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富山地鉄14722号 Last Run(13=最終回)えぴろーぐ [富山地方鉄道]

それにしても...

まさか...である。両横綱が休場した時点で大荒れになるのは分かっていたが、
まさか德勝龍関が優勝するとは全く予想していなかった。

毎場所、ちゃんと視ている<変態鉄>にしても、德勝龍が十両なのか幕内にいるか
よく分かっていなかったくらい。
そう、勝昭さん(第52代横綱 北の富士 = NHK解説者)の言うとおり、
印象に残っていない力士だったのである。
思いっきり割を崩して、千秋楽の結びに大関戦が組まれたのも意外な展開。
昨日までにどこかで負けるだろうとばかり思っていた。まさか、それも勝つとは...

正代関との優勝決定戦になる...と、疑うことなくTV中継を視ていて。
インタビューであんなにしゃべるんだ...というのも意外だった。顔と名前は
知っていたが、「叩く相撲で勝ったり負けたり、幕内と十両を往復して...」と
そんな印象でしかなかったのに...

横綱ひとりだけがアタマ1つも2つも飛び出していて、あとは平幕も関脇も大関も...
場合によっては、もう1人の横綱も、みんな横一線...の、あり得ない位の混戦
というか、どんぐりの背比べ状態になっているような感もあって。
注目力士は生まれるものの、いつの間にか、そのダンゴの中に...という感が。

同じ近大出身関取として、いや、それよりも「富山県富山市出身」の朝乃山関にも
早いうちに大関に昇進して欲しいと願う次第。

というわけで、一月場所も終わってしまったが...

拙ブログは引き続き、昨年12月21日の富山地鉄 14722号 Last Run、その最終回。

131_DPP_00007097.JPG
【2019年12月21日17時07分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

17時前に電鉄富山駅に到着した、その瞬間が「富山地鉄“20形電車”」の終焉。
でも、最後、回送で稲荷町の車庫に戻るまでに30分の撮影タイムを設けてくれて。

泣いても笑っても、あの2枚窓、湘南フェイスの電車にカメラを向けるのは
コレが最後。

……  ……

2019年12月21日(日)曇り

<乗り鉄>系のイベントだったので、写真の枚数もそれほど多くなく。
あっさり終わるかと思っていたこの話題を半月間にわたって引っ張ったのが、
何と言っても<変態鉄>。

電鉄富山駅に到着するなり、押さず走らず...でも、とにかく急いで。
車止めのところに陣取ったのである。

128_DPP_00007094.JPG
【2019年12月21日17時01分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

「ISO値を上げて手持ちで...」、最初はそういうつもりだった。
でも、周囲が思ったより暗かったこと、あと、やはり<鉄>は“前”に集まる
傾向が強いみたいで、モハ14722側には、それほど人が増えないのを見て。

壁のところに放り投げたカメラバッグと三脚をとりに戻って。

132_DPP_00007096.JPG
【2019年12月21日17時05分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

おっと、セオリー無視の正面側へ。

何だかイヤな予感がしていたのである。その予感は的中して...
というのが、今日のトップ写真。

「さようなら日車ロマンスカー」惜別のヘッドマークは、イベント参加者の持ち込み。
返却のため早々にこのマークは外されて...

131_DPP_00007097.JPG
【2019年12月21日17時07分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

と、そのタイミングでとなりのホームに、14760形の営業電車が到着である。
こういう写真の場合、斜め前方から撮った方がバランス良く撮れる上に
ヘッドライトをハイビームにされても、レンズフレアが起こらなくて...

斜め前から撮るのが大原則。ここで“正面ドカン”に行くのは...

でも、あえてこちらを選んだのは、となりの線路が塞がって撮れなくなるのを
防ぐためだったのである。

岩峅寺駅からの第1336列車は14760形。ラッキーだったのは、こちらも“雷鳥色”。
そう、地鉄オリジナルの「だいこん色」である。

この並びを再び撮影。

133_DPP_00007098.JPG
【2019年12月21日17時13分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

そうこうしているうちに、「特急 立山号」のヘッドマークが掲出され。

あとは...

時刻表を見る余裕もなく。となりの4番ホームの岩峅寺ゆきの出発を待つだけ。
ラッキー!! すぐの折返しになる運用だった。17:14発の上滝不二越線、第631列車。

再び、14722編成に照準を合わせて。

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【2019年12月21日17時18分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

こういう暗いところでの長時間露光の場合、<変態鉄>は“AV”を選択する。
イヤ、そういうヘンな話ではない(← どういう??)
カメラの撮影モード“絞り優先オート”である。絞り値はだいたい、8か9に設定。
そうするとシャッター速度は1秒程度になっていた。

レリーズボタンを握って...、“BUSY”の表示が出るのは1秒間あまり。
でも、そのシャッターを開いている1秒間ですら長く感じられるような...

135_DPP_00007100.JPG
【2019年12月21日17時29分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

モハ14722のヘッドライトを点灯しているのは良いのだが...
正面側にいる<変態鉄>、しかも、使っているレンズは強い光が入射する時に
「他メーカーよりフレアが発生しやすい」と多くの<鉄>が口を揃えるCanon製。

“撃沈”の山を築くことになったのである。「早く消してくれないかなぁ...」と。

それが叶ったのは撮影タイム終了の直前のこと。

いつの間にか丸看板は、いままで撮ったことの無いタイプの「南富山経由岩峅寺」。

136_DPP_00007101.JPG
【2019年12月21日17時30分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

回送で発車の準備が整っていくのは撮っていても分かっていた。

とにかく、“BUSY”表示が消えるまで待つ1秒間がもどかしい気持ちで1枚でも...

137_DPP_00007102.JPG
【2019年12月21日17時32分】 富山地鉄本線・電鉄富山駅

17時半、14722編成が回送で暗闇の中に消えていくと...

やはり、何年間も追いかけてきた車両の最後を見送るのは寂しいものなのである。
どっと疲れが出てきて。三脚とカメラバッグが急に重たくなったような気がした。
ボンヤリと、ロッテリアの前を通って駅の外へ。

空港ゆきのバスは18時半。軽く夕食を済ませたらバスロータリーへ。

138_DPP_00007103.JPG
【2019年12月21日18時55分】 富山県富山市秋ヶ島・富山きときと空港

18時半の空港直行、久しぶりに銀色ボディのこの専用車が来てくれた。
バスマニアではないのだが、空港直行でこの車両にあたると何だか嬉しくて。

地鉄バスの運用というのも謎が多くて。空港直行は県内高速バスの間合い運用で
やって来たり、観光バスの車両だったり、そうかと思えばフツーの路線車で
吊革につかまって...と。同じ便でも日替わりの車両。

さて...

139_DPP_00007104.JPG
【2019年12月21日18時57分】 富山県富山市秋ヶ島・富山きときと空港

「そういえば...」という感じ。富山きときと空港の構内もクリスマスの装飾。
三脚を預けたら、エレベーターで...

140_DPP_00007105.JPG
【2019年12月21日19時05分】 富山県富山市秋ヶ島・富山きときと空港

新幹線開業に前後して無料化された展望デッキへ。

ちょうど羽田からの便が到着したところだった。この日の機体は「JA57AN」、
B737-800型機である。日が落ちて、展望デッキは「寒い」以外の何ものでも無く。
写真を撮ったらすぐに引き返し。“自分へのご褒美”(← 何したの!?)で
「ますのすし」を買ったら保安検査場を通り...

機内ではオーディオを聴きながら...

自宅に帰り着くのはちょうど日付が変わる頃だった。(おわり)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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サットン

遂にゴールしましたね! 地鉄顔の電車に対する強い思い入れが激しく伝わって来ました。
この2両、つい先日車庫から搬出されたとか。
by サットン (2020-01-28 18:57) 

ferrum_queserasera

サットンさん

コメントありがとうございます。
長々と失礼しました。そうみたいですね。
ネットでは、その伏木の解体工場での写真も上がっていましたが、
何だか見る気になれず。「20形」は居なくなりましたが、
市内軌道線とポートラム(富山港線)が繋がったり、
地鉄もまだまだ撮りたいところが多くありますので、
またチャンスがあれば、富山に行ってきたいと思っています。
by ferrum_queserasera (2020-01-29 01:49) 

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