お正月のいすみ鉄道キハ撮影記(5=最終回)もちろん、録り初めも!! [いすみ鉄道]
この日は、柳原踏切の1枚だけは“撃沈”だったものの、それ以外は
ほぼ思い通りの画が撮れて。2021年の“撮り初め”は思いのほか、
幸先の良いスタートとなったのである。
【2021年1月2日15時08分】 いすみ鉄道・国吉駅
15時過ぎの国吉駅はひっそりと静まりかえり。
駐輪場ヨコでは、久留里線の...いや、いすみ鉄道の前身、国鉄木原線を
走ったキハ30形が保存されている。
その車体を夕方の陽の光が照らしだして...。
…… ……
2021年1月2日(土)晴れ
いすみ鉄道を訪れたのは1月2日。まだまだ1年でいちばん陽の短い時期で。
だから、16時に大多喜に到着する「急行3号」は、ちょっと撮影には厳しい
時間帯になってしまう。
もちろん、ISO値を上げて写し止めることは可能だが、そこまでして...
ということで、最後の「急行3号」は<乗り鉄>にするのが冬場の<変態鉄>。
なので、“五之町”のところで「急行4号」を撮った後は、歩いて国吉駅。
【2021年1月2日15時06分】 いすみ鉄道・国吉駅
この時間帯になるとキハ30形にスッキリと光が回る。
残念ながら線路輸送用の台車とモーターカーの“編成”に阻まれて
形式写真は撮れなかったが...。
【2021年1月2日15時12分】 いすみ鉄道・国吉駅
そして、まもなく。構内通路の警報器が作動したと思えば、
上り第64D列車。国吉 15:13発の大原ゆきは300形単行。
先ほど撮った「急行4号」の25分ほど後をゆくダイヤ。
車内はわずかな乗客。<変態鉄>もノンビリ座って。
でも、西大原駅を出ると少し早めに席を立ち、最前部出口付近でスタンバイ。
第64D列車が大原駅に15:30着。それを待って、キハが発車する。
大原駅 15:31発の第103D列車「急行3号」である。
【2021年1月2日15時30分】 いすみ鉄道・大原駅
わずか1分の乗換え。
アテンダントのお姐さんに促されて、素早くキハの車内へ。
この日の<変態鉄>はキハ52 125号車の運転台直後のロングシートへ。
【2021年1月2日15時37分】 いすみ鉄道・第103D列車内(キハ52 125号車)
見慣れた風景...だが、10年近く前、大糸線でお別れ運転を行った当時のまま
車内は残されており。キハ52形もキハ28形も、それぞれ糸魚川と富山に居た
当時のワンマン設備もそのまま。(いすみ鉄道線内では常に車掌乗務)
糸魚川から南小谷までの各駅が書かれた運賃表示器も、懐かしい存在である。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
それなら「録り初め」も。
ICレコーダをセットしたのだが...
ボックスシートに1人で座っている青年がずっと大きな声で...
「何だ??」と思えば、スマホである。車内で電話していたのである。
何度も電話していたのだろうか、ずっと車内には彼の話し声が聞こえて...
車内録音としては一番ダメなパターンである。
でも、その彼は城見ヶ丘駅で下車。
城見ヶ丘駅に到着する直前から大多喜駅の構内に入るところまでを
ご紹介したい。
踏切を通過したところが城見ヶ丘駅。ホーム長の関係でキハは2両とも
連結面側の扉だけを使っている。駅に停まるとアテンダントのお姐さんが
半自動の重い扉を開けてくれて。降車客ひとりひとりに声をかけながら、
見送ってくれる。
汽笛一声、発車するとすぐにゴーッと音が反響するのは大多喜街道の下を
潜るところ。サクラと菜の花の有名撮影地の直線区間で徐々に加速して。
「アルプスの牧場」のオルゴールが流れる。
手短に、でも、明瞭なアナウンス。最後のオルゴールが流れる頃には
猿稲踏切を通過しており、大多喜駅構内に進入していた。
そこまでを収録している。
【2021年1月2日16時02分】 いすみ鉄道・大多喜駅
そして、大多喜駅到着。すぐに第66D列車が発車していく。
さぁ、キハが入庫する...と思って急いで大手門を潜って駐輪場脇へ。
係員が出てきて転轍機てこを...と、待ち構えていたのだが。
何も起こらない!!
「えっ、おかしい!?」と思っていたら...
そう、キハは退行して猿稲踏切の方へと進み出したのである。
【2021年1月2日16時05分】 いすみ鉄道・大多喜駅
思えば、完全なる勘違い。10年通っていて、まだまだこんなレベルである。
大多喜駅に到着したキハは、もちろん入庫するのだが、翌日が平日ダイヤに
なるとき、つまり、キハの運転が予定されていないときは大手門のところ...
駅ヨコの道路沿いの撮りやすい位置に留置されるのだが、土曜日など翌日も
キハの急行列車が走るときは、逆に駅奥の給油線のところに留置。
そのときは城見ヶ丘側に退行して転線する形になる。
そう、土曜日が休みになることが少ない<変態鉄>。
キハを撮るときは基本的に日曜日になる。だから、何も疑うこと無く
大手門のところで待っていれば...と思った次第。
【2021年1月2日16時09分】 いすみ鉄道・大多喜駅
う~ん、この場所に...。
でも...、冒頭にも書いたとおり、この日は3度、思い通りの画が撮れていた分
こういう失敗にも苛立つことも無く。冷静になってバッグにカメラをしまい。
コンビニに立ち寄って大多喜バス停へ。
【2021年1月2日16時58分】 日東バス勝浦線車内(圏央道市原鶴舞付近)
周囲が暗くなってくる頃、日東バスがやって来たのである。
車内はコレが付いていた。コレ、見たことはあったが付いている車両に
乗るのは初めてである。こういうのが必要ない時代が、また戻ってくるの
だろうか。
【2021年1月2日17時05分】 日東バス勝浦線車内(圏央道高滝湖PA付近)
圏央道に入って暮れゆく高滝湖を見ながら。
でも、快調なのはここまでだった。袖ケ浦付近からアクアラインにかけての
酷い渋滞はこの日も同じ。
【2021年1月2日18時58分】 東京都中央区八重洲付近
定刻より30分以上遅れて、19時前に東京駅八重洲口前に戻ったのだった。
次にキハが撮れるようになるのは、いつの日なのか...(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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ほぼ思い通りの画が撮れて。2021年の“撮り初め”は思いのほか、
幸先の良いスタートとなったのである。
【2021年1月2日15時08分】 いすみ鉄道・国吉駅
15時過ぎの国吉駅はひっそりと静まりかえり。
駐輪場ヨコでは、久留里線の...いや、いすみ鉄道の前身、国鉄木原線を
走ったキハ30形が保存されている。
その車体を夕方の陽の光が照らしだして...。
…… ……
2021年1月2日(土)晴れ
いすみ鉄道を訪れたのは1月2日。まだまだ1年でいちばん陽の短い時期で。
だから、16時に大多喜に到着する「急行3号」は、ちょっと撮影には厳しい
時間帯になってしまう。
もちろん、ISO値を上げて写し止めることは可能だが、そこまでして...
ということで、最後の「急行3号」は<乗り鉄>にするのが冬場の<変態鉄>。
なので、“五之町”のところで「急行4号」を撮った後は、歩いて国吉駅。
【2021年1月2日15時06分】 いすみ鉄道・国吉駅
この時間帯になるとキハ30形にスッキリと光が回る。
残念ながら線路輸送用の台車とモーターカーの“編成”に阻まれて
形式写真は撮れなかったが...。
【2021年1月2日15時12分】 いすみ鉄道・国吉駅
そして、まもなく。構内通路の警報器が作動したと思えば、
上り第64D列車。国吉 15:13発の大原ゆきは300形単行。
先ほど撮った「急行4号」の25分ほど後をゆくダイヤ。
車内はわずかな乗客。<変態鉄>もノンビリ座って。
でも、西大原駅を出ると少し早めに席を立ち、最前部出口付近でスタンバイ。
第64D列車が大原駅に15:30着。それを待って、キハが発車する。
大原駅 15:31発の第103D列車「急行3号」である。
【2021年1月2日15時30分】 いすみ鉄道・大原駅
わずか1分の乗換え。
アテンダントのお姐さんに促されて、素早くキハの車内へ。
この日の<変態鉄>はキハ52 125号車の運転台直後のロングシートへ。
【2021年1月2日15時37分】 いすみ鉄道・第103D列車内(キハ52 125号車)
見慣れた風景...だが、10年近く前、大糸線でお別れ運転を行った当時のまま
車内は残されており。キハ52形もキハ28形も、それぞれ糸魚川と富山に居た
当時のワンマン設備もそのまま。(いすみ鉄道線内では常に車掌乗務)
糸魚川から南小谷までの各駅が書かれた運賃表示器も、懐かしい存在である。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
それなら「録り初め」も。
ICレコーダをセットしたのだが...
ボックスシートに1人で座っている青年がずっと大きな声で...
「何だ??」と思えば、スマホである。車内で電話していたのである。
何度も電話していたのだろうか、ずっと車内には彼の話し声が聞こえて...
車内録音としては一番ダメなパターンである。
でも、その彼は城見ヶ丘駅で下車。
城見ヶ丘駅に到着する直前から大多喜駅の構内に入るところまでを
ご紹介したい。
踏切を通過したところが城見ヶ丘駅。ホーム長の関係でキハは2両とも
連結面側の扉だけを使っている。駅に停まるとアテンダントのお姐さんが
半自動の重い扉を開けてくれて。降車客ひとりひとりに声をかけながら、
見送ってくれる。
汽笛一声、発車するとすぐにゴーッと音が反響するのは大多喜街道の下を
潜るところ。サクラと菜の花の有名撮影地の直線区間で徐々に加速して。
「アルプスの牧場」のオルゴールが流れる。
手短に、でも、明瞭なアナウンス。最後のオルゴールが流れる頃には
猿稲踏切を通過しており、大多喜駅構内に進入していた。
そこまでを収録している。
【2021年1月2日16時02分】 いすみ鉄道・大多喜駅
そして、大多喜駅到着。すぐに第66D列車が発車していく。
さぁ、キハが入庫する...と思って急いで大手門を潜って駐輪場脇へ。
係員が出てきて転轍機てこを...と、待ち構えていたのだが。
何も起こらない!!
「えっ、おかしい!?」と思っていたら...
そう、キハは退行して猿稲踏切の方へと進み出したのである。
【2021年1月2日16時05分】 いすみ鉄道・大多喜駅
思えば、完全なる勘違い。10年通っていて、まだまだこんなレベルである。
大多喜駅に到着したキハは、もちろん入庫するのだが、翌日が平日ダイヤに
なるとき、つまり、キハの運転が予定されていないときは大手門のところ...
駅ヨコの道路沿いの撮りやすい位置に留置されるのだが、土曜日など翌日も
キハの急行列車が走るときは、逆に駅奥の給油線のところに留置。
そのときは城見ヶ丘側に退行して転線する形になる。
そう、土曜日が休みになることが少ない<変態鉄>。
キハを撮るときは基本的に日曜日になる。だから、何も疑うこと無く
大手門のところで待っていれば...と思った次第。
【2021年1月2日16時09分】 いすみ鉄道・大多喜駅
う~ん、この場所に...。
でも...、冒頭にも書いたとおり、この日は3度、思い通りの画が撮れていた分
こういう失敗にも苛立つことも無く。冷静になってバッグにカメラをしまい。
コンビニに立ち寄って大多喜バス停へ。
【2021年1月2日16時58分】 日東バス勝浦線車内(圏央道市原鶴舞付近)
周囲が暗くなってくる頃、日東バスがやって来たのである。
車内はコレが付いていた。コレ、見たことはあったが付いている車両に
乗るのは初めてである。こういうのが必要ない時代が、また戻ってくるの
だろうか。
【2021年1月2日17時05分】 日東バス勝浦線車内(圏央道高滝湖PA付近)
圏央道に入って暮れゆく高滝湖を見ながら。
でも、快調なのはここまでだった。袖ケ浦付近からアクアラインにかけての
酷い渋滞はこの日も同じ。
【2021年1月2日18時58分】 東京都中央区八重洲付近
定刻より30分以上遅れて、19時前に東京駅八重洲口前に戻ったのだった。
次にキハが撮れるようになるのは、いつの日なのか...(おわり)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2021-01-23 23:00
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