秋の北東北「鉄印帳」の旅(18)「三陸元気!GoGo号」 [3セク鉄道「鉄印」の旅]
やはり、一度、目にすると気になってしまうもので。
黒いホキ車の長編成を紺色のディーゼル機関車が牽く...、車体のフォルムの関係もあるかもしれないが、自分には目の前に居たDD5652号機が、JRのディーゼル機関車の“ボス”的な存在だった、DD51形機よりも一回り大きいような感じがして。
あと、前面窓が“タレ目”がちで、何だか関東鉄道の機関車のような感じも...。
この写真にもチラッと見える5652号機は、すでに廃車となっているのだそうだが、代わりに今年、新潟トランシス製の新しい、これまた紺色のディーゼル機関車を導入しており。「貨物列車」といっても、最近ではコンテナ列車ばかり、そんな中、黒いホキ車をディーゼル機関車が牽いていて。しかも長編成。いつか、この列車も撮りに来たいと思う次第。
【2023年10月25日12時59分】 岩手開発鉄道・盛駅
そんな盛駅は大船渡市の中心、リアス線は、盛駅を発車するといったん南へ進み、反時計回りに半周して北に進路を変え、綾里、三陸...と釜石へと向かっていく。
三陸鉄道の列車は盛駅を出ると、すぐ盛川の鉄橋を渡るが、その直後、岩手開発鉄道の線路をオーバークロス、まもなくトンネルに入る。
そのトンネルの横に太平洋セメントの工場があって、開発鉄道の列車は、そこへ石灰石を運んでいる。
う〜ん、三陸の街を走る貨物列車...、いつか撮りに来たい。
さぁ、そんなことを言っていても、この日の<変態鉄>、盛にはわずか30分の滞在、13:00発の釜石ゆきに。
…… ……
2023年10月25日(水)晴れときどき雨、昼頃は強く
先ほどは、白地に茶色とブルーのラインが入った“標準色”の車両だったが、折返しは、新たに出庫してきた、36-704号車。
【2023年10月25日12時56分】 三陸鉄道リアス線・盛駅
車体全体にイラストがラッピングされた車両である。
【2023年10月25日12時56分】 三陸鉄道リアス線・盛駅
さぁ、その車内へ。
【2023年10月25日12時57分】 三陸鉄道リアス線・第211D列車(36-704号車)内
発車15分前の改札開始直後に入ったので、車内へは“一番乗り”。ということで車内撮影。
JRの車両よりも大ぶりでフカフカな4人ボックスシートが並ぶのは、三鉄の車両では標準的な姿だろうか。
昼下がりの列車とあって、車内に乗客の姿はそう多くはなく。
【2023年10月25日12時57分】 三陸鉄道リアス線・第211D列車(36-704号車)内
つり革も独特のものが...
何だか形からして、三陸産の魚や水産物をイメージしたのか...と思っていて、この記事を書くのに調べてみたら...。
う〜ん、<変態鉄>の「見る目の無さ」。
「ラグビーの街」として知られる釜石は、2019年のラグビー・W杯の会場の1つにもなり。それを記念して岩手県産の木材を加工して作られた「ラグビーボール形」のつり革とのこと。う〜ん...、知らずに書いていたら、とんだ恥だった。
【2023年10月25日12時58分】 三陸鉄道リアス線・第211D列車(36-704号車)内
この、36-704号車、「三陸元気!GoGo号」として、有志により、三陸鉄道も舞台になった某公共放送の連続テレビ小説に関するイラストを掲出して走っているのだそうで。その、2023年バージョンなのである。
しかし...
実は、この、36-704号車、この日“2度め”だったのである。
そう、この盛駅で見たときもちょっと気になったが、同じラッピング車が2両居るのかと思っていた。でも、この記事を書くのにあたって写真を見ていて...
【2023年10月25日11時06分】 三陸鉄道リアス線・釜石駅
2両編成で釜石駅の5番のりばに停車していたのは、間違いなく、この36-704号車。写真でも車番がちゃんと読み取れる。
快速「はまゆり1号」で釜石駅に着いた直後に撮影しているので、11時の時点では釜石駅に居たはずなのである。
そして、自分が11:38発の(宮古発の)盛ゆきを待って...
つまり、自分が乗った列車に先行するか続行するかの形で、36-704号車は、釜石 → 盛と回送され、折返し、この第211D列車に充当されていることになり。都会の路線ではない、南リアス線区間は1日11往復のローカル線なのである。わざわざ連続するダイヤで回送を設定しなくても...
聞いてみれば良かったが、ちょっと解せない運用なのである。
…… ……
発車までちょっとだけ時間が余ったので、再び盛駅の様子を。
【2023年10月25日12時58分】 三陸鉄道リアス線・盛駅
大船渡線がBRT化されるまでは、この駅はスイッチバック構造のようになっていて。
大船渡線も三陸鉄道も列車は南側から盛駅に入線するようになっていた筈。その、南側のホーム端に進めば、三陸鉄道の車庫が見える。
【2023年10月25日12時59分】 岩手開発鉄道・盛駅
そして、そのままズームを広角側に回すと構内の東半分、広いスペースが岩手開発鉄道の盛駅である。
やはり、気になるのは背後の緑色の歩道橋。あそこから俯瞰撮影できないだろうか???
【2023年10月25日12時59分】 岩手開発鉄道・盛駅
さぁ、再び雨脚が強くなってきただろうか。
最後にもう一度、DD5652号機を撮ると雨粒が完全に写り込むくらいになっており。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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黒いホキ車の長編成を紺色のディーゼル機関車が牽く...、車体のフォルムの関係もあるかもしれないが、自分には目の前に居たDD5652号機が、JRのディーゼル機関車の“ボス”的な存在だった、DD51形機よりも一回り大きいような感じがして。
あと、前面窓が“タレ目”がちで、何だか関東鉄道の機関車のような感じも...。
この写真にもチラッと見える5652号機は、すでに廃車となっているのだそうだが、代わりに今年、新潟トランシス製の新しい、これまた紺色のディーゼル機関車を導入しており。「貨物列車」といっても、最近ではコンテナ列車ばかり、そんな中、黒いホキ車をディーゼル機関車が牽いていて。しかも長編成。いつか、この列車も撮りに来たいと思う次第。
【2023年10月25日12時59分】 岩手開発鉄道・盛駅
そんな盛駅は大船渡市の中心、リアス線は、盛駅を発車するといったん南へ進み、反時計回りに半周して北に進路を変え、綾里、三陸...と釜石へと向かっていく。
三陸鉄道の列車は盛駅を出ると、すぐ盛川の鉄橋を渡るが、その直後、岩手開発鉄道の線路をオーバークロス、まもなくトンネルに入る。
そのトンネルの横に太平洋セメントの工場があって、開発鉄道の列車は、そこへ石灰石を運んでいる。
う〜ん、三陸の街を走る貨物列車...、いつか撮りに来たい。
さぁ、そんなことを言っていても、この日の<変態鉄>、盛にはわずか30分の滞在、13:00発の釜石ゆきに。
…… ……
2023年10月25日(水)晴れときどき雨、昼頃は強く
先ほどは、白地に茶色とブルーのラインが入った“標準色”の車両だったが、折返しは、新たに出庫してきた、36-704号車。
【2023年10月25日12時56分】 三陸鉄道リアス線・盛駅
車体全体にイラストがラッピングされた車両である。
【2023年10月25日12時56分】 三陸鉄道リアス線・盛駅
さぁ、その車内へ。
【2023年10月25日12時57分】 三陸鉄道リアス線・第211D列車(36-704号車)内
発車15分前の改札開始直後に入ったので、車内へは“一番乗り”。ということで車内撮影。
JRの車両よりも大ぶりでフカフカな4人ボックスシートが並ぶのは、三鉄の車両では標準的な姿だろうか。
昼下がりの列車とあって、車内に乗客の姿はそう多くはなく。
【2023年10月25日12時57分】 三陸鉄道リアス線・第211D列車(36-704号車)内
つり革も独特のものが...
何だか形からして、三陸産の魚や水産物をイメージしたのか...と思っていて、この記事を書くのに調べてみたら...。
う〜ん、<変態鉄>の「見る目の無さ」。
「ラグビーの街」として知られる釜石は、2019年のラグビー・W杯の会場の1つにもなり。それを記念して岩手県産の木材を加工して作られた「ラグビーボール形」のつり革とのこと。う〜ん...、知らずに書いていたら、とんだ恥だった。
【2023年10月25日12時58分】 三陸鉄道リアス線・第211D列車(36-704号車)内
この、36-704号車、「三陸元気!GoGo号」として、有志により、三陸鉄道も舞台になった某公共放送の連続テレビ小説に関するイラストを掲出して走っているのだそうで。その、2023年バージョンなのである。
しかし...
実は、この、36-704号車、この日“2度め”だったのである。
そう、この盛駅で見たときもちょっと気になったが、同じラッピング車が2両居るのかと思っていた。でも、この記事を書くのにあたって写真を見ていて...
【2023年10月25日11時06分】 三陸鉄道リアス線・釜石駅
2両編成で釜石駅の5番のりばに停車していたのは、間違いなく、この36-704号車。写真でも車番がちゃんと読み取れる。
快速「はまゆり1号」で釜石駅に着いた直後に撮影しているので、11時の時点では釜石駅に居たはずなのである。
そして、自分が11:38発の(宮古発の)盛ゆきを待って...
つまり、自分が乗った列車に先行するか続行するかの形で、36-704号車は、釜石 → 盛と回送され、折返し、この第211D列車に充当されていることになり。都会の路線ではない、南リアス線区間は1日11往復のローカル線なのである。わざわざ連続するダイヤで回送を設定しなくても...
聞いてみれば良かったが、ちょっと解せない運用なのである。
…… ……
発車までちょっとだけ時間が余ったので、再び盛駅の様子を。
【2023年10月25日12時58分】 三陸鉄道リアス線・盛駅
大船渡線がBRT化されるまでは、この駅はスイッチバック構造のようになっていて。
大船渡線も三陸鉄道も列車は南側から盛駅に入線するようになっていた筈。その、南側のホーム端に進めば、三陸鉄道の車庫が見える。
【2023年10月25日12時59分】 岩手開発鉄道・盛駅
そして、そのままズームを広角側に回すと構内の東半分、広いスペースが岩手開発鉄道の盛駅である。
やはり、気になるのは背後の緑色の歩道橋。あそこから俯瞰撮影できないだろうか???
【2023年10月25日12時59分】 岩手開発鉄道・盛駅
さぁ、再び雨脚が強くなってきただろうか。
最後にもう一度、DD5652号機を撮ると雨粒が完全に写り込むくらいになっており。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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2023-11-28 01:00
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