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小湊鐵道「五井構内撮影会」20200621(3)物販もまた... [小湊鐵道]

ブロガーとして...、<鉄>ブロガーとして...
こういうイベントの話題というのは、時として非常に書きにくいのである。

こういうとき、自分は、ただ写真を撮るだけでは無く...
写真の腕は大したことないので、どうせ、一般的な構図をパチパチ撮って終わり。

イベントの実行係として撮影に立ち会っている職員の方に、あれこれと質問して
みるのを楽しみにしている方。
現場の方ならでは...の、いろいろなお話しを聞けるのも楽しいのである。

最後に「あのぅ~、ブログに書いても良いですか??」と聞くと、場合によっては
特に他社との利害や取引関係に関わる部分など、公にするのは控えるように
求められることもある。もちろん、それを破ってまで、

「事実を明らかにするのがブロガーの使命!!」
などと思っている筈がない。ダメと言われたら書かないのも確か。

そういえば、過去に1回だけ、某超大手鉄道事業者の車庫撮影会で
(参加者は公募だったから、撮影会があるのはバレバレなのに...)

「新聞社・TV局以外は、今日の写真も内容も一切、公開禁止っ!!」

という謎な指示だった社もあった。車庫の敷地を出る前にバッグにカメラをしまい、
外に出てからは絶対にカメラを向けないように...という念の入れよう。
非常に貴重な車両(普段は非公開)を撮らせてもらった上、面白いお話もたくさん。
でも、そのままブログでは“お蔵入り”となった撮影会もある。

そう、今回、キハ40形導入までの経緯とか、この2両が選定された理由など、
ちょっとディープな(ところに触れそうな)部分まで、お話しを聞くことが出来た。

でも...

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【2020年6月21日9時37分】 小湊鐵道・五井機関区(キハ40 2021号車内)

最後に担当者さんに、肝心の質問をしてくるのを忘れてしまった。
「あのぅ~、ブログに書いても良いですか??」

だから、どこまで書いて良いのか分からないのである。

そう、今回は「限定30名」という少人数のイベント。
参加者が数百名もいるイベントなら、1人くらいヘンなことをブログに書いた輩が
いても、「仕方ないなぁ...」だろうが、今回は申込フォームの情報などから
<変態鉄>が、どこの誰なのか、特定されてしまう。

「今後も時折、イベントを開催したい」と仰っていた、そのコトバを踏まえると
ここで、五井機関区へ“出禁”にでもなってしまったら...と。
そもそも、せっかくお話ししてくれた担当者の方にも迷惑かも知れないし。

ということで、当日のお話しの詳細にご興味がある方も...諦めて下さい(笑)。

とはいえ...

……  ……

<速報版>のときにも書いた通り、お話しを伺った際の<変態鉄>の印象として、

あくまで、自分の受け止めとして...

この2両は、単なるイベント用車として入線したのではなく、そう遠くない将来、
生え抜きのキハ200形を、ほぼ全数置き換えることが視野に入っていて、
そのテストケースとして、まず会津若松で余剰になったグループの中の2両を
譲り受けた...ということだと感じられた。

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【2020年6月21日9時37分】 小湊鐵道・五井機関区

一部では年末くらいまでに、キハ40形の小湊での営業運転に必要な手続きを終える
というスケジュールが報じられていたが、今回の話の中では具体的な言及は
なかった。かわりに、車体塗色については現行の「東北地域本社色」を残せないか
ということも検討しているという趣旨のことがあった。

自社のキハ200形の最終増備車が1977年(昭和52年)製、このキハ40 2021号車が
1979年(昭和54年)製で“2歳差”。

もちろん、“謙遜”も入っているのだろうが、キハ40形を受け取ってみて、
「JRの車両の整備の良さは...」という話も。非常に整備が行き届いており、
また、塗装もとても丁寧でキレイに塗られており...
さらに、仕様の違いもあって「冷房の効きが良い」というのも。

この東北地域本社色は白地に緑色と、現行の小湊鐵道の朱色とクリームに比べて
明るい色味の分、「うちの洗車機は...」と。五井機関区...五井駅から西へ
2 kmも歩けば、京葉臨海工業地帯にでる。その工場の煙を浴び続けるのも、
キハの車体の汚れの原因になりうるとのことで。

車体塗色についても、JRとの調整以外にも悩みはあるみたい。

だから、逆に言えば、今年中に五井機関区構内の洗車機の改良工事でも始まったら、
そういう意味なのだろうか???? 注視していきたい。

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【2020年6月21日10時37分】 小湊鐵道・五井機関区

キハ200とキハ40が連結され、貫通路が使用されているのも、少し貴重なシーン。
そもそも昭和50年台まで(わずかな期間だが)五井駅構内にあった渡り線(撤去済)
を経て、キハ200形が内房線経由で千葉駅まで乗り入れる運用があった。
鉄道誌の中でキハ200形と、たぶん10系だったが国鉄型キハとの併結シーンも
見た記憶があり、基本的に形式不問で連結可能なキハなら、キハ40+キハ200も
“理論上”は可能なので、この車両が運用入りすれば、日常的に見られるように
なるかも知れないが、それでも、現段階では非常に珍しいシーン。

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【2020年6月21日10時37分】 小湊鐵道・五井機関区

その貫通路を抜けて、隣のキハ200形に移動すれば、そこは物販コーナー。

小湊鐵道のグッズ類、種類は多くないのだが面白いものも...

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今回、<変態鉄>が入手したのはコチラ。

そう、あの噂の「キハバッグ」。
例のツイッターで、ヨガの画像を利用した謎の広告が誕生し...

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【2020年6月21日10時50分】 小湊鐵道・五井駅

まぁ、あの“騒動”でネットでは消されてしまったものの、五井駅構内に
あのポスターも残されており。

確かに、ボックスティッシュが入りそうで入らないビミョーなサイズ。
表面はクリーム色の部分がちょっと硬めのフェルトのような生地でできており、
持ち歩くと、そのあたりから破れてきそうな...
屋内で丁寧に使おうと思っている。

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【2020年6月21日13時40分】 小湊鐵道・里見駅

それにしても広告は...、プロの...専門の広告代理店などに依頼してつくった
ものでないのが一目瞭然だが、それにしても、この突き抜けた感じが好き
なのである。正直言って、パッと見た瞬間...

「バ※じゃねぇ~の!?」と言いたくなる内容もあって。
でも、そうであるからこそ、その商品に興味を惹かれてしまう。これぞ広告!!

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【2020年6月21日9時36分】 小湊鐵道・五井機関区(キハ40 2021号車内)

ということで、20分くらいの長いようで短い時間だったが、只見線で乗って以来の
キハ40 2021号車の、あの“2人掛けボックスシート”に腰を下ろして
楽しんだのである。

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【2020年6月21日9時36分】 小湊鐵道・五井機関区

さてさて。普段は職員の方しか歩くことのない、この通路を通って...

次は撮影会。3つの班に別れての行動である。“密”を避けるため、つまり、
他の班のメンバーの“待避”のために、いったん車庫の南側にあたる
古典貨車のいるスペースで待機となったのである。

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【2020年6月21日9時53分】 小湊鐵道・五井機関区

特段、保存目的ということではなく倉庫代用として残っているだけみたい。
無蓋貨車を含む3両を里見駅に移転したのも、やはり、キハ40形入線で手狭になる
五井機関区構内のスペースを捻出することと関係がありそうで。

それでも、まだ、足回りのある自社の古典貨車だけでも複数両あって。
このあたり、木部を張り替えて、足回りを磨いて、整備していただけると...

<変態鉄>だけでは気づかない“みどころ”も教えていただけて。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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