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お盆の富山を少しだけ(5)富山市内軌道線 [富山地方鉄道]

以前から気になっていた旧型ディーゼル動車が車庫から引き出されて展示される...ということで、五井機関区を訪れたのは6年前のこと。
たぶん、この時期、既にキハ40形譲受についてJR東日本との交渉が始まっていた頃だったのだろうが、そんなこと知る由もなく。

まさか、数年後、この機関区の一画がカフェになるなどとは全く想像していなかった。

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【2017年8月27日10時27分】 小湊鐵道・五井機関区

市原市内の山間部も人口の減少は進んでいるようで、最近では上総牛久以遠の区間の存続についての話も出てきているとのこと。
「房総の里山」を駆け抜けるキハを撮りに行きたいのだが、やはり、この暑さは...
ウォーキングイベントにも“参戦”したいのだが、今年の秋は短いのだとか。

さて、この日も酷暑だった。8月12日の富山地鉄の話題。鉄道線(上滝不二越線)で南富山に行って市内軌道線で「電鉄富山・エスタ前」まで戻ってくるというショートトリップ。後半戦は市内軌道線、でも、お目当てのデ7000形は出庫線に出てきておらず。

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お盆の富山を少しだけ(4)南富山駅 [富山地方鉄道]

今日も過去、8月に撮った写真から。
横浜市電は大都市の中では比較的早く姿を消しており。幸い、滝頭に保存館があって車両、資料が残っているのだが...
やはり、公園などに静態保存された電車もかなりの数だったようで。

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【2015年8月29日18時27分】 神奈川県横浜市港南区上大岡東・久良岐公園

この個体もかなり荒廃していた時期もあったようだが、10年ちょっと前に地元新聞社の呼びかけで復元整備が行われ。
その後は、定期的に公開されている...とのことで。

夏場に限り、夜間の公開が行われる...と知り、京急電車とバスを乗り継いで。
夕方、始まった車両公開、だんだん暗くなっていく中、ギャラリーは数名。紺色から漆黒へと変わっていく空、車内灯も点いて。少しずつ変わっていく様子をカメラに収めながら。

一緒に撮っていた方が「本職」の方で。某都市の路面電車の運転士さん...ではないものの、運行管理を担う部門でお仕事をされていた方で。
貴重なお話をいろいろと聞くことができたことも写真を見ていると思い出されるのである。

さて、8月12日の富山地鉄の話題。5時半の電車で稲荷町、ここで30分間、地鉄電車を撮って、南富山駅。ここから市内軌道線電車に乗って富山駅前のホテルに戻ろう...ということで。ホテルの朝食に間に合うように朝の時間を...

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お盆の富山を少しだけ(3)稲荷町の朝(その3) [富山地方鉄道]

HDDで過去の写真を確認してみると、8月は意外と富山に行っていることが多かったようで。コロナ前は14722編成を探して立山線に撮りに行っていることが多く。その中で2016年には当時の富山ライトレールで岩瀬浜、そこから土休日運転の路線バスで新湊大橋を越えて、万葉線を撮りに行った。風が強くて越ノ潟の渡船は欠航になっていたような...。

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【2016年8月27日16時05分】 万葉線・片原町-坂下町

お目当ては、加越能鉄道時代のオレンジ色のカラーに戻されたこの電車。
残念ながら米島口の車庫に居て。「ダメかぁ」と思っていたら、午後になって車両交換の形で出庫。夕方まで追いかけたのだった。

かつては、射水線を通して今の地鉄市内軌道線と繋がる長大路線だった区間の、高岡側に残った区間。万葉線も気になってはいるのだが、なかなか撮る機会がなくて。

さて、久々の富山となった12日朝の稲荷町。

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お盆の富山を少しだけ(2)稲荷町の朝(その2) [富山地方鉄道]

コロナ禍が終わって、会社への行き帰りの電車で座れなくなったのがイライラするところ。最近は、帰りは各駅停車でゆっくり帰ってくるようにしている。
まぁ、途中で急行に乗り換えたりするのだが...

インバウンドだとか何だとか言うものの、鉄道業界も増発できない理由が「人手不足」であるケースもままあると聞く。レジャー需要を喚起し、外国人を取り込み、人を集めるとしても、それを捌くだけのキャパが失われてきているのが今の日本。このまま混雑度だけ上がっても...と感じている<変態鉄>である。

さて、8月12日の富山地鉄の話題。

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【2023年8月12日5時51分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

朝の30分だけ。稲荷町車両基地の様子を観察してみたのだが...
上滝不二越線ホームから留置中の車両を撮れるのだが、その場合、カメラを南東方向に構えることになる。留置線は建屋の影になって薄暗く。でも、その屋根の先には太陽が。影があるので薄暗くて、でも、陽射しが出てくると完全に逆光で。辛い条件での撮影である。

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お盆の富山を少しだけ(1)稲荷町の朝(その1) [富山地方鉄道]

大学時代、金融を学んでいた<変態鉄>、そのときに「モラルハザード」という用語を知ることになる。
主に保険などの分野で使われるのだが、大雑把に言うなら、「保障の手厚い保険に加入すると、加入者は安心して注意を払わなくなり、逆に事故などを起こしやすくなる」ということ。

デジカメの画像、「RAW」と「jpeg」の2種類があって。
前者は“raw”、つまり、「生」のデータ。カメラのセンサーが感じ取った光のデータがそのまま記録される。後者は、スマホでもケータイでもパソコンでも、世界中で広く使われる画像データのフォーマット。
「RAW」はカメラ(メーカー)ごとに仕様が違う上、パソコンなどでデータを読み込んでも、対応したソフトがないと画像を見ることすらできない。ただし、圧縮されずに「生」のデータとして保存されているので、色調や明るさは後で調整できる。例えば、ブログに貼ったり、X(旧ツイッター)などのSNSに載せる画像など、RAW画像を専用のソフトでjpegなどの一般的な画像ファイルのフォーマットにして出力したものを使うのだが、その段階で調整すれば良い。フィルムカメラ時代からの“伝統”で、そのRAWデータを調整して画像ファイルを出力する作業は「現像」と呼ばれている。

<変態鉄>はここ数年、専ら「RAW」で撮っている。そうすると、だんだん露光や色調(WB)の設定がテキトーになって。
「あとで現像のときに直せば良いかぁ~」と。カメラの設定もロクに確認せずにテキトーに撮るのが当たり前になっていた。

でも...

実家のトイレの便器が壊れて...。格安の業者を探したら、そこは見積もりなどをネットで行っていて。その写真を撮る...つまり、実家のトイレを撮るためにカメラの設定を「jpeg」に変更していたのだった。しかも、色調(WB)は「蛍光灯」という設定。それに気づいたのは稲荷町駅で撮っている途中。

だから、前半は妙に青味がかった写真が続くのである。う~ん、久々の<鉄>活動はほろ苦いスタートである。

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【2023年8月12日6時02分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

地鉄電車を撮るのは約3年半ぶりだろうか、その間、車両も、駅の様子も変わっており。

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大型連休の阪堺モ161形(42=最終回)えぴろーぐ (その2) [飛行機の話題]

全42回にわたった、この話題もとうとう最後。まさか、この撮影行から帰って半月後に実家で...。それ以来、やはり、忙しくて。
まもなく百箇日法要を迎えるわけで。

いつの間にか、8月も後半に入っている。10月下旬には、再びモ161形車が動き出すかと。また、土休日に“予告登板”して欲しいと願う次第。

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【2023年5月4日20時02分】 阪堺電気軌道阪堺線・綾ノ町電停

珍しく最初から最後まで阪堺電車だけを撮っていた4日間だった。長かったようで短かった4日間の撮影、その最後はB787型機で伊丹から。
わざわざ、NH018便を選択したのは...

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大型連休の阪堺モ161形(41)えぴろーぐ (その1) [飛行機の話題]

長く続いたこのシリーズ、とうとう明日で最終回。
本当は7日の夜のヒコーキで帰ることもできたのだが...

「連休最終日の夜」と「連休明けの月曜の朝」ではヒコーキの運賃が違っていて。ホテルを1泊延ばしても大差なかったこと、あと、帰りの時間を気にしながら撮るのは精神的に...

そんなこともあって、月曜日は単なる「移動日」として。仕事柄、所定の出社時刻は14時とか15時なので、午前中のヒコーキで東京に戻って会社に行くことは可能なのである。

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【2023年5月8日6時52分】 南海電鉄本線・難波駅

ということで、最終日の朝は早く起きて堺東駅から朝ラッシュの南海高野線で難波へ。

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大型連休の阪堺モ161形(40)雨の中の浜寺駅前 [ちん電(阪堺電気軌道)]

日曜は久々に自宅(実家)で1日過ごした。
何だかボーっとしているうちに気づいたら夜になっていた...という感じ。<鉄>として、あるまじき行動かも知れないが。やはり、東京だと暑かったり雨が降ったりしていると、休みでも、絶対にでかけないものなのである。

家の中のことをアレコレ。具体的に、どこが痛いとかそういうことはないのだが、体全体がだるい感じなのは、コロナの影響なのか、あるいは、ただの夏バテなのか、ということは自分自身でもよく分からず。幸い、東京は台風の直撃は避けられそうで、いまのところ、次の公休日は晴れ予報なので、少しずつ<鉄>活動を再開したいと思っている。いや、そうしないと久々に拙ブログは“ネタ切れ”という事態を招くのである。

さて、そんなわけで、<鉄>活動を“中断”する前の最後の“出撃”となったのは、5月の大型連休の阪堺電車だった。その撮影記も最終回。

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【2023年5月7日15時42分】 阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

最後は雨の浜寺駅前を発車するモ164号車の模様を記録して。それを以て、4日間の阪堺モ161形車撮影を終了としたのだった。

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大型連休の阪堺モ161形(39)モ164号車に乗って [ちん電(阪堺電気軌道)]

土曜日は富山へ。
往復ともヒコーキが遅れて、イライラする展開。それに、レジャー需要が増えてきた分、富山線であっても客層が悪いと言うか何というか...
富山駅も(悪い意味で)にぎやかな感じになってきてしまったような気もするし...

驚いたのは富山空港の搭乗口の改札機が新しくなったこと。1人が通過するごとに、いったんカードリーダが赤い「✕」印になって透明なアクリル板がスライドしてくる構造。「改札機」という見た目ではなくなって、正面にタブレット端末がぶら下がっていたり、上部には何だか歯医者さんのような...。

そういえば、ピンク色の紙が発行されなくなっていた。オンラインチェックインがフツーになって、「ヒコーキに乗る」ときの風景も確実に変わってきている。

往復ともヒコーキが遅れてちょっと疲れたが、朝、予定より早く目が覚めたので、ちょっとだけ地鉄電車を見てくることができた。5月以来、久々の<鉄>活動にもなった。でも、それにしても暑かった。

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【2023年5月7日15時30分】 阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

さて、5月7日の阪堺電車撮影記。激しい雨が降り続く中、神ノ木電停で撮ったということは...

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大型連休の阪堺モ161形(38)雨の中の石津川鉄橋 [ちん電(阪堺電気軌道)]

この記事が公開される頃、<変態鉄>は富山駅前のホテルに居るはず。(※ この記事は予約投稿です)
いや、残念ながら地鉄電車を撮りに来たのではなくて。5月に亡くなった父の郷里は富山、実家のお墓は富山市内、呉羽山の中腹にある。ちょうど神通川鉄橋を挟んで富山駅の新幹線ホームが正面に見えるような位置。墓地の中から俯瞰撮影できそうな...、と、いつもそんなことを考えながら、お墓参りに来ているのだが。土曜日が休みにあたるため、それに合わせて富山に来ているのである。

土曜は暑くなる前の時間帯に墓参を済ませて、叔父の家に挨拶に伺い、夜のヒコーキで東京に戻る...という強行軍。一応、カメラは持っているのだが地鉄電車を見に行く機会はなさそうな情勢で。せめて、鱒の寿しを買って帰りたいと思っている次第。週末の富山も暑くなりそうで。

さて、今日の記事も過去写真から。

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【2013年8月14日13時11分】 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積・旧谷汲駅

ちょうど10年前、2013年の夏は悲惨な夏休みだった。8月に入ってすぐ、お腹の調子が...。会社に行っても勤務時間の半分近くをトイレで過ごすような日々。それでも、休めばその後に代わりに自分で自分の穴埋めをしないといけない...人手の足りない中小企業の悲哀である。そうなると後の“出撃”の日程に影響する...それを恐れる一心で、お腹の痛みは止まらず、脱水で立ち上がるのも辛い中、平然とした顔を装って会社に出勤していたのだった。
まぁ、それでも周囲にほとんど体調不良を悟られることがない、徹底的に無関心という、うちの社風もスゴイのだが。

さてさて、そして整腸薬だけを頼りに“出撃”。訪れたのは、谷汲駅跡だった。
それこそ、酷暑の中、華厳寺へ。そして谷汲駅跡に保存されたモ514号車を。このブログでも何度も書いた通り、自分にとって趣味活動の“原点”でもある路線が、名鉄岐阜600V線、憧れの車両が古豪モ510形だった。

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