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小湊鐵道「五井構内撮影会」20200621(2)「東北」を探せ!! [小湊鐵道]

梅雨らしい天気が続いている東京。蒸し蒸しして過ごしにくいといったら...
だんだん、<撮り鉄>には不向きな時期が来ているのである。

そんな中、2020年も6月が終わろうとして、つまり、1年の半分が過ぎようとして
いるのである。やはり、今年は何と言っても“コロナ禍”。
宿泊を伴っての本格的な“出撃”は1月が最後という、何とも...
過去に例を見ない年になっている。

そんな中、今年前半の<変態鉄>の趣味活動の中で、大きな存在となりつつあるのが
この...6月21日の「五井構内撮影会」。

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【2020年6月21日9時53分】 小湊鐵道・五井機関区

2018年から1年ほど、只見線に通った身としては、まさかあのヨンマルを房総で
撮れることになるとは思っていなかった。

撮影会は1時間半の時間を3つに分けて。<変態鉄>のグループは便宜的に
“第3グループ”。ぬぁんと、キハ40形の見学からスタートだった。

2020年6月21日(日)曇り

高速バス案内所のヨコから、いよいよ小湊鐵道の本社兼機関区の構内へ。
“鉄道会社の本社”というと、立派なビルを想像するが、ここはいまも
板張りだったり、瓦葺きだったりする、フツーの民家のような...。

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【2020年6月21日9時05分】 小湊鐵道・五井駅

撮影会の説明が行われる集合場所は、ちょっと広めの集会場のような所。
そこに折りたたみのイスが配置され。でも、オッサンたち(= 参加者)で
熱気ムンムン。<変態鉄>は集合時刻ギリギリの到着で、空席は壁側前方の1~2個。

お腹の突き出たオッサンたち中心の撮影会。カメラバッグの間を縫って、
そこまで進むのは無理。4,500円の参加費と引き換えに「参加証」と
アンケート用紙を受け取って。

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【2020年6月21日9時05分】 小湊鐵道・五井機関区

自分とか、そのあと、ギリギリで到着した人たちは壁側で立っているしか
なかったのである。

そうしたら...

職員の方に気を遣わせてしまって...。
一番前の、その説明担当の話者の席の真正面のスペースにイスを運び入れ。

何だか小学生の頃、叱られて教卓の前に机を移動させられたような...そんな感じ。
いきなり、何の罰ゲームだ??

手短に説明が。その中で「キハ40形の“幕回し”は実施しない」という注意が。

まぁ、つまり、有料の撮影会である。JRが製作したものを小湊が勝手に
業務に使用する訳にはいかないということかと。
このあたり、<会社員鉄>になって(運輸業界には無関係な業種だが...)
そのあたりは「まぁ、そうだろうなぁ...」と思えるようになった。

前面幕には「只見」とか「喜多方」とか...そういう只見線・磐越西線関連の
行き先表示が入っているのだが、それは不可と言うことで、撮影には
種別幕だけ使うという話だった。

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【2020年6月21日9時22分】 小湊鐵道・五井機関区

さて、この謎線路。大正時代の舶来機関車が保存されている地点に移動して。

ここから3グループに分かれての行動となった。

さぁ、いよいよ。キハ40の車内へと。
撮影会に1両、車内見学と物販に1両、見学に充てられたのは2021号車の方。
もちろん、車内見学と言っても只見線時代に何度も乗る機会があったので...

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【2020年6月21日9時25分】 小湊鐵道・五井機関区(キハ40 2021号車内)

小牛田配置時代の改造だろうか。この車両の特徴は左右に並ぶ4人掛けボックス
シートの片側を2人掛けに改造している点。

趣味活動は“おひとり様”で行っている<変態鉄>にとっては、この座席配置が
ありがたかったのだが...。

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【2020年6月21日9時25分】 小湊鐵道・五井機関区(キハ40 2021号車内)

ということで、車番も1枚。
トイレの撤去改造なども特に行われておらず。ただ、撮影会中に使用する
不届き者対策か(笑)、トイレ自体は施錠されていた。

車内自体はJR時代と変わっていないような。“小湊仕様”への改装は
このあと行われるのだろうか。

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【2020年6月21日9時25分】 小湊鐵道・五井機関区(キハ40 2021号車内)

パッと見たところ、JR時代に後天的に取り付けられた装置類も多くがそのまま
残っているようで。運転士さんの股の間にあたる位置に取り付けられている
ワンマン機器もそのまま残っている。

只見線時代も車掌乗務だったのだが...
このあたり、とうとう小湊もワンマン化に踏み出すのか、気になるところ。

さぁ、そうなるとJR時代...東北地方で過ごしてきた時期を思わせる一品を
探してみたくなるのが<変態鉄>。

やはり、ちゃんと残っていた。それが...

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【2020年6月21日9時26分】 小湊鐵道・五井機関区(キハ40 2021号車内)

トイレ側の壁面にある消毒札差し。

毎月行われる消毒作業、所属区の欄に「郡山車両センター会津若松派出」と
ちゃんと只見線時代が行き続けているのである。

只見線時代がハッキリと分かるものは、これくらいだっただろうか。

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【2020年6月21日9時26分】 小湊鐵道・五井機関区(キハ40 2021号車内)

昭和30年台から20年近くかかって順次、既存の車両を置き換えたのが
小湊のキハ200形。増備に際して、客窓がR付からユニットサッシに変わり、
客ドアがプレスものから平面タイプになり...
細部の変更を経ながら、1977年(昭和52年)まで継続された。
その小湊キハ200の最終番号の2年後に製造されたのが、このキハ40 2021号車。

「富士重工業 昭和54年」の製造銘板が残っている。
隣にある「平成3年 郡山工場」は冷房化改造のものだろうか??

さぁ、車内ではキハ40形にまつわるさまざまなお話しが...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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