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年の瀬の広島と倉敷へ(46)朝のキハを駅撮りで。 [水島臨海鉄道]

移動距離が長くなるのが<鉄>活動の常。その中でも、自分のような<徒歩鉄>の場合、1日で歩く距離は10 kmを軽く越えることも少なくなく。だから、腰痛とか膝痛とか、そういったことは直接的に影響する。それに比べたら、歯が痛いのはマシだ...とはいえ、全く収まる気配もなく、
「歯が痛い」というのは非常に辛いものがあった。この記事を書くのにあたって写真を見直しているだけでも、あのときの辛さが思い出されて...う~ん。

ということで、最終日は(いつもそうだが...)いつもにも増して、大した写真が無いのである。本当は暗い内に出発して、倉敷市-球場前間のストレートでキハの姿を撮る予定だったが、もちろん断念。水島駅で駅撮りするだけに留めてしまったのである。

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【2021年12月16日8時24分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

今日は朝の水島駅に発着するディーゼル動車たちの写真を。
……  ……

2021年12月16日(木)晴れのち雨

「予告」では、キハ37 103(赤11号)とキハ30 100(国鉄一般型気動車色)の2連で走るとされていた。そう、それを目当てにこの日、倉敷で撮ることを決めたのだった。(当初の案では大阪で阪堺電車を撮る予定だった)
でも、そのお披露目運行で、いきなり車輌に不具合が発生し、途中で車両交換されて入庫してしまうという予期せぬ事態。あとで聞いた話では、どうやら2両とも調子が悪かったみたいで、このうち、今回、塗装変更されたキハ37 103号車の問題は軽微だったらしいが、それでも、15日の晩の運用から、もう1本のキハ37形水島色編成に差し替えになっており。
この塗装自体は、この車輌によく似合っており、不満は無いのだが、もう何度も撮ったこともあって。そこに、自分自身の状況を合わせたら撮影中止...という判断になったのである。

以前は、もう1本遅い運用だったが、近年、早い運用に変更になって6時に出庫、2往復した後、8時半には入庫してしまうようになって、12月だと後半の1往復に賭けるしかないことになっている。

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【2021年12月16日8時24分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

その2往復目、このまま倉敷貨物ターミナルまで走って、そのままお休みになる...その三菱自工前ゆき。

水島駅で上り列車の到着を待つため、数分間の停車時間があって。
やはり、自分と同じようにキハ37 103号車の“お披露目”に合わせてやって来たのだろうか、平日朝にもかかわらず、ホーム上にも数名の<鉄>の姿が。

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【2021年12月16日8時24分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

以前は紺の地色の駅名板だったが、いつの間にか白いタイプに交換されており。
コンクリート製の無機質な感じの駅が多い水島臨海鉄道だが、何だか懐かしさを感じさせる鉄道情景にも出会えて。ただ、陽射しの関係で、この駅名板とキハを絡めて撮るのは難しかった。

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【2021年12月16日8時24分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

ホーム上屋の影になって写真は撮りにくいのだが、停車中の“水島色”のキハ37形編成。

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【2021年12月16日8時28分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

振り返れば、三菱自工前駅から続くカーブを...
MRT301号車単行の倉敷市ゆきが到着である。倉敷市駅には9時着の列車だが、もう朝ラッシュのピークは過ぎた...ということだろうか、単行運転、つまり、ワンマンになっている。

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【2021年12月16日8時30分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

倉敷市ゆきの到着を待って、キハ37形編成は三菱自工前駅、倉敷貨物ターミナルへと向かっていったのである。

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【2021年12月16日8時31分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

そして、これから倉敷中心部に向かう通勤・通学客を乗せて、MRT301号車単行の倉敷市ゆきも続けて発車である。

さぁ、これを見届けたらホテルに戻って...
と、ならないのが<変態鉄>である。人影の無くなったホームで、もうしばらく佇んでいたのである。いま、発車した倉敷市ゆきは弥生駅で下り列車と交換するはず。

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【2021年12月16日8時44分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

続けて水島駅にやってくるのは、三菱ガス50周年のヘッドマークを掲げたMRT305号車を先頭にした水島止まり。
1番のりばへの到着である。

水島臨海鉄道の列車、半分以上が水島止まり。三菱自工前まで(客扱いで)運転される方が少数派、尤も、それは駅周辺を歩いたことがあれば容易に分かるのだが...
その水島止まりの列車というのが...

非常に複雑なのである。この列車のように1番のりばに入って、そのまま倉敷市ゆきとなって折り返す列車がある一方、普段、下り列車が発着する2番のりばに入って、自工前ゆきと変わらない感じで、そのまま発車、自工前駅を通過し、倉敷貨物ターミナルに入るのもあって。
給油や車両交換もそのときであり。このあたり、水臨の車輌運用というのは、たまに撮りに来る位の<変態鉄>にとっては難解なものなのである。

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【2021年12月16日8時44分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅

痛みに耐えて水島駅で“居残り”をしたのは、このMRTを撮りたかったからではなくて...(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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