阪堺電車モ161形車を追って(5)住吉税務署前のカーブ [ちん電(阪堺電気軌道)]
いや、何だかあっという間に6月になって。
木曜は公休日、久々に自宅でゆっくりと。自宅にいるときは原則としてパジャマのまま着替えない<変態鉄>。
外出する予定もなかったし、昼間は晴れていたので洗濯物をベランダに干して。
パソコンで自宅に持ち帰った仕事をやっつけていて、ふと、外を見るとYシャツが1枚、忽然と姿を消しており。
ベランダから下を覗くと、アパートの駐車スペース部分に落ちており。大急ぎで着替えて取りに走ったのだった。
4月、5月と連続で阪堺モ161形車を撮りに行って。何だか記憶がゴチャ混ぜになってしまって、撮影記を書くのに苦労するのだが...
ローカル線のキハを撮りに行くときは、線路端で過ごす時間の大半が待ち時間だが、阪堺電車の撮影は、とにかく慌ただしく。メモ帳に記録をつける時間がなくて。記憶をたどりながら、撮影記を少しずつ書き進めて。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
帝塚山四丁目電停付近で撮ったら、とりあえず、住吉に戻ることにしたのだった。
たぶん、次も天王寺駅前ゆきで戻ってくるはず、でも、心のどこかでちょっとだけ恵美須町を恐れながら...。やはり、撮影初日はリスク回避的な行動を考えるのが<変態鉄>の性格でもあって。
…… ……
2023年4月8日(土)曇りのち晴れ
10時過ぎの帝塚山、電車通りとはいえ、バスなども通る主要道路は並行して別にあって、ちょっと広い生活道路といった感じ。クルマの通りもそう少なくはないものの、歩道と車道の区別もなく、歩行者、自転車、クルマ、そして、<鉄>と、周囲はちょっとしたカオスな状態。
日中、意外と多いのが宅配便のトラック、それが配達や集荷のため道路上に停車するので、クルマも自転車もそれを避けて、道路中央に寄る。そうすると、望遠で、迫ってくる電車を正面から切り取ろうとしていると、思いっきり被られるのである。まさに“時の運”。だからこそ、ズームリングを素早く回しながら“波状攻撃”を仕掛けるように連写するのが、<変態鉄>の流儀。
【2023年4月8日10時17分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
狙っていたポジションでモ162号車を写し止めるのは叶わなかったが、急ぎ、振り返って四丁目電停に進入していく姿を。晴れていたら逆光になるのだが...
【2023年4月8日10時29分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停
とはいえ、少しずつ陽射しのある時間帯が長くなっていく感覚。確かに天気は好転しつつあるようで。
そうなると、細井川〜我孫子道の専用軌道区間は、線路が南北になる分、逆光で撮るしか無くなってしまう。ということで、消去法的に選んだのは住吉鳥居前。税務署向かい側のカーブ...<変態鉄>が勝手に“千鶴子前”と呼んでいる地点へ。
【2023年4月8日10時35分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
写真の左側が税務署、そして、住吉大社の駐車場。右側に、線路から斜めに逸れていく感じで、細い道が続いており、少し先で長居公園通に突き当たる。
だから、そちらの細い道がメインストリートといった感じ。
さらに、踏切でも交差点でも、停止線など気にも留めず、ギリギリまで前進するのが“大阪流”の運転???
線路のギリギリまで前進してくるクルマも多く。この地点は、この地点で撮影はリスキーな部分もあって。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
さぁ、すぐにモ162号車がやってきた。カーブのところでは、望遠300 mmではちょっとパワー不足。
細井川からのカーブを抜けてくるところを。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
S字カーブを曲がりながら、道路併用区間に入るというのは、運転士さんにとっても“難所”だろうか??
ちょっとスピードを落として、注意深く...道路上に入って、<変態鉄>の方へと迫ってくる。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
すかさず、振り返って。
もうちょっとカメラを右に振っていれば、住吉大社の大きな灯籠と新緑の樹々が入っていい感じになったが、それでも、筑豊色の電車の顔をほぼベストな光線で撮れており。単なるスナップ...かもしれないが自分の中では満足度の高い1枚。
【2023年4月8日10時42分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停
狭い上に人が多くて、思い通りに撮れない住吉鳥居前電停周辺。散り初めの時期で緑色の葉が目立つが参道沿いにはサクラの木があって。
住吉大社を配しながら、モ162号車の姿...
鉄道写真の主流は走っているところを斜め前方から邪魔を入れずに切り取ったもの...だと思うが、こういう風景の中で撮るのも、やはり良いもので。
そして、この住吉鳥居前、乗降が比較的多い上に電停のところに道路信号があるので、“千鶴子前”で撮った場合、慌てなくても“徒歩おっかけ”が可能。
そこも嬉しいところ。
【2023年4月8日10時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前-住吉
住吉電停へと加速していく姿を後追いで。
【2023年4月8日10時44分】 阪堺電気軌道上町線・住吉電停付近
猛然とダッシュすれば、住吉電停に間に合いそうだが、でも、ここで...
住吉を出発すると、電車は右に進路を変え、上町線へと入っていくのである。その場面を撮って、いったんカメラをしまって...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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木曜は公休日、久々に自宅でゆっくりと。自宅にいるときは原則としてパジャマのまま着替えない<変態鉄>。
外出する予定もなかったし、昼間は晴れていたので洗濯物をベランダに干して。
パソコンで自宅に持ち帰った仕事をやっつけていて、ふと、外を見るとYシャツが1枚、忽然と姿を消しており。
ベランダから下を覗くと、アパートの駐車スペース部分に落ちており。大急ぎで着替えて取りに走ったのだった。
4月、5月と連続で阪堺モ161形車を撮りに行って。何だか記憶がゴチャ混ぜになってしまって、撮影記を書くのに苦労するのだが...
ローカル線のキハを撮りに行くときは、線路端で過ごす時間の大半が待ち時間だが、阪堺電車の撮影は、とにかく慌ただしく。メモ帳に記録をつける時間がなくて。記憶をたどりながら、撮影記を少しずつ書き進めて。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
帝塚山四丁目電停付近で撮ったら、とりあえず、住吉に戻ることにしたのだった。
たぶん、次も天王寺駅前ゆきで戻ってくるはず、でも、心のどこかでちょっとだけ恵美須町を恐れながら...。やはり、撮影初日はリスク回避的な行動を考えるのが<変態鉄>の性格でもあって。
…… ……
2023年4月8日(土)曇りのち晴れ
10時過ぎの帝塚山、電車通りとはいえ、バスなども通る主要道路は並行して別にあって、ちょっと広い生活道路といった感じ。クルマの通りもそう少なくはないものの、歩道と車道の区別もなく、歩行者、自転車、クルマ、そして、<鉄>と、周囲はちょっとしたカオスな状態。
日中、意外と多いのが宅配便のトラック、それが配達や集荷のため道路上に停車するので、クルマも自転車もそれを避けて、道路中央に寄る。そうすると、望遠で、迫ってくる電車を正面から切り取ろうとしていると、思いっきり被られるのである。まさに“時の運”。だからこそ、ズームリングを素早く回しながら“波状攻撃”を仕掛けるように連写するのが、<変態鉄>の流儀。
【2023年4月8日10時17分】 阪堺電気軌道上町線・帝塚山三丁目-帝塚山四丁目
狙っていたポジションでモ162号車を写し止めるのは叶わなかったが、急ぎ、振り返って四丁目電停に進入していく姿を。晴れていたら逆光になるのだが...
【2023年4月8日10時29分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停
とはいえ、少しずつ陽射しのある時間帯が長くなっていく感覚。確かに天気は好転しつつあるようで。
そうなると、細井川〜我孫子道の専用軌道区間は、線路が南北になる分、逆光で撮るしか無くなってしまう。ということで、消去法的に選んだのは住吉鳥居前。税務署向かい側のカーブ...<変態鉄>が勝手に“千鶴子前”と呼んでいる地点へ。
【2023年4月8日10時35分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
写真の左側が税務署、そして、住吉大社の駐車場。右側に、線路から斜めに逸れていく感じで、細い道が続いており、少し先で長居公園通に突き当たる。
だから、そちらの細い道がメインストリートといった感じ。
さらに、踏切でも交差点でも、停止線など気にも留めず、ギリギリまで前進するのが“大阪流”の運転???
線路のギリギリまで前進してくるクルマも多く。この地点は、この地点で撮影はリスキーな部分もあって。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
さぁ、すぐにモ162号車がやってきた。カーブのところでは、望遠300 mmではちょっとパワー不足。
細井川からのカーブを抜けてくるところを。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
S字カーブを曲がりながら、道路併用区間に入るというのは、運転士さんにとっても“難所”だろうか??
ちょっとスピードを落として、注意深く...道路上に入って、<変態鉄>の方へと迫ってくる。
【2023年4月8日10時41分】 阪堺電気軌道阪堺線・細井川-住吉鳥居前
すかさず、振り返って。
もうちょっとカメラを右に振っていれば、住吉大社の大きな灯籠と新緑の樹々が入っていい感じになったが、それでも、筑豊色の電車の顔をほぼベストな光線で撮れており。単なるスナップ...かもしれないが自分の中では満足度の高い1枚。
【2023年4月8日10時42分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前電停
狭い上に人が多くて、思い通りに撮れない住吉鳥居前電停周辺。散り初めの時期で緑色の葉が目立つが参道沿いにはサクラの木があって。
住吉大社を配しながら、モ162号車の姿...
鉄道写真の主流は走っているところを斜め前方から邪魔を入れずに切り取ったもの...だと思うが、こういう風景の中で撮るのも、やはり良いもので。
そして、この住吉鳥居前、乗降が比較的多い上に電停のところに道路信号があるので、“千鶴子前”で撮った場合、慌てなくても“徒歩おっかけ”が可能。
そこも嬉しいところ。
【2023年4月8日10時43分】 阪堺電気軌道阪堺線・住吉鳥居前-住吉
住吉電停へと加速していく姿を後追いで。
【2023年4月8日10時44分】 阪堺電気軌道上町線・住吉電停付近
猛然とダッシュすれば、住吉電停に間に合いそうだが、でも、ここで...
住吉を出発すると、電車は右に進路を変え、上町線へと入っていくのである。その場面を撮って、いったんカメラをしまって...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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