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水島臨海鉄道「ナナマル感謝 機関車写真撮影会」(2) [水島臨海鉄道]

日付変わって、今日、金曜日。この記事が公開されて、まもなく再び<変態鉄>が動き出す(この記事は予約投稿)。いや、起きないといけないのである。
今朝も羽田空港に向かうのである。惜しげもなく年次有給休暇を集中投入!! 周囲の白い目も気にすること無く、この忙しい時期にまとめて休みをとって。
北畠のサクラには間に合わなかったが、古豪モ161形車の活躍を...、特に堺市内区間での撮影を中心に。楽しんできたいと思う次第。

でも、だからといって伊丹へ向かわないのが<変態鉄>。関空でもない。実は、今朝は小松ゆきのヒコーキを予約している。往路は北陸本線経由の大阪である。新快速にするべきか、それとも、681・683系特急に乗るべきか...。まぁ、とりあえず今晩までに大阪に着けば良い。その模様は<速報版>で。

ということで、引き続き、1月15日、水島臨海鉄道の話題。一足先に...

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【2023年1月15日12時55分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市

受付を済ませたら、撮影地に急いだが、その撮影地に着いた瞬間に雨が本降りになってきて。久々にカメラとバッグに防水シートをかけての撮影。
カメラは操作しづらくなるし、傘をさしての撮影は辛いもの以外の何物でもなく。

でも、日中運用にキハ37形が入るのも珍しいことなので...


……  ……

2023年1月15日(日)曇り一時雨

倉敷駅のホームの先には踏切があって。駅の北側には大型ショッピングモール、昔からの市街地は駅の南側。そこを結ぶ通り沿いにあるので交通量も多く。
線路沿いには地元の方向けのスーパーなどがあり。

その踏切から100メートルほど入った地点。そのスーパーの裏手の...、なぜか道路がこんもりと盛り上がっており、相対的に線路よりも高くなる分、フェンスをクリアできるのである。晴れると少し先のマンションの影が落ちるのだが、こういうドン曇りのときには撮影好適地。ただし、手前の線路を走る山陽本線は撮れない。

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【2023年1月15日11時00分】 山陽本線・中庄-倉敷

その山陽本線から倉敷駅で分岐、中国山地へと分け入っていくのが伯備線。伯備線の下り列車は岡山から山陽本線を走ってくるが、倉敷駅の手前で山陽本線と別れ、山陽本線の線路をオーバークロスして北側に出る。地平に戻ったところが倉敷駅、ちょうどその地点で撮影している。

そう、伯備線下り専用の撮影地である。倉敷駅構内に進入するところなので、貨物列車も含めて、減速しながら通過するのもありがたいところ。
ちょうど、やって来たのは、倉敷駅 10:58発の第1825M列車、総社止まりの列車である。黄色い電車も間もなく見納めである。

日中でも山陽本線は運転本数が多く。しょっちゅう踏切が鳴っている。
でも、鳴ったのに、全然列車が来ない。

...と、それで分かったのだった。慌ててポケットからコンデジを出して。
そう、手前の山陽本線下り。

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【2023年1月15日11時12分】 山陽本線・中庄-倉敷

EF210電気機関車が牽引する山陽本線の高速貨物列車は、猛然と通過していくものだが、ゆっくりゆっくり近づいてくるのは、DE10ディーゼル機関車が牽引する貨物列車。そう、倉敷駅から水島臨海鉄道に入る第3093列車、東水島ゆきである。

DE10も「当たり前過ぎる」存在、特に「貨物更新色」の機関車は写欲が沸かなかった。それくらい、当たり前の存在だったが、いつしかコレも...
3月改正でJR貨物もDD200形牽引に変更、最近は代走以外ではDE10が牽引することは無くなったようで。思わぬ形で貴重な記録になった。

いつの間にか、周囲には2〜3名の<鉄>が。決して有名撮影地でもない、スーパーの裏の道路に...である。

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【2023年1月15日11時21分】 山陽本線・中庄-倉敷

そう、倉敷駅 11:16発の「やくも9号」は、基本的に国鉄色編成が充当されることになっており。
381系特急「やくも」も、あと1年ほどで見納めとなる予定。本当は伯備線内に追いかけてみたいのだが...
それでも、山陽本線内でも貴重な記録である。国鉄特急色を撮れたのも、これもこの日の大きな“収穫”。

さぁ、雨が降ってくる前に倉敷駅へ...

北口の商業施設内のレストランで昼食を済ませれば12時。集合時刻にはちょっと早いが、いよいよ水島臨海鉄道・倉敷市駅へ。

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【2023年1月15日12時12分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市駅

少し時間はあったが、既に駅舎内にはカメラを手にした<鉄>の姿。そう、参加者は徐々に集まり始めていた。
そんな駅舎内のスペースでは、水島地区の高架化30周年のパネル展示。

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【2023年1月15日12時12分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市駅

自分が知っているのは、高架化以降なので...
いま、撮影に出向く際に歩く、高架沿いの道も駅前広場も、昔は駅構内や貨物ヤードだった訳で。

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【2023年1月15日12時12分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市駅

そして、こちらも。

当時は通常運用がキハ20形だったが、いまや、そのキハ20形が水島臨海鉄道の代名詞のような存在になって。

さて、券売機ヨコの定期券販売の窓口が撮影会の受付を兼ねていて。どうやら伝えられていた受付開始時刻より早めに受付が始まっているようで。

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【2023年1月15日12時21分】 水島臨海鉄道水島本線・倉敷市駅

自分も参加証などの入った袋を受け取って。
予定より早い、12:20発の水島ゆきは「50周年記念塗装」のMRT303号車単行。ただし、撮影会参加者は後続の13:00発の列車に乗らないといけないことになっており。その、水島〜倉タまでの回送区間にも参加者だけを乗車させる扱いで、撮影会場へ直行となる。徒歩やクルマで直接、倉タにアクセスすることは認められず。

だから、12:20発の列車で先行、途中駅の駅チカで、上り列車としてやってくる姿を撮るしかないのである。となれば、選択肢は球場前駅一択。

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【2023年1月15日12時32分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市

いつものこの踏切。幸い、誰もおらず。

でも...

撮ろうと思って球場前駅に降り立ったのに、まさにそれを待っていたかのように雨が本降りになってきて。この日は昼から午後にかけて雨予報だった。
事前申込制の撮影会でなかったら、傘をさして撮りに来ることは無かったはず、嗚呼。

カメラに雨よけの防水シートを被せて、待つこと20分少々。やって来たのは...

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【2023年1月15日12時55分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前-倉敷市

普段は平日の朝夕ラッシュ時にしか走らないキハ37形編成である。土休日は全便ワンマン(MRT単行)だが、この日は撮影会参加者のために車掌乗務のキハで“代走”となっており。何とか撮るだけ撮って...

すぐ目の前に球場前駅は見えているのに、カメラを提げてそこまで歩くだけでも一苦労。レンズを濡らしたくないし…、やはり、雨の日の撮影は辛いのである。球場前駅に戻って...、片面ホームの無人駅だが、ベンチのあるところだけ上屋があって。雨を凌げるだけでもありがたい限り。

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【2023年1月15日13時07分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前駅

思えば、雨は少し小ぶりになってきただろうか。
先ほど撮ったキハが、倉敷市駅で折り返してきた。ちょうど、先ほど立っていた地点を通過して、球場前駅のホームに進入してくるのである。
撮影会参加者を乗せていても、2両編成だと座席も余裕があって。列車は水島駅を過ぎて...

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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