2023年正月 阪堺電車を撮ったら伊丹空港へ（３４）

昨日に続き、10年前の2013年4月のカットを。


【2013年4月14日11時08分】　しなの鉄道線・戸倉－坂城

保安装置関連の規則の変化でＪＲ篠ノ井線内を走れなくなった、しなの鉄道169系。最後まで残った国鉄直流急行型電車だった169系は、この春のイベント運転を最後に引退することになり。何度も何度も、しなの鉄道に通ったのもこの時期だった。

それから...

北陸新幹線が延伸されて。「北しなの線」も加わった同社、その隣のえちごトキめき鉄道で、いま交直流急行型電車が「観光急行」として活躍をしているのは、当時、まったく予想しなかった。クラファンには参加したものの、まだ乗車したり、撮影したり...と、その機会には恵まれず。

いつの間にか「急行」自体、ＪＲからも姿を消しており。「急行形車両」も過去のものになろうとしている。この、しなの鉄道の169系、経緯あって坂城駅に3両編成がそのままの姿で保存されており。一度、見に行ってみたいと思っている次第。

さて、引き続き、1月6日の伊丹空港の展望デッキからの撮影記。13時ちょうどに羽田ゆきのANA機が出発するはず。そこまで撮ろうと寒さに耐えて...。

……　　……

2023年1月6日（金）晴れ

日中の羽田〜伊丹のANA便は１時間間隔。毎時ちょうどに伊丹を出発するようなダイヤになっており。
ちょうど、羽田から到着した便が駐機場に入ってくるのと、羽田に向かう便が出発していくのが重なるような設定になっており。搭乗口も隣同士の２箇所を交互に使っていたはず。


【2023年1月6日13時11分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

ちょうど、着陸してきたのはB787型機。導入当初はバッテリーの問題などもあったが、いつの間にか、ANAの主力機として定着した感があり。


【2023年1月6日13時11分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

足元に視線を移せば、B737-800型機の２機並びである。
現在、B737−800型の後継機種となるのか、B737-Xの導入が予定されているということで。いまは、当たり前の光景でも、これもしばらくしたら貴重なカットになるのだろうか。


【2023年1月6日13時13分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

そして、駐機場に入ってくるB787型機と、その後ろで離陸するエンブラエル。


【2023年1月6日13時16分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

おっと、もう１回、IBEXのCRJ700である。


【2023年1月6日13時20分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

そして、いよいよ。ブザーの音でボーディングブリッジが機体から離され。
準備万端。B777型機が羽田に向けて動き出すのである。


【2023年1月6日13時24分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

トーイングカーが切り離されると、地上職員が機体のヨコのポジションへ。
深々と頭を下げて、そして、手を振るのは、出発のときの“儀式”。


【2023年1月6日13時26分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

そうこうしていると、続いて、滑走路にはB787型と同じくらいの大きさの機体がもう１機やって来た。


【2023年1月6日13時28分】　大阪府豊中市・大阪国際空港

自分が撮影地に向かうのに、本格的にヒコーキを利用するようになったのは2005年頃のこと。当時は、富山も含めて国内線の大半の路線に就航していたのが、B767−300型機。徐々に退役が進められているようだが、何度も乗った機種である。この機体は「JA626A」。

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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