2021/10 倉敷へ、鳥取へ(24)吉井川に沿って [<鉄>な撮影記・旅行記録]
「博物館」とか「資料館」とか...子どもの頃は、展示物をザーッと見て。やはり、大きな展示物に関心が...。
でも、40歳を過ぎて、その傾向にも変化があるような気がしていて。1つ1つの展示物、特に文書をしっかり見て、その意味や他の展示物との関連性などを考えながら見ることが多くなった。
だから、<変態鉄>がそういうところに入ると、かなり長い時間を要してしまう。そういう意味で、この吉ヶ原の「柵原ふれあい鉱山公園」にある鉱山資料館は見所が多かった。
1時間...いや、優にもっと長い時間、館内を回っていたような。1階部分に鉱山全盛期の柵原の街並み、従業員家族の生活を再現した展示、そこから坑内を再現したエレベーターで地下へ。ここでは採掘の状況やその方法などを模型なども含めて展示しており。
【2021年10月21日13時01分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
でも...
メモをとらずにアレコレ、眺めていたのである。もう一度、行かないと...
記事を書けるだけの記憶が残っていない。そういうとき、頼りになるのが入館時にもらったパンフレットだが、残念ながら、低年齢層の子ども客を想定したような簡単な書き方で。
個人的な偏った意見だが、こういう資料館とか展示館、全国的に「子どもが楽しめる」というコンセプトが強すぎるような気がするのである。話は逸れるが、大宮の鉄道博物館も一度、行ったっきり、リピートしようと思わない一因はそこにある。
せめて、パンフとかにしても、もうちょっと展示物について詳解してあるようなものがあっても...(いや、ちゃんと探すと売られていたかも知れないが...)
そのあたり、ブロガーのクセに油断して、ボーッとしながら見学していた自分が悪いのだが。自分が悪いことを責任転嫁しているだけの拙ブログだが...
ということで、鉱山資料館は見応えがあったが、それをちゃんと記事にまとめられないのである。う~ん、もう一度、吉ヶ原を訪問しないとならないか...
16時の津山駅ゆきのバスで、そんな吉ヶ原を後にするのである。
…… ……
2021年10月21日(木)晴れ
吉ヶ原駅の裏手に線路に面して建っているのが鉱山資料館。
【2021年10月21日15時00分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
屋外には鉱石の積み込み線を復元した展示と、そこには片上鉄道で活躍した貨車が展示されており。
その中で個性的なのがワフ102号車。国鉄の緩急有蓋車を譲り受けたもの...だが、両デッキに改造されており、自分はてっきり緩急車(車掌車)として運用されていたと思っていたら...
【2021年10月21日14時59分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
ぬぁんと、この外観でも貨物のスペースが残っていたのだそうで。
そんな個性的な貨車が惜しげもなく(??)、展示されており。
【2021年10月21日14時54分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
というわけで、鉱山資料館を時間をかけて見学したのだが...紹介できないのである。いや、冒頭にも書いたとおり、それは<変態鉄>が油断しきっていたから...というだけで、直接的な片上鉄道の展示はあまりないが、この路線の背景を理解する上で<鉄>としても、見るべきもののある施設であるというのは間違いない。、
【2021年10月21日14時56分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
とはいえ、皆無というわけではなくエントランス付近や2階に僅かながら鉄道関係の展示もあって。この吉ヶ原の駅名看板も館内に展示されているモノ。
【2021年10月21日15時03分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
15時過ぎ、そろそろ太陽も西に傾いてきて、塗装直しを終えて展示運転の再開を待っているディーゼル動車たちを輝かせていた。
そんな様子を眺めながら、駅舎横のベンチで16時のバスを待ったのだった。
【2021年10月21日15時54分】 岡山県久米郡美咲町・吉ヶ原バス停
県道からちょっと入ったところにある吉ヶ原駅舎、バスは県道から、駅舎の方にいったん入ってからバックで乗り場にやってくる。高下から吉井川沿いを走ってきたバスの車内は誰も乗客がおらず。コロナ禍のせいもあるのだろうが、でも、これが地方のローカルバスの現状かも知れない。
15:54発、ほぼ定刻で出発したバスは、途中で乗ってくる人もなく順調に吉井川沿いを。川沿いを走りながら旧道に入って小さな集落の停留所をこまめに回って...
とにかくよく揺れる車内である。30分ほどで津山駅前に戻った。
【2021年10月21日16時32分】 姫新線・津山駅
急ぎ、券売機できっぷを買って改札を通れば、目の前のホームには広島色のキハ120形、いまはなき三江線とか山陰本線の島根県内の区間で見かけた車両だが、いまは岡山支社に来ているようで。
鋼製車はタラコ色に統一されているが、ステンレス車は帯が貼付だから...だろうか、所属が変わっても支社毎の色を引き継いでいるようで。16:39発の第684D列車と思われる。
【2021年10月21日16時33分】 津山線・津山駅
そして、<変態鉄>が乗り込むのは16:37発の第959D列車、岡山ゆき。こちらはキハ47形の2連。でも、車内は下校の高校生たちで満員。
かろうじて、ドア横のロングシートに座ることができて。メモ帳にはキハ47 1004号車という記録が残っている。
でも、やはり、地元の高校生であれば、それほど長距離の乗車になることは少なく。早くも佐良山駅でボックス席が空いた...と。そして、津山エリアから岡山市内に入ったということだろうか、福渡駅辺りからまた、車内は混雑し始めて。
すっかり暮れた岡山駅内の商業施設で夕食をとって水島のホテルに戻ったのだった。(つづく)
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でも、40歳を過ぎて、その傾向にも変化があるような気がしていて。1つ1つの展示物、特に文書をしっかり見て、その意味や他の展示物との関連性などを考えながら見ることが多くなった。
だから、<変態鉄>がそういうところに入ると、かなり長い時間を要してしまう。そういう意味で、この吉ヶ原の「柵原ふれあい鉱山公園」にある鉱山資料館は見所が多かった。
1時間...いや、優にもっと長い時間、館内を回っていたような。1階部分に鉱山全盛期の柵原の街並み、従業員家族の生活を再現した展示、そこから坑内を再現したエレベーターで地下へ。ここでは採掘の状況やその方法などを模型なども含めて展示しており。
【2021年10月21日13時01分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
でも...
メモをとらずにアレコレ、眺めていたのである。もう一度、行かないと...
記事を書けるだけの記憶が残っていない。そういうとき、頼りになるのが入館時にもらったパンフレットだが、残念ながら、低年齢層の子ども客を想定したような簡単な書き方で。
個人的な偏った意見だが、こういう資料館とか展示館、全国的に「子どもが楽しめる」というコンセプトが強すぎるような気がするのである。話は逸れるが、大宮の鉄道博物館も一度、行ったっきり、リピートしようと思わない一因はそこにある。
せめて、パンフとかにしても、もうちょっと展示物について詳解してあるようなものがあっても...(いや、ちゃんと探すと売られていたかも知れないが...)
そのあたり、ブロガーのクセに油断して、ボーッとしながら見学していた自分が悪いのだが。自分が悪いことを責任転嫁しているだけの拙ブログだが...
ということで、鉱山資料館は見応えがあったが、それをちゃんと記事にまとめられないのである。う~ん、もう一度、吉ヶ原を訪問しないとならないか...
16時の津山駅ゆきのバスで、そんな吉ヶ原を後にするのである。
…… ……
2021年10月21日(木)晴れ
吉ヶ原駅の裏手に線路に面して建っているのが鉱山資料館。
【2021年10月21日15時00分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
屋外には鉱石の積み込み線を復元した展示と、そこには片上鉄道で活躍した貨車が展示されており。
その中で個性的なのがワフ102号車。国鉄の緩急有蓋車を譲り受けたもの...だが、両デッキに改造されており、自分はてっきり緩急車(車掌車)として運用されていたと思っていたら...
【2021年10月21日14時59分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
ぬぁんと、この外観でも貨物のスペースが残っていたのだそうで。
そんな個性的な貨車が惜しげもなく(??)、展示されており。
【2021年10月21日14時54分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
というわけで、鉱山資料館を時間をかけて見学したのだが...紹介できないのである。いや、冒頭にも書いたとおり、それは<変態鉄>が油断しきっていたから...というだけで、直接的な片上鉄道の展示はあまりないが、この路線の背景を理解する上で<鉄>としても、見るべきもののある施設であるというのは間違いない。、
【2021年10月21日14時56分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
とはいえ、皆無というわけではなくエントランス付近や2階に僅かながら鉄道関係の展示もあって。この吉ヶ原の駅名看板も館内に展示されているモノ。
【2021年10月21日15時03分】 岡山県久米郡美咲町・柵原ふれあい鉱山公園
15時過ぎ、そろそろ太陽も西に傾いてきて、塗装直しを終えて展示運転の再開を待っているディーゼル動車たちを輝かせていた。
そんな様子を眺めながら、駅舎横のベンチで16時のバスを待ったのだった。
【2021年10月21日15時54分】 岡山県久米郡美咲町・吉ヶ原バス停
県道からちょっと入ったところにある吉ヶ原駅舎、バスは県道から、駅舎の方にいったん入ってからバックで乗り場にやってくる。高下から吉井川沿いを走ってきたバスの車内は誰も乗客がおらず。コロナ禍のせいもあるのだろうが、でも、これが地方のローカルバスの現状かも知れない。
15:54発、ほぼ定刻で出発したバスは、途中で乗ってくる人もなく順調に吉井川沿いを。川沿いを走りながら旧道に入って小さな集落の停留所をこまめに回って...
とにかくよく揺れる車内である。30分ほどで津山駅前に戻った。
【2021年10月21日16時32分】 姫新線・津山駅
急ぎ、券売機できっぷを買って改札を通れば、目の前のホームには広島色のキハ120形、いまはなき三江線とか山陰本線の島根県内の区間で見かけた車両だが、いまは岡山支社に来ているようで。
鋼製車はタラコ色に統一されているが、ステンレス車は帯が貼付だから...だろうか、所属が変わっても支社毎の色を引き継いでいるようで。16:39発の第684D列車と思われる。
【2021年10月21日16時33分】 津山線・津山駅
そして、<変態鉄>が乗り込むのは16:37発の第959D列車、岡山ゆき。こちらはキハ47形の2連。でも、車内は下校の高校生たちで満員。
かろうじて、ドア横のロングシートに座ることができて。メモ帳にはキハ47 1004号車という記録が残っている。
でも、やはり、地元の高校生であれば、それほど長距離の乗車になることは少なく。早くも佐良山駅でボックス席が空いた...と。そして、津山エリアから岡山市内に入ったということだろうか、福渡駅辺りからまた、車内は混雑し始めて。
すっかり暮れた岡山駅内の商業施設で夕食をとって水島のホテルに戻ったのだった。(つづく)
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