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小湊鐵道「五井構内撮影会」20200621(10)里見駅といえば... [小湊鐵道]

いきなり、汚い話題で。食事中にこの記事をお読みの方がいたら、
本当に申し訳ないのですが...

<変態鉄>が、いま住んでいるのは、まもなく築30年という古いアパートの1室。
とはいえ駅から歩いて4分、エアコンがボロい位で、家賃も環境も満足できるところ。
ただ、最近になってちょっと気になるところが。昨年は同じ状況でもほとんど
気にならなかったのが...

それは帰宅して、玄関のドアを開けた瞬間...

ツ~ンと漂ってくる臭気。玄関ドアを開けて3歩も歩けば小さなキッチン。
キッチンと玄関の間のスペースは洗濯機が置いてあり、そのスペースに
蓋付バケツを置いて生ゴミを捨てている。間違いなく原因はコレ。
だからといって、移動できる場所も見つからず。何しろワンルームの狭いアパート。
特に最近は風の強い日も多く、ベランダに出すこともできず。

ということで、いま、消臭剤についてアレコレ調べているところなのである。
このままだとキッチン周辺があの臭いと小バエに占拠されそうで...。
今日、100均とドラッグストアを回ってみようかと思っている。

さて、そんなわけでまだまだ続く6月21日の小湊鐵道の話題。

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【2020年6月21日11時56分】 小湊鐵道・里見駅

「五井構内撮影会」が終わった後は、そのままキハに揺られて里見駅まで
やって来たのである。そう、キハ40形の搬入に伴い、スペースを捻出するために
五井駅構内に留置されていた古典貨車3両がこちらに移設されており。

でも、その前に、里見駅といえば...


……  ……

2020年6月21日(日)曇り

市原市は千葉市に隣接し、東京へと通勤・通学する人も少なくないみたい。
それでも市域はかなり広く、内陸部になると養老渓谷など過疎化が進む地域も
あって。それに伴い、学校の統廃合が行われ。

そんなこともあって、10年ほど前に周辺の小中学校が里見駅近くの新設校に
統合されたのだが、それに伴う通学需要の高まりに対応するため、
上総牛久-上総中野間が1閉塞だったものが2つに分割され。

ぬぁんと、そこに非自動閉塞...スタフ式と票券式が採用されたのは驚き。
そのために里見駅は終日、駅員配置駅になったうえ、持ち運びにはタブレット
キャリアが使われるようになったので...

それが冒頭のシーン。

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【2020年6月21日14時25分】 小湊鐵道・里見駅

駅舎側が下り(養老渓谷・上総中野方面)、増設された新しいホームが
上り(上総牛久・五井方面)である。信号の関係上、下りホームに列車が入線
してから、上りホームに列車が入るようになっていたはず。

だから、下り列車はこの駅でまとまった停車時間が設定されているケースが多く
停車すると運転士さんと車掌さんは列車を離れて、駅舎の方にいって休憩している
場合もあるくらい。

ということで、下りのキハで到着したらすぐに改札を通って...

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【2020年6月21日11時53分】 小湊鐵道・里見駅

駅の外、公衆トイレ付近から下りホーム先頭部分を見ることができる。
振り返れば、あの汽笛の音。第502A列車「房総里山トロッコ2号」である。
機回しせず、制御客車(クハ101)を先頭に入線してくる上りトロッコは
何となく好きになれないのが、<変態鉄>なのである。

トロッコ列車が向こう側のホームに停車すると、スタンバイしていた駅員さんは
タブレットキャリアを受け取って。代わりにキハの運転士から受け取った
牛久-里見のものと交換して。

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【2020年6月21日11時56分】 小湊鐵道・里見駅

小走りに構内踏切を渡って<変態鉄>の待つ、下りホームに戻ってくる。
ホーム先端、<変態鉄>が待ち受けるすぐ横のスイッチボックスを開けて、
信号を切り替え、“タブレット交換”。この収受の瞬間を切り取りたい...と
何度か挑戦している<変態鉄>だが、このタイミングでキハの写真を撮ろうとする
<鉄>が割り込んできたり、駅員さんのビミョーな立ち位置によっては
運転士さんとの受け渡しが体の影になって、よく見えなかったり...

なかなか思い通りの1枚は残せないものなのである。

まぁ、この日はまずまずの1枚だろうか。

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【2020年6月21日11時57分】 小湊鐵道・里見駅(後追い)

この受け渡しに合わせるかのように車掌さんが閉扉。
すぐにキハも発車するのである。その姿を見送ったら...

次の列車は1時間後。いまのキハが戻ってきて、それが「トロッコ3号」と
交換することになる訳で。いまのシーンとは上り下りの列車が入れ替わる。

それまでにまず、古典貨車の見学である。

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【2020年6月21日12時05分】 小湊鐵道・里見駅

ただ...、“同業者さん”が...。
この方、たぶんこういう古典貨車にかなり関心が強い方みたいで...。
ずっと車両に近づいて柵ギリギリの位置から台枠を覗き込んで細部を撮影。
なかなか離れてくれず、写真が撮れなくて。

たぶん向こうも同じ事を思っていただろうが、ちょっとイライラ。

有蓋貨車1両と無蓋貨車2両が、自粛期間中に、トロッコ列車に牽引され、
たぶん線路封鎖の手続きを行った上で白昼堂々、回送されたのだった。
減便が行われていなかったら、できなかったのではないか...と思えるような
スゴいシーン。小湊鐵道の公式 Youtube に添乗動画が上がっていたような。

木製貨車なので、長い年月の間に車体の老朽化が進んでおり、車体表記などは
失われている。でも、その中で唯一、“身元”が特定できるのが最後部の有蓋車。

その細部の観察については明日の記事でまとめるとして...

無蓋貨車の方が観察はしやすいわけで。

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【2020年6月21日12時00分】 小湊鐵道・里見駅

ただし、こちらは台枠部分の観察がしづらい場所に置かれていることもあって
台枠部分の標記類などを見つけることはできなかった。
見える部分も標記類は見つけられず。

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【2020年6月21日12時12分】 小湊鐵道・里見駅

ちなみに“積み荷”は古枕木である。
車体の木部も傷みが目立っているが、このあたり専門性のある人たちに
修復してもらいたい...というマニアの妄想。

ちなみにこの貨車は、同駅でボランティア活動として土休日の物販などを
行う団体が活用する予定があるとか無いとか。
里見駅のモニュメント的存在として活用するプランが考えられているとも
言われている。

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【2020年6月21日12時01分】 小湊鐵道・里見駅

<鉄>として見逃せないのは、この連結面である。
五井駅のホーム向かいに留置されていた当時から注目されていたポイントだが
自動連結器に換装される前のバッファーリンク式連結器の時代を、いまに
残している。

里見駅から採取線が分岐して、養老川の川砂利輸送を行っていたといわれており、
無蓋貨車たちは、そういう目的でも使われていたのだろうか??
<変態鉄>としては、このあたり詳しくないのだが...

でも、古典貨車を眺めるのは好き。もうちょっと、この貨車を観察したい。
というわけで、明日は「ワフ1」の話題を。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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