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20200712「デハ268撮影会」に少しだけ...(2) [<鉄>な撮影記・旅行記録]

改めて、この話題。とうとう再開で。
といっても、11時から16時まで行われたイベント、<変態鉄>はこの日、正午まで
寝ていたのである。起きて支度して...新宿から地下鉄大江戸線で落合南長崎駅。
住宅街を5分ほど歩いてホビーセンターカトー東京店に到着したのは15時前。

つまり、終了1時間前だった。

まぁ、失礼極まりない行動だが...
お店のイベントでありながら、<変態鉄>が、ひとたび店内に足を踏み入れれば、
散財するのは必至なのである。
<鉄>として、いつか絶対に<模型鉄>の分野にも“復帰”したいという気持ちは
間違いなく持ち続けている。店内に陳列された商品は正に“宝の山”、
学生時代と違うのはカード払いができるようになったこと。

...ということで、店内には入らないように、外部からデハ268号車を撮るという
ことにしたのである。

さて、この日のイベント、その“伏線”になっていたのは...

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【2019年3月6日13時31分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

この「還暦の赤い電車」のイベント。
昨年3月に走り出したのは、かつての京急1000形、ことでん1080形の“復刻色”。
クラウドファンディングで実現した、京急カラーの復刻だったが、<変態鉄>も
ホンの少しだけ協力した次第。その“返礼品”として...

……  ……

京急から譲渡された電車を並べての撮影・乗車会が実施されたのは昨年11月。

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【2019年11月4日11時50分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

日帰りの慌ただしい日程ではあったが、仏生山車両所での撮影会も、その後の
乗車会も非常に内容の濃いイベントだった。

その際に、次は2020年に京急700形の、ことでん1200形を京急カラーにするための
クラウドファンディングを実施する計画を進めているということが発表された。

その通りになったのが「情熱の赤プロジェクト」。
さっそく<変態鉄>としても、ちょっとだけ...

ただ、そんな矢先にこの“コロナ禍”である。2月を最後に“ことでんレトロ”の
運行もストップ、合わせて団体貸切の運行も全面中止になってしまう。

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【2019年11月4日12時57分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

そんな中でも1200形の京急700形へのリバイバルは、早々に目標額が達成され、
“ネクストゴール”として設定されたのが(7月末まで継続中)
1070形の「オパールホワイトとファンタゴンレッド」の旧ことでん標準色への
“復刻”を目指すこと。

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【2001年頃】 高松琴平電鉄琴平線・高松築港-片原町

昭和40年台に制定された塗色は、その後の琴電の標準色となり、<変態鉄>が
初めて琴電にカメラをむけた当時、基本的に全部の電車がこのカラーだった。

ことでんで、レトロ電車に次いで古い電車となった1070形も、かつての京急
旧600形なのである。その1070形にこのカラーを復刻させる...という。
これまた、<変態鉄>にとっては思い出のカラーである。
(※ 現行の志度線はローズピンクであってファンタゴンレッドではない)

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【2019年5月3日7時59分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近

ちなみに、いま“ことでん”でこのカラーの電車は2両だけ。
1両は今春のお別れイベントを最後に引退する予定が、延期されている23号車。
もう1両が“仏生山のヌシ”、電動貨車のデカ1号。

その間に挟まれているのが1070形というイベント準備中の珍しいカット。
“オセロ”ゲームのように、この中間の1070形もファンタゴンレッドに...
ということなのだが、まだまだ目標額には届かないようで。

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【2020年7月12日14時57分】 東京都新宿区西落合・ホビーセンターカトー東京店

<変態鉄>としても、
「今後の情勢を注視しながら追加支援も含めた方向性を検討していきたい」
と、ちょっとカッコ良く。ちなみに、詳細は...

  こちら → https://readyfor.jp/projects/type1200project

さて、ということで、<変態鉄>がホビセン前に着いたときには、京急での
最後の活躍を再現しており。

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【2020年7月12日14時55分】 東京都新宿区西落合・ホビーセンターカトー東京店

ちょうど<変態鉄>が生まれた頃が、この電車の京急での最末期にあたっており。
大師線の運用である。それにしても残念なのは車体側面が影になる時間帯の
訪問になってしまったこと。

さすがに長丁場の撮影会だけあって人出が分散していたのか、この時点で電車の
前の撮影位置には10名ほどの<鉄>が居ただけで。
ちょっと待てば、好きな構図で撮れるような状況だった。

現場の雰囲気も悪くなく(話をしない環境だったこともあって...)、
都心、無料...という撮影会であっても怒号と罵声が飛びかうような、あのムード
とはほど遠くて、非常にまったりと過ぎていく1時間だったように思う。

逆に言えば“コロナ禍”といっても、こういう感じであれば、
「撮影会」というのも実施可能ではないか...とも思ったのだった。

さぁ、京急時代の方向板や、僚車の琴電入り後の方向板など...

1時間ではあったが、アレコレ、交換しながらの撮影会になった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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