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お盆の富山を少しだけ(3)稲荷町の朝(その3) [富山地方鉄道]

HDDで過去の写真を確認してみると、8月は意外と富山に行っていることが多かったようで。コロナ前は14722編成を探して立山線に撮りに行っていることが多く。その中で2016年には当時の富山ライトレールで岩瀬浜、そこから土休日運転の路線バスで新湊大橋を越えて、万葉線を撮りに行った。風が強くて越ノ潟の渡船は欠航になっていたような...。

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【2016年8月27日16時05分】 万葉線・片原町-坂下町

お目当ては、加越能鉄道時代のオレンジ色のカラーに戻されたこの電車。
残念ながら米島口の車庫に居て。「ダメかぁ」と思っていたら、午後になって車両交換の形で出庫。夕方まで追いかけたのだった。

かつては、射水線を通して今の地鉄市内軌道線と繋がる長大路線だった区間の、高岡側に残った区間。万葉線も気になってはいるのだが、なかなか撮る機会がなくて。

さて、久々の富山となった12日朝の稲荷町。


……  ……

2023年8月12日(土)晴れ

さぁ、当初、<変態鉄>が乗る予定だった第603列車。

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【2023年8月12日6時01分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

稲荷町から回送で送り込まれるようだが、10030形電車がいよいよ発車。

朝の時間帯、陽射しの方向はどんどん変わっていく。

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【2023年8月12日6時02分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

庫内では東急の車両がスタンバイしている。個人的には4ドア・ロングシート車は地鉄には合わないような気がするのだが。
隙間風対策だろうか、使われていない中よりの2ドアを鉄板で塞ぐ工事が進み、なおさら、ブサイクな外観になってきている。

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【2023年8月12日6時02分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

その前に留置されているのは、新旧西武特急「レッドアロー」の編成。
それから、デキ12021号機、黒部川第4発電所“クロヨン”建設時の貨物輸送用に新製された機関車は、この路線の生え抜きであって。

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【2023年8月12日6時04分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

コロナ前、新幹線開業で宇奈月・立山方面への観光客輸送で、特急電車も増発され盛り上がりを見せていた地鉄電車。

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【2023年8月12日6時05分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

コロナで一気にその観光客の姿が途絶えると、観光列車たちにも厳しい時代が訪れ。なかなか、持ち味を発揮できていなかった車両たちでもあって。

奥に留置されているのは...

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【2023年8月12日6時06分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

上滝不二越線の板張りホームを歩いていると、あの頃には見かけなかった新しい掲示が。

いわゆる「撮り鉄」対策の注意書きである。それでも、大半の事業者がホーム上での三脚使用を全面禁止する中、「混雑時の三脚使用」と優しいのである。

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【2023年8月12日6時09分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

一番奥の、廃車や休車の留置されているところに、観光列車「ダブルデッカーエキスプレス」の中間車の姿。本来、3両編成で走る観光列車だが、以前のような2両編成になって、京阪特急色というだけでフツーの10030形に戻っているのである。

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【2023年8月12日6時12分】 富山地方鉄道上滝不二越線・稲荷町駅

おっと、ふと顔を上げると、下りホームに到着の宇奈月温泉ゆきは、17480形編成。う〜ん、中央の2扉が鉄板で塞がれているのは、ちょっと異様な外観なのである。

さぁ、まもなく乗車予定の第603列車がやってくる。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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