。
いま、何だか急速に国鉄型キハが熱くなってきている。
そして、その先陣を切って...
こちらはイベント・予備用ではなく、通常運用の車両の世代交代というのが他との違いだが...
【2021年7月21日6時38分】 内房線・蘇我駅
北条鉄道にやってくるのは五能線色、そして、同じ秋田支社から小湊鐵道へと転じてきたのは男鹿線色を含む3両である。
秋田からの甲種輸送の模様をちょっと撮ったわけだが...
その後、無事、市原埠頭から上総山田駅まで陸送され、既に五井機関区に搬入されている。その姿を、この目で確認することもこの日の重大なテーマ。だからこそ、安房鴨川スタートではなく袖ケ浦スタートを選択したのだった。
2021年8月27日（金）曇りのち晴れ
五井駅には8:16着。
【2021年8月27日8時17分】 内房線・五井駅
さっそく内房線ホームから小湊鐵道側にカメラを向ければ...
【2021年8月27日8時18分】 内房線・五井駅
ヨンマルは只見線から来た2両も含めて5両のキハ40たちは五井に居るような感じだが...
ホーム側にはキハ200形が並べて留置されており、その隙間から覗き込むほか無くて。
そう、五井で4両のヨンマルが運用入りに向けて整備中、そして、大雨被害による減便運転でキハ200形も車庫に戻っているものが多く、さらに里山トロッコも停まったまま...
五井機関区は満車状態に近いのである。
【2021年8月27日8時17分】 内房線・五井駅
東北地域色のキハ40 2号機が運用入りしていれば、急遽、プラン変更...も考えたが、やはり、お昼の単行運用が予定されているのか、この時点では機関区南端の留置線で待機しており、動き出す気配は無し。
そして、小湊鐵道ホームには...
【2021年8月27日8時17分】 内房線・五井駅
8:38発の第11列車がキハ200形2両編成で停車中。
ちなみに、大雨被害で光風台駅から代行バスになっており、この列車は、列車としては光風台駅折返しだが、ＪＲ線の車内放送では「8:38発 上総牛久ゆき」と案内しており。
代行バスも含めて...という意味なのか、内房線の車掌さんの放送原稿が小湊鐵道の臨時ダイヤに対応していないだけなのか...
さて、発車までには少し時間があり。
【2021年8月27日8時21分】 小湊鐵道・五井駅
いったん改札を出てキハ40形たちを探しに。
まずは東口の跨線橋の、いつものポジションから。旧型のモーターカーを先頭に5両のキハ200形。
【2021年8月27日8時21分】 小湊鐵道・五井駅
先日、秋田から到着したキハのうち首都圏色の2両が検修庫前の見えやすい位置に留置されており。
数年前までは見渡す限り、キハ200形だけだったはずの五井機関区。
「里山トロッコ」が入って、そして、キハ40形が増えてきて...
もはや、まるで国鉄の機関区か気動車区のような...、何だか不思議な光景である。
【2021年8月27日8時22分】 小湊鐵道・五井駅
開いていたら意を決して、中に入ってアイスコーヒーでも飲もうかと思っていた「こみなと待合室」、残念ながらオープンは10時。まだ早くて、留置中の車両を見学できるオープンスペースのところにもタイガーロープが。
ということで、道路から機関区内を垣間見ることに。
「緊急事態宣言」に伴い、五井機関区内に保存されているＳＬの見学が中止になっている旨の貼り紙があって。
解除になったら、コレも含めて、またまた五井機関区撮影会を開催して欲しいのだが...
【2021年8月27日8時24分】 小湊鐵道・五井駅
見たかった男鹿線色は首都圏色車と並んで庫内に隠れていた。北条鉄道に行った535号車は五能線色のまま運用入りする予定であると発表されているが、こちらの塗色は...
男鹿線色のままというのも悪くないが、小湊色も決して違和感はなく。
さぁ、五井駅に戻って... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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特に国鉄型キハが走り出す...というプロジェクトには。
https://readyfor.jp/projects/hojorailway
昨秋、訪れた北条鉄道で、いよいよキハ40 535号車が動き出す。
【2021年6月8日12時36分】 北条鉄道・北条町駅
実は、この北条鉄道は大阪－津山の中国道ハイウェイバスと
※ 2021/9/02 追記
北条鉄道北条町駅と中国道ハイウェイバス「北条」バス停は800 mほどでした。したがって、徒歩アクセスも容易であると考えられ、「頑張れば徒歩で」は事実誤認でした。お詫びして訂正し、「（頑張れば）」の部分を撤回いたします。
新大阪から1時間半、1,500円というのは、東京から大多喜に向かうような感覚でもあり。
（※ 姫路駅からも路線バスで「アスティアかさい」まで1時間ほど）
休日のたびに、羽田－伊丹－新大阪－加西 という行程が増えそうな...
…… ……
そして、もちろん。こちらのクラウドファンディングは、あと1ヶ月半を残して「ネクストゴール」へ。
【2012年12月19日9時15分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前－倉敷市
2,500万円という次の目標が設定されており。
キハ205号車の保存のため、倉タ(??)に上屋を付けようというのが追加されて。
鉄道車両というのは動かさず、エンジンをかけずに置いておくと、傍目から見ていても急速に錆が出て劣化が進むのである。こちらもぜひ実現して欲しい...と願う次第。
10月まで状況を見ながら「追加支援」に舵を切るべきか、予断を持たずに状況を注視していきたい。
いま、何だか急速に国鉄型キハが熱くなってきている。
そして、その先陣を切って...
こちらはイベント・予備用ではなく、通常運用の車両の世代交代というのが他との違いだが...
【2021年7月21日6時38分】 内房線・蘇我駅
北条鉄道にやってくるのは五能線色、そして、同じ秋田支社から小湊鐵道へと転じてきたのは男鹿線色を含む3両である。
秋田からの甲種輸送の模様をちょっと撮ったわけだが...
その後、無事、市原埠頭から上総山田駅まで陸送され、既に五井機関区に搬入されている。その姿を、この目で確認することもこの日の重大なテーマ。だからこそ、安房鴨川スタートではなく袖ケ浦スタートを選択したのだった。
2021年8月27日（金）曇りのち晴れ
五井駅には8:16着。
【2021年8月27日8時17分】 内房線・五井駅
さっそく内房線ホームから小湊鐵道側にカメラを向ければ...
【2021年8月27日8時18分】 内房線・五井駅
ヨンマルは只見線から来た2両も含めて5両のキハ40たちは五井に居るような感じだが...
ホーム側にはキハ200形が並べて留置されており、その隙間から覗き込むほか無くて。
そう、五井で4両のヨンマルが運用入りに向けて整備中、そして、大雨被害による減便運転でキハ200形も車庫に戻っているものが多く、さらに里山トロッコも停まったまま...
五井機関区は満車状態に近いのである。
【2021年8月27日8時17分】 内房線・五井駅
東北地域色のキハ40 2号機が運用入りしていれば、急遽、プラン変更...も考えたが、やはり、お昼の単行運用が予定されているのか、この時点では機関区南端の留置線で待機しており、動き出す気配は無し。
そして、小湊鐵道ホームには...
【2021年8月27日8時17分】 内房線・五井駅
8:38発の第11列車がキハ200形2両編成で停車中。
ちなみに、大雨被害で光風台駅から代行バスになっており、この列車は、列車としては光風台駅折返しだが、ＪＲ線の車内放送では「8:38発 上総牛久ゆき」と案内しており。
代行バスも含めて...という意味なのか、内房線の車掌さんの放送原稿が小湊鐵道の臨時ダイヤに対応していないだけなのか...
さて、発車までには少し時間があり。
【2021年8月27日8時21分】 小湊鐵道・五井駅
いったん改札を出てキハ40形たちを探しに。
まずは東口の跨線橋の、いつものポジションから。旧型のモーターカーを先頭に5両のキハ200形。
【2021年8月27日8時21分】 小湊鐵道・五井駅
先日、秋田から到着したキハのうち首都圏色の2両が検修庫前の見えやすい位置に留置されており。
数年前までは見渡す限り、キハ200形だけだったはずの五井機関区。
「里山トロッコ」が入って、そして、キハ40形が増えてきて...
もはや、まるで国鉄の機関区か気動車区のような...、何だか不思議な光景である。
【2021年8月27日8時22分】 小湊鐵道・五井駅
開いていたら意を決して、中に入ってアイスコーヒーでも飲もうかと思っていた「こみなと待合室」、残念ながらオープンは10時。まだ早くて、留置中の車両を見学できるオープンスペースのところにもタイガーロープが。
ということで、道路から機関区内を垣間見ることに。
「緊急事態宣言」に伴い、五井機関区内に保存されているＳＬの見学が中止になっている旨の貼り紙があって。
解除になったら、コレも含めて、またまた五井機関区撮影会を開催して欲しいのだが...
【2021年8月27日8時24分】 小湊鐵道・五井駅
見たかった男鹿線色は首都圏色車と並んで庫内に隠れていた。北条鉄道に行った535号車は五能線色のまま運用入りする予定であると発表されているが、こちらの塗色は...
男鹿線色のままというのも悪くないが、小湊色も決して違和感はなく。
さぁ、五井駅に戻って... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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