大型連休の阪堺モ161形（４０）雨の中の浜寺駅前

日曜は久々に自宅（実家）で１日過ごした。
何だかボーっとしているうちに気づいたら夜になっていた...という感じ。＜鉄＞として、あるまじき行動かも知れないが。やはり、東京だと暑かったり雨が降ったりしていると、休みでも、絶対にでかけないものなのである。

家の中のことをアレコレ。具体的に、どこが痛いとかそういうことはないのだが、体全体がだるい感じなのは、コロナの影響なのか、あるいは、ただの夏バテなのか、ということは自分自身でもよく分からず。幸い、東京は台風の直撃は避けられそうで、いまのところ、次の公休日は晴れ予報なので、少しずつ＜鉄＞活動を再開したいと思っている。いや、そうしないと久々に拙ブログは“ネタ切れ”という事態を招くのである。

さて、そんなわけで、＜鉄＞活動を“中断”する前の最後の“出撃”となったのは、5月の大型連休の阪堺電車だった。その撮影記も最終回。


【2023年5月7日15時42分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

最後は雨の浜寺駅前を発車するモ164号車の模様を記録して。それを以て、4日間の阪堺モ161形車撮影を終了としたのだった。

……　　……

2023年5月7日（日）雨

浜寺駅前電停で10分ほど停車する。その間にも...


【2023年5月7日15時34分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

海道畑付近まで府道沿いにまっすぐに線路が続いているが、浜寺駅前電停の少し先で「く」の字型に曲がっているところがあって。
そこの線路柵のところに立って。

そう、次の電車が到着するのを待って、モ164号車が発車する。雨が激しくなる中、じっと待っていると、やがて、海道畑１号踏切が鳴り出して。


【2023年5月7日15時38分】　阪堺電気軌道阪堺線・船尾－浜寺駅前

でも、何かヘン。
日中、11時を過ぎると夕方まで運用は固定になるので、この日は、モ164号車を撮って、パンダの絵が描かれたモ701号車で後を追う...というサイクルだったはずなのだが、モ164号車の次の電車は、いつの間にか、モ710号車に交替していたのである。


【2023年5月7日15時40分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

その、モ710号車が降車ホームでいったん停車。乗客が降りた車内では運転士さんが折り返し準備を。


【2023年5月7日15時40分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

それを受けて、モ164号車が天王寺駅前ゆきとして発車。


【2023年5月7日15時41分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

う〜ん、本当は両者が並ぶ瞬間を狙っていたのだが、急遽、ズームリングを広角側に回して、モ164号車が前に出たところを。


【2023年5月7日15時41分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前－船尾

いよいよ雨脚は激しくなって、海道畑に向かって走り去るモ164号車を望遠で捉えれば雨で白く霞んで見えるくらいになっており。


【2023年5月7日15時41分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前－船尾

吊り掛け音を残して、だんだん雨で白く霞んだ風景の向こうに消えていく焦げ茶色の電車。
ちょうど、旧海道畑駅のホームのところを通過するところまで追って、カメラを下ろすのだった。


【2023年5月7日15時42分】　阪堺電気軌道阪堺線・浜寺駅前電停

さぁ、乗車ホームにはモ710号車の姿。
モ701号車は不具合があったか、あるいは、夕方から貸切運用が入っていて差し替えになったか、最後だけモ710号車である。
数年前までこちらも「パンダ電車」だった筈だが。

その電車で大小路まで戻ったら路線バスに乗り換えて堺東のホテルに帰るのだった。

長かったようで、あっという間だった4日間、モ161形車を主に堺市内区間で、思う存分、撮ることができて。当初の予報よりも晴れる時間帯が長くなって、当初、考えていた以上の“成果”のあった撮影だった。

さぁ、最終日は午前中のヒコーキで東京に戻るだけ。（つづく）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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