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【ご報告】Canon EOS R6 で試し撮りを行いました [EOSくんとその仲間たち(写真撮影)]

昨日から岳南電車「機関車ひろば」訪問記をスタートしたばかりなのに。
今日からしばらくの間、お休みをいただくことに。まぁ、拙ブログの記事を楽しみにしている人なんて居ないと思うので謝る必要もなさそうですが...
岳南電車の話題は今週の後半以降に再開したいと思います。

“出撃”を目前に控えた今日、20分ほどの時間ではあっても自宅から徒歩5分ほどの踏切で、井の頭線電車にカメラを向けて。
一番、気になっていた「高速連写モード」の感触と、ミラーレスのバッテリーの減り具合の確認をかねて。
いままで愛用してきた「28-300」は予備に“格下げ”。R6とRPの2台持ちにして、標準ズーム(24-105)と望遠(100-400)のレンズも2本持ちにするつもりで計画しており。
だから、今日は標準ズームの「EF24-105mm F4L IS USM」、これまた15年以上前に発売された古いレンズながら、当面の間“エース級”として使い続けていく予定なので...。
だから、“Canon EOS R6”のレビューとして、この記事を読むことは厳に慎んでいただきたいと思う次第(笑)。

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【2021年10月31日8時56分】 京王井の頭線・高井戸-富士見ヶ丘

<変態鉄>がその変態的目的で使用するにあたっての偏った評価をしようという撮影メモ。今日の東京、朝から、いまにも雨が降り出しそうなドン曇り。列車の走行シーンを撮るのには厳しい条件だったこともテストとしては良かったかも。
あくまでヘンな使い方をしてみたら、どうなったか...という話として。

……  ……

撮影に訪れたのは、京王井の頭線の「高井戸1号」踏切。架線柱をかわして撮ることを考えれば南西側から撮るしかなく。
上り・渋谷ゆき電車を富士見ヶ丘駅から続くストレートで、下り・吉祥寺ゆき電車を高架の高井戸駅から築堤の下り勾配を駆け下りてくるところを正面がちに撮れる。

前者の、上り電車を撮るのは比較的有名で、ネット上の撮影地紹介のようなサイトでも、時折、取り上げられているのを見かける。
なお、踏切機の継電器箱が目前にあって、その点検用(??)の足場と柵があるので、それをかわして撮るのは200 mm前後のレンズが適当かと。ただ、今日は「EF24-105mm F4L IS USM」での撮影のため、前側にそれが写り込むのは“織り込み済み”でのこと。

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【2021年10月31日8時52分】 京王井の頭線・富士見ヶ丘-高井戸

最初は、ISO値を「800」に設定して。
普段から、RAW(のみ)での書き込み。そして、この“R6”ではSDカード「2枚同一記録」に設定している。まず、高速連写でも途中で撮影が止まることなく後追いまで撮り続けることができた。
途中で撮影データの書SDカードへの書き込みが間に合わなくなって撮影が止まるという、EOS 5D Mk3の時に悩まされた“スタミナ切れ”のようなことは一切なく。

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【2021年10月31日8時55分】 京王井の頭線・富士見ヶ丘-高井戸

日中の井の頭線は、各停と急行が8分間隔で交互に来るパターンダイヤ。つまり、上り電車は、だいたい3~5分の間隔でやってくるわけで。
急行は久我山駅を出て加速して、スピードが上がってきている段階での通過、1/1000秒は確保したい...と、ISO値を1600まで上げてみたら...

撮った時には気にならなかったものの、「Digital Photo Professional 4」でRAW現像したjpegをタブレットPC(Surface)のそれほど大きくない画面でチェックして、気のせいか、高感度撮影にありがちなノイズのような、画面のザラツキのようなものを感じてしまった。
このあたりは、あくまで主観ながら、RPや5D Mk3のときよりも気になるのは、新型機に対する自分の期待の裏返しか???

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【2021年10月31日8時56分】 京王井の頭線・富士見ヶ丘-高井戸

そういえば、5D Mk3 のときの悩みは、後追い撮影の時、遠ざかっていく電車にカメラのオートフォーカスが反応できなくなること...だった。
それで何度も悔しい思いを...、でも、さすがに、今回は何のストレスも感じることなく、アウトカーブ気味の後追い撮影でもフォーカスは対応してくれたと。その意味では、R6のAFの安定性はさすがだと。
これは、カメラの性能とは無関係だが、井の頭線1000系電車、初期車は更新工事を済ませ、その際にフルカラーLEDになった。そのためだろうか、初期のこのタイプの車両だと1/1000秒でも前面表示が切れずに写っている。

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【2021年10月31日8時59分】 京王井の頭線・富士見ヶ丘-高井戸

思っていた以上に撮影時の“手ごたえ”というか“感触”というか...撮っていて快適なカメラであるというのが自分の印象。何だかRPと違って「いまシャッターボタンを押した」という感覚がなく、自然とシャッターを切っているような...。うまく言えないのだが。
シャッター音が小さいというのもあるのだろうか??
なお、後期型の通称“1020系”ではLED表示が切れて写ってしまう。

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【2021年10月31日9時03分】 京王井の頭線・高井戸-富士見ヶ丘

もちろん、反対側から近づいてくる電車に対する感触も同じで。自分の立ち位置に近い側にある線路を走ってくる分、踏切近くまで来ると、電車はファインダーの中を猛スピードで駆け抜ける感じになるのだが、それでもフォーカスは追跡できていたような気がする。

トップ写真も、これと同じような感じでシャッターを切り続けた、連写した中の1枚である。

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【2021年10月31日9時03分】 京王井の頭線・富士見ヶ丘-高井戸

ということで、空は一層暗くなってきて、いよいよ雨が落ちてきそうな感じになってきたので、早々に撤収したのだった。

……  ……

自宅近くの住宅街で。何だか旅先での街歩きのワンシーンのような撮り方も。

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【2021年10月31日9時05分】 東京都杉並区高井戸西付近

こういう撮り方も、今後は“R6”で行うことになりそう。

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【2021年10月31日9時05分】 東京都杉並区高井戸西付近

なぜか、季節外れのつつじの花が1輪だけ。沿道のアパートの花壇に咲いていたのだった。

実は今回の撮影、本機に付属しているバッテリー“LP-E6NH”ではなく、5D Mk3用に使ってきた、年季の入った“LP-E6”で撮っていた。
型番からも分かるように、本機種指定の“LP-E6NH”は“LP-E6”の改良版。もちろん互換性はあるわけだが、前者は「バッテリー容量40%アップ」がアピールポイントになっている。逆に言えば、古い“E6”だと撮れる枚数は減る筈である。

今回、10分程度だったが約180コマ撮影した。それでも画面上のバッテリーの残量表示は減ることなく。ファインダーを使用しての撮影可能枚数はカタログ値で250枚(LP-E6NH使用時)だが、古いタイプのバッテリーでも200枚を超えても、まだまだ撮れそうなので、その意味でも当初の心配は...

でも、そうなると今度はこの“R6”の性能を十分に引き出せるようなレンズが欲しくなるわけで...
う~ん。

ということで、火曜からの「ことでんレトロ」の撮影には“R6”をメイン機として持っていく予定。

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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