年の初めは阪堺から(4)上町線なら、どこで撮る?? [ちん電(阪堺電気軌道)]
8日は小湊鐵道キハ40 4号機のお披露目運転にあたる「ナイトラン・夜行急行“さと山”号」に参加しており...
車内灯が消灯された車内、車窓をボンヤリと眺めながら、キハの揺れに身を委ねるのは、まさに幸せな時間。その車窓、沿線の田んぼは田植えの時期を迎えているようで、水が張られているようで。早い内に撮りに来たいところ。でも...
仕事は相変わらず、大幅に遅れており。連休も後半はフツーに仕事立ったので「連休明け」という気は全くしないのだが、それにしても会社に行くのが憂鬱な、今日この頃。
【2022年1月1日13時10分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
元日は、正午を過ぎてもモ161形車4両はどれも出庫せず。諦めて、どこかで時間を潰してホテルに入ろうと思っていた。
でも、そんなときに、モ161号車が姿を現して...
表示されていた行き先は「天王寺駅前」、そうなれば、撮り慣れた上町線方面へと“追跡”することになる訳で。
…… ……
2022年1月1日(土・祝)晴れ一時雪
いきなり。突如として姿を見せた、モ161号車。同形は現在4両が残っているが、他の3両とは違って“昭和40年台仕様”としてニス塗りの車内に復元され、南海軌道線時代の濃緑色の車体色、鉛丹色の屋根...古きよき時代の姿に“復刻”された1両。
通常は貸切運用が中心で、なかなか一般営業運転には入ってくれない車輌だが...
【2022年1月1日13時07分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
昨夏にクラウドファンディングで車体の修繕が行われ、それを記念して、長期にわたって一般営業運転に投入されていた時期(~2022年2月)。
だから、この1両が選ばれたのかも知れないが、捉えようによっては、集まった<鉄>への阪堺電車からの“お年玉”のような...
待っていた甲斐があった。どうやら、スマホアプリでは、こうした特発的な臨時電車は表示が間に合わないようで。旧型車(1段ステップ)を示す赤いアイコンが出なかった分、住吉に集まっていた<鉄>は、まさに“蜂の巣をつついたような状況”。
【2022年1月1日13時09分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
普段の、正月ならこの付近は初詣客と電車待ちの人たち、それから<鉄>で、満員電車状態。歩くこともままならない混雑だが、今年に限れば、線路を横断して反対側から写真を撮れる位。
【2022年1月1日13時10分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
地上集札時間帯には住吉と住吉鳥居前の2つの電停を一体化した感じになって、上りは鳥居前が降車専用、住吉が乗車専用、下りは逆なり、これから初詣に向かう乗客と参拝を終えて帰る乗客が重ならないように工夫されている。そのためもあって、住吉から大勢が乗車するので、数分間停車するのが通常。
折しも、モ351号車。吊り掛け車どうしのすれ違いである。
クラウドファンディングの、お披露目撮影会であびこ道の車庫で撮ったことはあったが、修繕が終わってから営業運転に就く姿を撮るのはコレが初めて。
撮影会で、車両基地内にいる状態を撮るのとは全く違っていて。しかも、正月と夏の住吉大社での祭事限定の、線路沿いに黄色いロープが張られたシーン、その中で撮れたのも自分にとって貴重な記録。
【2022年1月1日13時11分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
元日の1枚...としては、あり得ないカットも撮れた。元日の住吉電停で、周囲に乗客の姿が全く入らないモ161号車の記録写真が撮れた...というのは、これは過去に考えられたことだろうか??
ぱっと見には何の変哲もない記録写真、でも、この1枚は、後に振り返ったときに非常にレアな1枚になりそうな気がする...というか、そうなって欲しい、また、コロナ前のように多くの初詣客で賑わう正月の住吉大社が戻ってきて欲しいと願う<変態鉄>なのである。
【2022年1月1日13時12分】 阪堺電軌上町線・住吉電停
そして、天王寺駅前ゆきのモ161号車はカメラの砲列の中、帝塚山へと向かうのである。
住宅街の曲がりくねった細い路地に入っていくと、上町線屈指の急勾配区間、住吉-神ノ木間のカーブに出る。
【2022年1月1日13時19分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
線路の両サイドにクルマ1両がギリギリ通れるか...という幅の道路というか通路があって。そこから、いろいろな角度で撮ることができる。ちょうど後続の天王寺駅前ゆき、堺トラムの1002号車がやって来た。
住吉の喧噪をよそに、ここの付近は<鉄>の姿もあまり多くなくて。でも...
もうちょっと違う画が欲しいと、神ノ木電停のところまでやって来てしまった。
神ノ木電停は阪堺電車の線路が、南海高野線をオーバークロスするところにあって。ちなみに車内放送でも「高野線は乗り換え」と。高いところにある神ノ木電停から階段を下りれば、すぐ先に高野線・住吉東駅。
【2022年1月1日13時25分】 南海電鉄高野線・住吉東-帝塚山
ということで、住吉東駅、すぐ北側の団地のところの踏切から。ちょうど住吉東駅を発車した難波ゆき。その背後に...
【2022年1月1日13時25分】 南海電鉄高野線・住吉東-帝塚山
正月は阪堺電車も増発されており、このシーンが容易に撮れるのだった。
ただ、下に南海電車が居てくれないと、ただのグチャグチャな写真になるだけ。ココでリスクをとってまでモ161を狙うだけのココロの余裕はなかった。
【2022年1月1日13時19分】 阪堺電軌上町線・帝塚山四丁目-帝塚山三丁目
さぁ、引き続き住宅街を。今度は帝塚山3丁目電停付近へ。住吉とはまた違った雰囲気で撮れる場所である。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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車内灯が消灯された車内、車窓をボンヤリと眺めながら、キハの揺れに身を委ねるのは、まさに幸せな時間。その車窓、沿線の田んぼは田植えの時期を迎えているようで、水が張られているようで。早い内に撮りに来たいところ。でも...
仕事は相変わらず、大幅に遅れており。連休も後半はフツーに仕事立ったので「連休明け」という気は全くしないのだが、それにしても会社に行くのが憂鬱な、今日この頃。
【2022年1月1日13時10分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
元日は、正午を過ぎてもモ161形車4両はどれも出庫せず。諦めて、どこかで時間を潰してホテルに入ろうと思っていた。
でも、そんなときに、モ161号車が姿を現して...
表示されていた行き先は「天王寺駅前」、そうなれば、撮り慣れた上町線方面へと“追跡”することになる訳で。
…… ……
2022年1月1日(土・祝)晴れ一時雪
いきなり。突如として姿を見せた、モ161号車。同形は現在4両が残っているが、他の3両とは違って“昭和40年台仕様”としてニス塗りの車内に復元され、南海軌道線時代の濃緑色の車体色、鉛丹色の屋根...古きよき時代の姿に“復刻”された1両。
通常は貸切運用が中心で、なかなか一般営業運転には入ってくれない車輌だが...
【2022年1月1日13時07分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
昨夏にクラウドファンディングで車体の修繕が行われ、それを記念して、長期にわたって一般営業運転に投入されていた時期(~2022年2月)。
だから、この1両が選ばれたのかも知れないが、捉えようによっては、集まった<鉄>への阪堺電車からの“お年玉”のような...
待っていた甲斐があった。どうやら、スマホアプリでは、こうした特発的な臨時電車は表示が間に合わないようで。旧型車(1段ステップ)を示す赤いアイコンが出なかった分、住吉に集まっていた<鉄>は、まさに“蜂の巣をつついたような状況”。
【2022年1月1日13時09分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
普段の、正月ならこの付近は初詣客と電車待ちの人たち、それから<鉄>で、満員電車状態。歩くこともままならない混雑だが、今年に限れば、線路を横断して反対側から写真を撮れる位。
【2022年1月1日13時10分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
地上集札時間帯には住吉と住吉鳥居前の2つの電停を一体化した感じになって、上りは鳥居前が降車専用、住吉が乗車専用、下りは逆なり、これから初詣に向かう乗客と参拝を終えて帰る乗客が重ならないように工夫されている。そのためもあって、住吉から大勢が乗車するので、数分間停車するのが通常。
折しも、モ351号車。吊り掛け車どうしのすれ違いである。
クラウドファンディングの、お披露目撮影会であびこ道の車庫で撮ったことはあったが、修繕が終わってから営業運転に就く姿を撮るのはコレが初めて。
撮影会で、車両基地内にいる状態を撮るのとは全く違っていて。しかも、正月と夏の住吉大社での祭事限定の、線路沿いに黄色いロープが張られたシーン、その中で撮れたのも自分にとって貴重な記録。
【2022年1月1日13時11分】 阪堺電軌阪堺線・住吉電停
元日の1枚...としては、あり得ないカットも撮れた。元日の住吉電停で、周囲に乗客の姿が全く入らないモ161号車の記録写真が撮れた...というのは、これは過去に考えられたことだろうか??
ぱっと見には何の変哲もない記録写真、でも、この1枚は、後に振り返ったときに非常にレアな1枚になりそうな気がする...というか、そうなって欲しい、また、コロナ前のように多くの初詣客で賑わう正月の住吉大社が戻ってきて欲しいと願う<変態鉄>なのである。
【2022年1月1日13時12分】 阪堺電軌上町線・住吉電停
そして、天王寺駅前ゆきのモ161号車はカメラの砲列の中、帝塚山へと向かうのである。
住宅街の曲がりくねった細い路地に入っていくと、上町線屈指の急勾配区間、住吉-神ノ木間のカーブに出る。
【2022年1月1日13時19分】 阪堺電軌上町線・住吉-神ノ木
線路の両サイドにクルマ1両がギリギリ通れるか...という幅の道路というか通路があって。そこから、いろいろな角度で撮ることができる。ちょうど後続の天王寺駅前ゆき、堺トラムの1002号車がやって来た。
住吉の喧噪をよそに、ここの付近は<鉄>の姿もあまり多くなくて。でも...
もうちょっと違う画が欲しいと、神ノ木電停のところまでやって来てしまった。
神ノ木電停は阪堺電車の線路が、南海高野線をオーバークロスするところにあって。ちなみに車内放送でも「高野線は乗り換え」と。高いところにある神ノ木電停から階段を下りれば、すぐ先に高野線・住吉東駅。
【2022年1月1日13時25分】 南海電鉄高野線・住吉東-帝塚山
ということで、住吉東駅、すぐ北側の団地のところの踏切から。ちょうど住吉東駅を発車した難波ゆき。その背後に...
【2022年1月1日13時25分】 南海電鉄高野線・住吉東-帝塚山
正月は阪堺電車も増発されており、このシーンが容易に撮れるのだった。
ただ、下に南海電車が居てくれないと、ただのグチャグチャな写真になるだけ。ココでリスクをとってまでモ161を狙うだけのココロの余裕はなかった。
【2022年1月1日13時19分】 阪堺電軌上町線・帝塚山四丁目-帝塚山三丁目
さぁ、引き続き住宅街を。今度は帝塚山3丁目電停付近へ。住吉とはまた違った雰囲気で撮れる場所である。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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