2024年“初キハ”は小湊鐵道へ（３）こみなと待合室 [小湊鐵道]
昨日は、1月5日の小湊鐵道撮影記の真ん中に、新たな小湊鐵道撮影記の＜速報版＞を挟むという何とも紛らわしいことをしてしまった拙ブログだが...
さて、＜鉄＞活動のときというのは、どうしても食事の時間が確保できない...という難しい悩みがある。
結局、どこへ行ってもコンビニで菓子パンとコーヒーを買って、撮影の合間に5分〜10分で急いで口に入れて...というだけ。だから、全国各地に行っているものの、意外と「名物」のような料理を楽しむ機会は少なく。まぁ、そういう料理というのは冷静に考えるとコスパが良くないという面もあって。
先日の熊本への旅でも、夕食は全て辛島町のホテルにほど近いところ、商店街の中に見つけた「や※い軒」だった。そう言えば、阪堺電車を撮りに行ったときの堺でも...
＜鉄＞活動に専念すると食事はどうでも良くなってくる。だからこそ、五井駅の「こみなと待合室」に戻って昼食をとる...というのは、＜変態鉄＞にとっては異例中の異例の対応だったのである。
【2024年1月5日12時23分】 小湊鉄道線・五井駅
正午、機関区で点検整備を受けていたキハ40形の2両編成が動き出して。
どうやら、そのまま12:28発の第19列車に充当されるようで。編成の前後には沿線の神社への初詣のヘッドマークが掲出されており。
午後からはヘッドマーク付きの姿が撮れそう。そんな様子を窓の外に見ながら昼食の「安全第一カレー」を食したのだった。
…… ……
2024年1月5日（金）晴れ
小湊鉄道線の“車両基地”は五井だけ。夜間は上総牛久で滞泊となる運用があるが、日中の列車は五井を出発して、終着駅でそれぞれ次の列車として折返してくる単純な運用。いや、駅構内の配線や信号（閉塞）方法の関係で、それ以外の選択肢がない...というのが妥当な言い方だろうか。
つまり、朝の下り列車を見ていたら、午前中いっぱいの上り列車の編成は分かってしまうわけで。
11時すぎ、上総牛久へと向かっていくタラコ色単行を撮ったところで、陸橋での撮影は終了。線路沿いの通りを上総村上駅へと向かったのだった。
【2024年1月5日11時40分】 小湊鉄道線・上総村上駅
こうして自分が小湊キハを撮りに訪れるようになったのは、ここ10年ほどのこと。ちょうど、その直前、ここを含めて複数の駅が無人化され。
上総村上駅も窓口部分が塞がれた駅舎。その片隅に食堂の食券販売機のような背の低い券売機が設置され。
隣の五井駅まで140円の乗車券を。「小湊鐵道の運賃は高い」というイメージが強く、逆に「140円区間」というのに違和感すら感じてしまうのである。
【2024年1月5日11時41分】 小湊鉄道線・上総村上駅
無人化されているとはいえ、大正時代の開業の頃から残る駅舎はいまも大切に使われており。
駅舎内には、賑わっていた当時からのものだろうか、鉄製の「くずもの入れ」が設置されており。
【2024年1月5日11時49分】 小湊鉄道線・上総村上駅
上総牛久までの市原市内区間の、長らく有人駅だったところには懐かしのこの接近表示機が残されているのも特徴。
しばらく前...といっても、国鉄がＪＲになる頃までは東京都区内でも当たり前にあったアイテムだが。
【2024年1月5日11時52分】 小湊鉄道線・上総村上駅
待つこと暫し。
キハ208号機単行の第22列車が到着である。そう、五井駅近くの踏切で撮った列車が早くも折返して戻ってきたのである。
【2024年1月5日11時57分】 小湊鉄道線・五井駅
第22列車で五井駅には11:47着、ホントはゆっくり写真を撮っていたいのだが、カレーを食べ終えて12:28発の列車に乗る...という目標に向かって、確実に。急ぎ、改札口に向かって。
ちなみに、陽が高くなるとホーム上から五井機関区を眺める構図は逆光となってしまう。つまり、無理に撮っても大した写真は撮れない訳だが...
さぁ、改札を抜けたら跨線橋の通路を急いで、東口の「こみなと待合室」へ。
17時までの短縮営業のため、撮影を終えてからココに来ていたら間に合わないということで昼食を「安全第一カレー」にしたのである。
カレーとコーヒーで早めの昼食。食べ盛りのオッサンにとっては量的には...だが、味は間違いなく。
【2024年1月5日12時20分】 小湊鉄道線・五井駅
でも、食事中に落ち着かなかったのは、目の前でキハ40形2連の入換作業が始まったこと。
もう食事なんて放っておいて、カメラを抱えて駆け出したかった。ということで、食事を済ませたら大急ぎで外へ出て。
【2024年1月5日12時20分】 小湊鉄道線・五井駅
第19列車として既に4番ホームに据え付けられていた。「待合室」の“庭”のところからだと、２両編成は広角でギリギリといったところ。
さぁ、そうなったらホームへ急がないと... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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さて、＜鉄＞活動のときというのは、どうしても食事の時間が確保できない...という難しい悩みがある。
結局、どこへ行ってもコンビニで菓子パンとコーヒーを買って、撮影の合間に5分〜10分で急いで口に入れて...というだけ。だから、全国各地に行っているものの、意外と「名物」のような料理を楽しむ機会は少なく。まぁ、そういう料理というのは冷静に考えるとコスパが良くないという面もあって。
先日の熊本への旅でも、夕食は全て辛島町のホテルにほど近いところ、商店街の中に見つけた「や※い軒」だった。そう言えば、阪堺電車を撮りに行ったときの堺でも...
＜鉄＞活動に専念すると食事はどうでも良くなってくる。だからこそ、五井駅の「こみなと待合室」に戻って昼食をとる...というのは、＜変態鉄＞にとっては異例中の異例の対応だったのである。
【2024年1月5日12時23分】 小湊鉄道線・五井駅
正午、機関区で点検整備を受けていたキハ40形の2両編成が動き出して。
どうやら、そのまま12:28発の第19列車に充当されるようで。編成の前後には沿線の神社への初詣のヘッドマークが掲出されており。
午後からはヘッドマーク付きの姿が撮れそう。そんな様子を窓の外に見ながら昼食の「安全第一カレー」を食したのだった。
…… ……
2024年1月5日（金）晴れ
小湊鉄道線の“車両基地”は五井だけ。夜間は上総牛久で滞泊となる運用があるが、日中の列車は五井を出発して、終着駅でそれぞれ次の列車として折返してくる単純な運用。いや、駅構内の配線や信号（閉塞）方法の関係で、それ以外の選択肢がない...というのが妥当な言い方だろうか。
つまり、朝の下り列車を見ていたら、午前中いっぱいの上り列車の編成は分かってしまうわけで。
11時すぎ、上総牛久へと向かっていくタラコ色単行を撮ったところで、陸橋での撮影は終了。線路沿いの通りを上総村上駅へと向かったのだった。
【2024年1月5日11時40分】 小湊鉄道線・上総村上駅
こうして自分が小湊キハを撮りに訪れるようになったのは、ここ10年ほどのこと。ちょうど、その直前、ここを含めて複数の駅が無人化され。
上総村上駅も窓口部分が塞がれた駅舎。その片隅に食堂の食券販売機のような背の低い券売機が設置され。
隣の五井駅まで140円の乗車券を。「小湊鐵道の運賃は高い」というイメージが強く、逆に「140円区間」というのに違和感すら感じてしまうのである。
【2024年1月5日11時41分】 小湊鉄道線・上総村上駅
無人化されているとはいえ、大正時代の開業の頃から残る駅舎はいまも大切に使われており。
駅舎内には、賑わっていた当時からのものだろうか、鉄製の「くずもの入れ」が設置されており。
【2024年1月5日11時49分】 小湊鉄道線・上総村上駅
上総牛久までの市原市内区間の、長らく有人駅だったところには懐かしのこの接近表示機が残されているのも特徴。
しばらく前...といっても、国鉄がＪＲになる頃までは東京都区内でも当たり前にあったアイテムだが。
【2024年1月5日11時52分】 小湊鉄道線・上総村上駅
待つこと暫し。
キハ208号機単行の第22列車が到着である。そう、五井駅近くの踏切で撮った列車が早くも折返して戻ってきたのである。
【2024年1月5日11時57分】 小湊鉄道線・五井駅
第22列車で五井駅には11:47着、ホントはゆっくり写真を撮っていたいのだが、カレーを食べ終えて12:28発の列車に乗る...という目標に向かって、確実に。急ぎ、改札口に向かって。
ちなみに、陽が高くなるとホーム上から五井機関区を眺める構図は逆光となってしまう。つまり、無理に撮っても大した写真は撮れない訳だが...
さぁ、改札を抜けたら跨線橋の通路を急いで、東口の「こみなと待合室」へ。
17時までの短縮営業のため、撮影を終えてからココに来ていたら間に合わないということで昼食を「安全第一カレー」にしたのである。
カレーとコーヒーで早めの昼食。食べ盛りのオッサンにとっては量的には...だが、味は間違いなく。
【2024年1月5日12時20分】 小湊鉄道線・五井駅
でも、食事中に落ち着かなかったのは、目の前でキハ40形2連の入換作業が始まったこと。
もう食事なんて放っておいて、カメラを抱えて駆け出したかった。ということで、食事を済ませたら大急ぎで外へ出て。
【2024年1月5日12時20分】 小湊鉄道線・五井駅
第19列車として既に4番ホームに据え付けられていた。「待合室」の“庭”のところからだと、２両編成は広角でギリギリといったところ。
さぁ、そうなったらホームへ急がないと... （つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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