サクラ咲く関西へ、キハを撮りに（２４）法華口でキハ ＜前編＞ [北条鉄道]
年々、夏休みシーズンの“出撃”はリスキーなものになってきているような...
コロナ禍はさておきとして、そもそも、屋外で過ごす時間が長い＜鉄＞活動の場合、常に恐れないといけないのは熱中症。それは飲料水の確保など対応策はあろうが、ゲリラ豪雨。幸い、撮影地で豪雨に遭って大変な思いをしたのは一度だけ。“おわら臨”のときの笹津付近の鉄橋だった。
それにも増して。事前に航空券やホテルを予約したとしても台風などの被害で、乗りたかった、撮りたかった路線が運行不能、長期運休になるケースも。実は、今月末に北東北のローカル線を巡りつつ、函館方面に足を延ばそうと計画していたのだが、最近の大雨被害の情報を見ていると、再来週、仕事が一段落するまでに復旧が進んでいるかどうか不透明。
いつ、どこに、大雨被害が出るのか分からないのが、ここ数年の「日本の8月」。異常気象、異常気象と毎年のように言っていて、いつの間にか異常である事が通常のように。
ギリギリまで“出撃”について悩み続けることになりそう。う～ん、会社に行っても仕事に手が着かない!?
【2022年4月8日14時20分】 北条鉄道・法華口駅
それでは、4月8日の北条鉄道キハ40形撮影記。この日、最後は法華口駅北側のストレートで。
…… ……
2022年4月8日（金）晴れ
3セク転換以来、上下列車の交換ができる駅がなく、1本の列車が往復するだけだった同線。2020年夏に、この駅に、初の「票券指令閉塞式」による上下列車の交換設備が完成し、ホーム移転と合わせて朝晩の時間帯の列車交換が行われるようになった（つまり、増発）。
【2022年4月8日14時21分】 北条鉄道・法華口駅
コレに伴い、駅ホームは2面2線の対向式となった上で、もとのホームの北条町側に移転。コンクリート製の真新しいホームはまだ白く見えて。
まさに、イマドキの駅といった雰囲気。スロープ設置などバリアフリー対応のホームになっており。右側通行で交換するのは、この「票券指令閉塞式」のため。
駅北側の分岐器を通って、北条町へと出発していくキハの姿を撮って。
【2022年4月8日14時22分】 北条鉄道・法華口駅
この駅もサクラが満開である。やはり、＜鉄＞を含めて多くの人が集まっていて。
こちら側の、東側に増設された線路側は枕木やその下のバラストもまだまだ新しい感じで。ちょうど向かい側（旧駅側）に上りホームも新設され。
無人駅なのでホームからも直接出入りできる構造だが、通路扱いで旧ホームと旧駅舎も残されており。こちらは長駅などとともに国登録有形文化財になっている。
【2022年4月8日14時23分】 北条鉄道・法華口駅
駅名の由来は法華山一乗寺、ただし、お寺まではかなり距離があって。でも、その一乗寺は西国三十三か所第二十六番札所の天台宗のお寺で境内には国宝三重塔。
ということで、10年ほど前、そのミニチュアが駅前に置かれたようで。
さて、北条町から戻ってくるキハを撮るわけだが...
駅舎側に出て線路に並行に畦道を進んでいくと、この付近だけは線路沿いに例のケーブルが張られておらず、午後に順光となる線路西側からもスッキリした画が狙える。
【2022年4月8日14時51分】 北条鉄道北条線・播磨下里－法華口
広々とした田園風景の中での1枚...だが、駅の東側にある大きな工場の建物が意外と目立ってしまって。キハの車体色と同じ白系統の色なので...う～ん。
まず、15時前の第626列車は「工場を隠す」ことだけを考えて。
【2022年4月8日14時52分】 北条鉄道・法華口駅付近
この地点、分岐器があるから...だろうか、列車は歩くようにゆっくりゆっくりと進入してくる。思ったよりも遙かにゆっくりだったので、ちょっと戸惑った感じ。
最初のチャンスはベストショットとは言えず。期待して訪れただけに、あの工場の白い建物が、ちょっと気になってしまって。
【2022年4月8日15時21分】 北条鉄道・法華口－播磨下里
ということで、折返しの第627列車は少し進んだ地点から正面がちに。空が青かったので、ちょっとローアングルに構えて空を大きく入れて。
【2022年4月8日15時35分】 北条鉄道・法華口－播磨下里
春になって田植えの準備だろうか、農作業が進んでいる中、線路手前の田んぼには2羽の鳥が。
【2022年4月8日15時41分】 北条鉄道・法華口－播磨下里
田植え前の田んぼを2羽であちこちと動き回りながら...
それをカメラで追って。のんびりと列車待ちをしていたのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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コロナ禍はさておきとして、そもそも、屋外で過ごす時間が長い＜鉄＞活動の場合、常に恐れないといけないのは熱中症。それは飲料水の確保など対応策はあろうが、ゲリラ豪雨。幸い、撮影地で豪雨に遭って大変な思いをしたのは一度だけ。“おわら臨”のときの笹津付近の鉄橋だった。
それにも増して。事前に航空券やホテルを予約したとしても台風などの被害で、乗りたかった、撮りたかった路線が運行不能、長期運休になるケースも。実は、今月末に北東北のローカル線を巡りつつ、函館方面に足を延ばそうと計画していたのだが、最近の大雨被害の情報を見ていると、再来週、仕事が一段落するまでに復旧が進んでいるかどうか不透明。
いつ、どこに、大雨被害が出るのか分からないのが、ここ数年の「日本の8月」。異常気象、異常気象と毎年のように言っていて、いつの間にか異常である事が通常のように。
ギリギリまで“出撃”について悩み続けることになりそう。う～ん、会社に行っても仕事に手が着かない!?
【2022年4月8日14時20分】 北条鉄道・法華口駅
それでは、4月8日の北条鉄道キハ40形撮影記。この日、最後は法華口駅北側のストレートで。
…… ……
2022年4月8日（金）晴れ
3セク転換以来、上下列車の交換ができる駅がなく、1本の列車が往復するだけだった同線。2020年夏に、この駅に、初の「票券指令閉塞式」による上下列車の交換設備が完成し、ホーム移転と合わせて朝晩の時間帯の列車交換が行われるようになった（つまり、増発）。
【2022年4月8日14時21分】 北条鉄道・法華口駅
コレに伴い、駅ホームは2面2線の対向式となった上で、もとのホームの北条町側に移転。コンクリート製の真新しいホームはまだ白く見えて。
まさに、イマドキの駅といった雰囲気。スロープ設置などバリアフリー対応のホームになっており。右側通行で交換するのは、この「票券指令閉塞式」のため。
駅北側の分岐器を通って、北条町へと出発していくキハの姿を撮って。
【2022年4月8日14時22分】 北条鉄道・法華口駅
この駅もサクラが満開である。やはり、＜鉄＞を含めて多くの人が集まっていて。
こちら側の、東側に増設された線路側は枕木やその下のバラストもまだまだ新しい感じで。ちょうど向かい側（旧駅側）に上りホームも新設され。
無人駅なのでホームからも直接出入りできる構造だが、通路扱いで旧ホームと旧駅舎も残されており。こちらは長駅などとともに国登録有形文化財になっている。
【2022年4月8日14時23分】 北条鉄道・法華口駅
駅名の由来は法華山一乗寺、ただし、お寺まではかなり距離があって。でも、その一乗寺は西国三十三か所第二十六番札所の天台宗のお寺で境内には国宝三重塔。
ということで、10年ほど前、そのミニチュアが駅前に置かれたようで。
さて、北条町から戻ってくるキハを撮るわけだが...
駅舎側に出て線路に並行に畦道を進んでいくと、この付近だけは線路沿いに例のケーブルが張られておらず、午後に順光となる線路西側からもスッキリした画が狙える。
【2022年4月8日14時51分】 北条鉄道北条線・播磨下里－法華口
広々とした田園風景の中での1枚...だが、駅の東側にある大きな工場の建物が意外と目立ってしまって。キハの車体色と同じ白系統の色なので...う～ん。
まず、15時前の第626列車は「工場を隠す」ことだけを考えて。
【2022年4月8日14時52分】 北条鉄道・法華口駅付近
この地点、分岐器があるから...だろうか、列車は歩くようにゆっくりゆっくりと進入してくる。思ったよりも遙かにゆっくりだったので、ちょっと戸惑った感じ。
最初のチャンスはベストショットとは言えず。期待して訪れただけに、あの工場の白い建物が、ちょっと気になってしまって。
【2022年4月8日15時21分】 北条鉄道・法華口－播磨下里
ということで、折返しの第627列車は少し進んだ地点から正面がちに。空が青かったので、ちょっとローアングルに構えて空を大きく入れて。
【2022年4月8日15時35分】 北条鉄道・法華口－播磨下里
春になって田植えの準備だろうか、農作業が進んでいる中、線路手前の田んぼには2羽の鳥が。
【2022年4月8日15時41分】 北条鉄道・法華口－播磨下里
田植え前の田んぼを2羽であちこちと動き回りながら...
それをカメラで追って。のんびりと列車待ちをしていたのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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