青空の下、茶色い古豪を追う。＜速報版＞

朝6時、ホテルで目覚めて、Chromebookの“阪堺アプリ”を確認すれば、ぬぁんと...6時の時点で赤いアイコンが。今日は、モ161形車は昨日より２時間以上早く動き出した...ということ。これほどまでに、昨晩、素泊まりを朝食付きに変更してもらったことを後悔したことは無かった。

急いで朝食を済ませて、７時過ぎの宿院電停からスタート。


【2023年4月9日7時18分】　阪堺電気軌道阪堺線・宿院電停

期待していた、ビークルスター・モ168号車ではなく、日曜日はモ164号車。
わずかな乗客を乗せたモ164号車、御陵前を出て専用軌道に入れば、盛大な吊り掛け音。石津電停で降りて商店街を抜け、久々に東側から石津川鉄橋。

……　　……

2023年4月9日（日）晴れ

この日、モ164号車は、コンスタントに天王寺駅前〜浜寺駅前を２時間サイクルで往復し続ける運用に入ってくれた。


【2023年4月9日7時43分】　阪堺電気軌道阪堺線・石津－船尾

ということで、まず、朝の石津川鉄橋を手堅く押さえたら...


【2023年4月8日8時55分】　阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道－大和川

これまで、何度も「いつか、モ161形車を撮る日が来たら...」とアタマの中にストックしていた撮影地を１つ１つ巡って。


【2023年4月8日11時36分】　阪堺電気軌道阪堺線・東湊－御陵前

御陵前近くの専用軌道区間には、かろうじてサクラが残っており。そんな“発見”もあって。
我孫子道以南の、堺市内区間を中心に。行って戻ってを繰り返したのだが...

でも、午後になって状況は一変して。
正午過ぎ、石津川鉄橋の西側の歩道から撮って。「まだ、早い!!」と夕方の再訪を考えつつ、大和川に向かっていた電車の中で。

ぬぁんと、向こうから姿を現したのは、筑豊色のモ162号車。「貸切」の幕で。


【2023年4月9日14時24分】　阪堺電気軌道阪堺線・船尾－石津

咄嗟に電車を降りて、下り電車で石津まで“追跡”。もう一度、石津川鉄橋で撮ったのだが...

ここまでは良かった。
でも、まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」の通り。昨日の反省は今日に全く生かされなかった。撮りたい電車が２両同時に現れると、アタマが混乱してしまって。「なぜ!?」と思うようなミスを連発。決定的な瞬間を車窓から指をくわえて眺めるしか無く...あぁ、思い出すだけでも。


【2023年4月9日14時24分】　阪堺電気軌道阪堺線・船尾－石津

午後の撮影は中途半端な感じに終始してしまって。冷静さを失っていた自分、趣味活動も、落ち着いてよく考えて行動すること...、焦ってしまって失敗続きで自滅する展開に、ちょっと悔いの残る１日でもあった。
それでも、実り多い２日間になった。明日からは「鉄印帳」の旅。

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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