「信濃の国」の鉄道を巡って ＜速報版＞

御代田からの西武高速バス、少し遅れたが練馬のインターチェンジを出て一般道に入ると、だんだん現実に引き戻されていく自分が居たのだ。
今回の撮影行、成果も大きかったが反省点もいろいろあった。判断の誤りなどは、次回に活かしたいと思いつつ、そのプランを考えつつある。

11日も、スカッとした青空が広がり。
朝、高田駅を出て、妙高高原で乗り換えて、坂城、上田と立ち寄って、最後は御代田からの西武高速バス。かつて、特急「白山」で辿った信越本線をワンマン電車で走り抜けた１日となった。


【2023年4月12日12時09分】　上田電鉄別所線・上田－城下

一昨年、ゆたぽん...もとい、「ゆたんぽ」が展示されていると聞いて駆けつけた、上田電鉄別所線。
あのとき、無惨な姿を晒していた千曲川鉄橋は再び朱色のトラス橋が架けられて。遅ればせながら、そこを走る２両編成のステンレス電車を。
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2023年4月11日（火）晴れ

なぜか4時に目が覚めて。それなら...と、予定を１時間早めて行動開始。６時半過ぎにチェックアウトして高田駅へ。


【2023年4月11日6時51分】　えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・高田駅前

街の中心部であっても、東京の朝に比べて空気が澄んでいるような感じ。
ただ、駅に行けば通学の高校生たちで賑わっていても、街中はクルマも人も疎らで。


【2023年4月11日7時44分】　えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・第2344M列車内

４両編成の妙高高原ゆきでスタート。
そういえば、昨日と同じ編成、そして、昨日と同じ車掌さん。

新井を過ぎれば、車内は４両でも数名の乗客、妙高の山々だろうか、まさに心あらわれるような車窓である。


【2023年4月12日8時25分】　しなの鉄道北しなの線・豊野駅

その妙高高原駅で向かい側のホームのしなの鉄道北しなの線の電車に。「115系王国」だった感のある、しなの鉄道だが新型車の“増殖”は目ざましく、115系は、すっかり“レア車”になっているようで。

通勤通学客で満員の電車を豊野駅でいったん下車。「鉄印」は、ぬぁんとシール式。これは初めて!!


【2023年4月12日9時44分】　しなの鉄道線・坂城駅

長野駅を9:05発の軽井沢ゆきは、この編成でちょっとびっくり。

そして、この日、一番、楽しみにしていたのはこの駅の訪問だった。


【2023年4月12日9時56分】　しなの鉄道線・坂城駅前

坂城駅前に169系が3両編成そのままで保存されており。
ちょうど、クハと中間モハは、パテが盛られて塗装修繕の真っ最中。でも、“大目玉”が復活したクモハは美しい状態を保っており。
今度はイベントの日に合わせて訪問したい。


【2023年4月12日10時21分】　しなの鉄道線・坂城駅

さらに。10時にホームに入れば、後ろに停まるタキ車の入換作業が始まって。青いスイッチャーが動き回るのを楽しみつつ...


【2023年4月12日10時59分】　上田電鉄別所線・城下－上田

上田では、ちょっとしたハプニングもあったものの...
2年ぶりの訪問で、再び、この鉄橋を渡ることになった電車を撮影。そして、城下〜上田まで１区間乗車して。前回はこの区間を代行バスで通ったのだった。

その上田駅、別所線と反対側のお城口（新幹線口）にあるラーメン屋で昼食。そもそも、駅前には数店の居酒屋があるくらいで食事のとれる店自体がほとんどなく。


【2023年4月12日15時07分】　長野県北佐久郡御代田町大字御代田付近　

最後は御代田から西武高速バス。朝夕各１本の御代田発の便である。
国道18号線経由で軽井沢の中心部を通り、その中心部はG7外相会談の警備でものものしい雰囲気。碓氷軽井沢ICから上信越道に入った高速バス、埼玉県内に入ってからの事故渋滞でやや遅れたが、帰宅ラッシュの本格化した池袋駅前に19時過ぎに到着したのだった。

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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