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キハで月崎まで(2023.9.19 小湊鐵道訪問記)(2) [小湊鐵道]

10年ほど前、初めて小湊鐵道を訪れたときには「里山トロッコ」も登場前。そんな時代、当時の五井機関区は見渡す限り、キハ200形が並んでいた。
その時代からすれば隔世の感すらある現在の小湊鐵道。

そんな小湊鐵道キハ200形は1961年(昭和36年)に1号機が誕生、安定性を重視したのか当時、すでに次世代のエンジンの開発が進んでいたのに、あえて、DMH17Cエンジンを装備しての新製。その後、1977年(昭和52年)のキハ214号機まで16年間をかけて、同線の雑多な旧型キハたちを置き換えていった。

2010年代に入って、<変態鉄>が撮りに訪れるようになったときには、キハ209号機は色褪せた状態で機関区の奥に置かれ。既に事実上の“廃車”だったが、どの資料を見ても「休車」、少なくとも名義上は14両全機が健在だった。だが、そんなキハ200形もJRからキハ40形を譲受することで一部を置き換え。これは部品取りを確保することで、残るキハ200形を延命する目的もあったのだそうで。キハ40形の増備は5両でひと区切り。
代替廃車になるキハ200形が発生しており。

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【2023年9月19日10時14分】 千葉県市原市養老付近

そのうちのキハ203号機が整備されて...
高滝湖にほど近い施設に搬入されたと聞いて。しかも、高滝ダム建設に伴う線路付け替え前の線路沿いに置かれた...と。
施設利用者以外は車内に立ち入ることはできないものの、外観を見ることは可能なようだったので、そちらを訪問してみるのも1つの目的だった。

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