小湊鐵道「五井構内撮影会」20200621(8)まさかの“続編”が... [小湊鐵道]
本当は「拙ブログ初の...」と書く予定だった今日の記事。
ソネブロ...改め、SSブログは画像、音声の他に、動画ファイルもアップできる。
実は、この6月21日のイベントでは動画も撮ってきていたのである。
それを貼ろうかと思ったのだが...
ファイルサイズの上限が 10 MBで。編集してみたが、ちょっとその数字をクリア
できる目途が立たなくて。
3班に分かれての行動だった。
「キハ40形車内見学と物販」「キハの撮影会」「キハ5800の見学」と3つ交代制で。
最後のキハ5800形の見学タイムが終われば、これでイベントも終了...と思いきや。
ぬぁんと...
【2020年6月21日10時56分】 小湊鐵道・五井駅
1号車の導入以来、50年以上が経過して。このキハ200形に統一されてからも
30年以上が経つわけで。その床下に付いているのが...
…… ……
2020年6月21日(日)曇り
キハ5800形の見学タイムもまもなく終了。
これでイベントは終了かと思ったら...
もう一度、最初のキハ40+キハ200の見学・物販に戻ることが伝えられて
ちょっとビックリ。いったん、保存蒸機の前で待機である。
大正時代から戦後すぐの時期にかけて、同線を走った蒸気機関車たちである。
【2020年6月21日10時24分】 小湊鐵道・五井機関区
国鉄形式もあるが、舶来蒸機たち。これは普段から機関区の事務所で一声かけて
見学することが可能だが、「市原アートミックス」という芸術関連のイベントで
この蒸機も“アート”となること、それが延期になってからはコロナ対策で
見学中止になっており。でも、普段、見学できるときは、このスペースは
小湊職員のマイカーの駐車スペースになっており。蒸機の形式写真が撮れるのも
いまだけ...のような気がして。このカットも、ちゃんと記録しておいたのである。
さて...
キハ200形は、当時のディーゼル動車として一般的だった、DMH17Cエンジンを
装備している。180PSというのは決して高出力では無く。
“原型”となったのは、戦前の国鉄が開発していたガソリンエンジンGMH17系。
昭和初期にかけて、一部路線でガソリン動車が導入された。その改良型エンジン
として研究開発が始まったのが、このエンジン。
【2017年7月2日9時25分】 岡山県久米郡美咲町・柵原鉱山ふれあい公園
事情で国鉄の“内燃動力車”の開発がガソリンからディーゼルに変わって、
DMH17エンジンへと移行していく。でも、その時期に戦時体制に入って、
燃料の関係もあってキハ自体、開発はおろか、運用も止まってしまうことになる。
戦後、混乱の収まりとともに新型エンジンの開発は再開されるたものの...
増大する輸送需要に応えるためにも、すでに古い設計ではあったが、安定の域に
達していたこのエンジンが60年台後半まで国鉄の...
国鉄の技術を参考にして製作される、全国の私鉄のキハも、このエンジンが
基本となっていた。すでに昭和40年台には新型エンジンに移行していたが、
小湊は一貫してDMH17エンジンを採用したのは、同じ型式のエンジンを使うことで
保守管理を合理的に進めるためだったと思われる。
【2020年6月21日10時30分】 小湊鐵道・五井機関区
それにしても、これほど古いエンジンをずっと使い続けてくれて...
カラカラカラカラ...というアイドリング音、<変態鉄>にとってこれこそ、
ローカル線の必須アイテムだったのである。
【2017年1月28日12時14分】 いすみ鉄道・西畑-総元
もちろん、いすみ鉄道のキハ52・キハ28の床下にあるのも同系列のエンジン。
ただ、こちらは横型エンジンの“DHM17H”、明らかにサウンドも違うのである。
「どちらが好きか?」と呼ばれると困るのだが、小湊の“C”の方が、いすみの
“H”より素朴な音がするような気がする。(← 意味不明な意見!!!)
そして、初期の縦型エンジンの特徴と言えば、車内の床板に点検蓋があるのが
後のゴハチニハチやゴーニーの横型“H”との大きな違い。
この床板のエンジン点検蓋、厳重にロックされているわけでは無い。
ただ、蓋が乗せてあるだけ。
他社でもイベントの際に、外して見学させてくれるのである。
【2020年6月21日10時37分】 小湊鐵道・五井機関区
自分の居るグループは最初にこの物販と、となりのキハ40形の見学だった。
たぶん、2番目以降に見学したグループの中に、リクエストした人が居たのか...
最後に自分たちも、点検蓋を開けた状態で、DMH17Cエンジンを間近で見学する
時間を設けてくれたのだった。
【2020年6月21日10時28分】 小湊鐵道・五井機関区
ということで“御開帳”である。
カラカラカラカラ...
と、あのアイドリング音がひときわ大きく車内に響き渡る。
もちろん、集まっているのは<鉄>。そこは“空気を読んで”。
皆さん、両サイドのシートに陣取って静かにマイクやビデオカメラをむけて。
<変態鉄>も、急遽、“RP”を動画モードに切り替えて。ぶっつけ本番、
そういう機能があるのは知っていたが、初使用である。
そう、その動画を貼ろうと思っていたのである。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
冒頭書いたように、ファイルサイズの上限を超えるので...
「MP4」から「MP3」に変換してみたのである。つまり、動画を音声ファイルに
変換したら、当然ながら、一気にファイルサイズは小さくなって。
最初、しばらくアイドリング音が聞こえた後、エンジンを始動してくれるのである。
動画だと、DMH本体が小刻みに震えているのが分かるのだが...
【2020年6月21日10時31分】 小湊鐵道・五井機関区
まぁ、ごく一部の<鉄>以外には全くもって、共感してもらえそうに無い
ネタではあるが、キハのシートに身を委ね、このサウンド、この振動を1日中
味わっていても飽きない...のが、この<変態鉄>なのである。
ということで、あっという間にイベントは終了時刻を迎えたのである。
11時過ぎの上総中野ゆきに間に合いそうで...
いまにも雨が降り出しそうな空模様だが古典貨車が移された里見駅に向かう
ことにしたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
ソネブロ...改め、SSブログは画像、音声の他に、動画ファイルもアップできる。
実は、この6月21日のイベントでは動画も撮ってきていたのである。
それを貼ろうかと思ったのだが...
ファイルサイズの上限が 10 MBで。編集してみたが、ちょっとその数字をクリア
できる目途が立たなくて。
3班に分かれての行動だった。
「キハ40形車内見学と物販」「キハの撮影会」「キハ5800の見学」と3つ交代制で。
最後のキハ5800形の見学タイムが終われば、これでイベントも終了...と思いきや。
ぬぁんと...
【2020年6月21日10時56分】 小湊鐵道・五井駅
1号車の導入以来、50年以上が経過して。このキハ200形に統一されてからも
30年以上が経つわけで。その床下に付いているのが...
…… ……
2020年6月21日(日)曇り
キハ5800形の見学タイムもまもなく終了。
これでイベントは終了かと思ったら...
もう一度、最初のキハ40+キハ200の見学・物販に戻ることが伝えられて
ちょっとビックリ。いったん、保存蒸機の前で待機である。
大正時代から戦後すぐの時期にかけて、同線を走った蒸気機関車たちである。
【2020年6月21日10時24分】 小湊鐵道・五井機関区
国鉄形式もあるが、舶来蒸機たち。これは普段から機関区の事務所で一声かけて
見学することが可能だが、「市原アートミックス」という芸術関連のイベントで
この蒸機も“アート”となること、それが延期になってからはコロナ対策で
見学中止になっており。でも、普段、見学できるときは、このスペースは
小湊職員のマイカーの駐車スペースになっており。蒸機の形式写真が撮れるのも
いまだけ...のような気がして。このカットも、ちゃんと記録しておいたのである。
さて...
キハ200形は、当時のディーゼル動車として一般的だった、DMH17Cエンジンを
装備している。180PSというのは決して高出力では無く。
“原型”となったのは、戦前の国鉄が開発していたガソリンエンジンGMH17系。
昭和初期にかけて、一部路線でガソリン動車が導入された。その改良型エンジン
として研究開発が始まったのが、このエンジン。
【2017年7月2日9時25分】 岡山県久米郡美咲町・柵原鉱山ふれあい公園
事情で国鉄の“内燃動力車”の開発がガソリンからディーゼルに変わって、
DMH17エンジンへと移行していく。でも、その時期に戦時体制に入って、
燃料の関係もあってキハ自体、開発はおろか、運用も止まってしまうことになる。
戦後、混乱の収まりとともに新型エンジンの開発は再開されるたものの...
増大する輸送需要に応えるためにも、すでに古い設計ではあったが、安定の域に
達していたこのエンジンが60年台後半まで国鉄の...
国鉄の技術を参考にして製作される、全国の私鉄のキハも、このエンジンが
基本となっていた。すでに昭和40年台には新型エンジンに移行していたが、
小湊は一貫してDMH17エンジンを採用したのは、同じ型式のエンジンを使うことで
保守管理を合理的に進めるためだったと思われる。
【2020年6月21日10時30分】 小湊鐵道・五井機関区
それにしても、これほど古いエンジンをずっと使い続けてくれて...
カラカラカラカラ...というアイドリング音、<変態鉄>にとってこれこそ、
ローカル線の必須アイテムだったのである。
【2017年1月28日12時14分】 いすみ鉄道・西畑-総元
もちろん、いすみ鉄道のキハ52・キハ28の床下にあるのも同系列のエンジン。
ただ、こちらは横型エンジンの“DHM17H”、明らかにサウンドも違うのである。
「どちらが好きか?」と呼ばれると困るのだが、小湊の“C”の方が、いすみの
“H”より素朴な音がするような気がする。(← 意味不明な意見!!!)
そして、初期の縦型エンジンの特徴と言えば、車内の床板に点検蓋があるのが
後のゴハチニハチやゴーニーの横型“H”との大きな違い。
この床板のエンジン点検蓋、厳重にロックされているわけでは無い。
ただ、蓋が乗せてあるだけ。
他社でもイベントの際に、外して見学させてくれるのである。
【2020年6月21日10時37分】 小湊鐵道・五井機関区
自分の居るグループは最初にこの物販と、となりのキハ40形の見学だった。
たぶん、2番目以降に見学したグループの中に、リクエストした人が居たのか...
最後に自分たちも、点検蓋を開けた状態で、DMH17Cエンジンを間近で見学する
時間を設けてくれたのだった。
【2020年6月21日10時28分】 小湊鐵道・五井機関区
ということで“御開帳”である。
カラカラカラカラ...
と、あのアイドリング音がひときわ大きく車内に響き渡る。
もちろん、集まっているのは<鉄>。そこは“空気を読んで”。
皆さん、両サイドのシートに陣取って静かにマイクやビデオカメラをむけて。
<変態鉄>も、急遽、“RP”を動画モードに切り替えて。ぶっつけ本番、
そういう機能があるのは知っていたが、初使用である。
そう、その動画を貼ろうと思っていたのである。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
冒頭書いたように、ファイルサイズの上限を超えるので...
「MP4」から「MP3」に変換してみたのである。つまり、動画を音声ファイルに
変換したら、当然ながら、一気にファイルサイズは小さくなって。
最初、しばらくアイドリング音が聞こえた後、エンジンを始動してくれるのである。
動画だと、DMH本体が小刻みに震えているのが分かるのだが...
【2020年6月21日10時31分】 小湊鐵道・五井機関区
まぁ、ごく一部の<鉄>以外には全くもって、共感してもらえそうに無い
ネタではあるが、キハのシートに身を委ね、このサウンド、この振動を1日中
味わっていても飽きない...のが、この<変態鉄>なのである。
ということで、あっという間にイベントは終了時刻を迎えたのである。
11時過ぎの上総中野ゆきに間に合いそうで...
いまにも雨が降り出しそうな空模様だが古典貨車が移された里見駅に向かう
ことにしたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0