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2024年“初キハ”は小湊鐵道へ(4)上総三又 [小湊鐵道]

ココ数日、東京も寒さのピークを迎えているようで。実家だと石油ファンヒーターとコタツ、でも、賃貸の今のアパートでは備え付けのエアコンの暖房を使うしか無いのである。いまの寒さに電気暖房では勝てないみたいで、部屋の中でもコートが無いと寒いのである。朝起きるのも、風呂やシャワーに行くのも...決断するまでに非常に時間がかかっており。まぁ、実家の風呂はもっと寒いのだが。

ビルが多く風が複雑に、そして強く吹き付ける。そして、乾燥するので東京の冬は、もしかしたら、富山よりも寒く感じるかも...と、昔からそう思っている。雪まみれになりながらの<鉄>活動も、久々にチャレンジしたいのだが、なかなかその機会に恵まれず。

ということで、引き続き、1月5日の小湊鐵道撮影記。

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【2024年1月5日12時30分】 小湊鉄道線・五井駅

実は、この記事の前に紹介していた「京王れーるランド」の「迎春」ヘッドマークの話題。
なぜ、<変態鉄>が多摩動物公園駅まで出向こうと思ったのか、その理由は実はこの写真にあった。


……  ……

2024年1月5日(金)晴れ

「鶴峯」というのは、小湊鉄道線光風台駅から歩いて行ける「鶴峯神社」のこと。
でも、そのヘッドマーク。どう見ても...

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【2024年1月4日9時47分】 東京都日野市程久保・京王れーるランド

そう、「迎光」マークなのである。
小湊キハにヘッドマークが取り付けられるようになったのは、ここ最近のこと。京王高尾線開業に合わせて元日早朝の臨時列車名となった「迎光」の方が遥かに歴史が長く、約60年間、使用されているものである。

そう、先日、<速報版>でご紹介した「迎春」マークは阪神電車の「特急」のヘッドマークと類似したデザイン。

このあたり、やはり、五井機関区の公開イベントのときなどに質問している<鉄>がいるもので。もちろん、会社間のこと、“パ※リ”などでは無く。
制作にあたっては、ちゃんと、そのデザインのもととなる鉄道会社に然るべき形で許可を得て行っているものなのだそうで。

ということで京王の「迎光」と小湊の「鶴峯」、この2つを並べてみたかった...というのが、前の日の朝、京王れーるランドに出向いた理由だった。

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【2024年1月5日12時30分】 小湊鉄道線・五井駅

でも、キハ40形2両編成の上り方(五井側)に掲出とあっては、光線状態には恵まれず。

ということで、「高滝」「鶴峯」の沿線の神社の初詣ヘッドマーク2種は、撮ることができたのである。

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【2024年1月5日12時27分】 小湊鉄道線・五井駅

順光側は「高滝」、こちらも京王電鉄のヘッドマークをオマージュしたもの。

半分以上の席が埋まっての発車だっただろうか昼下がりのキハで向かった先は上総三又駅だった。

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【2024年1月5日12時52分】 小湊鉄道線・上総三又-上総山田

小湊鉄道線の撮影地と言えば、上総牛久以降の山間部の区間に集中している印象があるが、ここ上総三又駅の前後は並行する国道からちょっと離れた位置に線路が敷かれており、しかも一面の田園地帯の中の長い長いストレート。列車主体のスッキリした記録写真を撮るにはうってつけのポイントなのである。

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【2024年1月5日12時54分】 小湊鉄道線・上総山田-上総三又

いろいろな撮り方が考えられるのだが、まず、最初は場所の選択の余地は無かった。

日中は隣の上総山田駅で交換する列車が多く、このときも12:40到着の、わずか6分後に上り第24列車が戻ってくることになっていて。
だから、大急ぎで駅至近の、市原市発達支援センター前の駐車場のところにある小さな踏切へ向かったのだった。

カメラを取り出すと、何も考える余裕もなく踏切機の音とキハのタイフォン。まずは逆光側。

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【2024年1月5日12時54分】 小湊鉄道線・上総山田-上総三又

そのまま振り返って、上総三又駅ホームへと進入していくキハの姿を「撮るには撮った」といったところだろうか。

キハ200形単行、そして、ヘッドマークなし。「いつでも撮れる姿」だったのが、せめての幸い。
さぁ、それでは次の第21列車は40分後。いつものポジションへ。

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【2024年1月5日13時29分】 小湊鉄道線・上総三又-上総山田

発達支援センターの隣は産廃処理場のようで、その付近から道は狭く未舗装のあぜ道となり。
この付近、なぜか、他の区間の線路脇が草ボーボーでも、ここだけは線路脇の草がキレイに刈ってあることが多いようで。夏場など、他の地点が撮りにくい状況のときに、この地点は重宝するのである。

上総牛久止まりの第21列車はキハ200形単行。

そして...

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【2024年1月5日13時47分】 小湊鉄道線・上総山田-上総三又

20分ほどで、今度は上り第26列車。
五井駅を出発した列車が折返してくる形になっているので、小湊鐵道の場合、上り列車というのは、どの車両がどの編成で来るのかが確実に把握できるもので。今度はタラコ色のキハ40形単行であると分かっていた...というのは、あの陸橋で撮った列車の折返しだから。

ということで、キハ40形単行なら真横から。

でも、こういう撮り方、「撮ること」それ自体は難しくないのだが、空と地面のバランス...レール面を画面のどのあたりに持っていくのかという点に非常に悩むのである。冬だと足元の田んぼは土の茶色に染まっているわけで、だから、青空を大きく取り込むことにしたのだが、何だか中途半端な画で。

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【2024年1月5日14時05分】 小湊鉄道線・上総三又-上総山田

続く、14時前の下り第23列車は、ちょっとだけヨコに動いて立ち位置を変え。今度は正統派な斜め前からのカット。

う〜ん、やはり、マーク付きの車両に来てほしかったのだが... (つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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