SSブログ

阪堺電車モ161形車を追って(4)帝塚山四丁目(その1) [ちん電(阪堺電気軌道)]

大相撲5月場所を視ながらノンビリと休日を過ごしていたのは1週間前だった。そこからは怒涛のような...
いつの間にか、5月も終わりである。6月もアレコレ、調整しないとならないことが入ってきて。とにかく1日があっという間に過ぎているのである。

そして、いよいよ、6月。仕事も忙しくなってくる時期なのである。

さて、引き続き、4月8日の阪堺電車撮影記。上町線の運用に転じたモ162号車を、まず、神ノ木電停で撮って。折返して戻ってくるまでは30分少々か。
その間に、次の撮影地まで歩けば良いわけで。

091_msi00006335.JPG
【2023年4月8日9時56分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停

阪堺電車の魅力というのは、決して、モ161形車だけではない。
沿線も、短いながら阪堺線と上町線、大阪市内区間と堺市内区間...、いろいろな“顔”を持っており。

最近、<変態鉄>が注目している車両に、モ351形車があって。モ161形車の影で、こちらも還暦を迎えており。前面にそれを示す小型ヘッドマーク。
……  ……

2023年4月8日(土)曇りのち晴れ

まずは、神ノ木電停で。

092_msi00006331.JPG
【2023年4月8日9時44分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停

ホームの後ろ側に上下線ホームをつなぐ踏切があって、それに繋がる形で、築堤の両サイドの斜面に階段がのびている。
後続の天王寺駅前ゆきに乗って、次の撮影地を探しても良いのだが、ここは歩いて。北側の、天王寺駅前ゆきのホームの側の階段を下りて...

ちょうど、階段を下りたところは南海高野線の線路。

093_msi00006332.JPG
【2023年4月8日9時49分】 南海電鉄高野線・帝塚山-住吉東

踏切機が鳴り出すと、カメラを出さないと気がすまないもので。

高野線も、いつの間にか、こういうイマドキの...関東の大手私鉄と変わらないイマドキの電車が増えて。6000系を見かける機会はめっきり減ってしまったような。

すぐ先の踏切を渡って、そのまま少し住宅街の路地を歩けば、すぐに電車通りに突き当たる。

094_msi00006333.JPG
【2023年4月8日9時56分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近

ちょうど帝塚山四丁目電停のところ。
四丁目電停のホーム端に立てば、後ろにあべのハルカスを入れて。

やってきたのはモ351号車。吉川運輸の広告電車は、片面が青、片面が白...と、広電の1000型連接車のような珍しい塗装になっており。

095_msi00006334.JPG
【2023年4月8日9時56分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近

ホームに進入してくるところをアップで。

この、モ351形車。

モ161形などと同じ吊り掛け駆動ながら、こちらは冷房付きなので夏場も普通に運用に入り、乗ることも多く。旧型電車の電機品を流用し、モ501形車に似た車体と空気バネ台車。主要機器流用で車体新製...というのは、コスト面でメリットに乏しいと判断されたようで、新製数は少なく抑えられた。

091_msi00006335.JPG
【2023年4月8日9時56分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目

前部には「青・雲塗装」、後部には「オレンジ・雲」塗装がデザインされたヘッドマーク。60周年ということと、この電車の一番有名な姿、好感のもてるデザインである。
我孫子道電停の定期券売り場で、このヘッドマークのグッズが出ているようだが...
(まだ、買っていない)

少しずつ移動しながら、ベストポジションを探して...

096_msi00006336.JPG
【2023年4月8日10時01分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近

この日は浜寺運用に入っていた、モ701号「パンダ電車」である。

この撮り方だと、背景にあべのハルカスが。コレが狙いなのだが、ココの地点、クルマや自転車の動きが非常に複雑で。
撮れるか撮れないかは、まさに、時の運なのである。

097_msi00006337.JPG
【2023年4月8日10時09分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近

さらに、1101号車。今度は思いっきり望遠で三丁目電停近くを切り取って。

さぁ、いよいよ...

098_msi00006338.JPG
【2023年4月8日10時16分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近

隣の帝塚山三丁目電停にモ162号車の姿。

もう、ドキドキなのだが...

099_msi00006339.JPG
【2023年4月8日10時17分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山四丁目電停付近

次がこのカットになったことで、分かっていただきたい。まぁ、でも、帝塚山をゆく古豪の姿を広角気味に切り取ることが出来たのは、コレはコレでいい感じだったのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。