青梅鉄道公園お別れ訪問記 2023.8.22(1) [保存車・博物館・廃線跡]
そう言えば、昨年、2022年が鉄道開業150周年だった。ということは、遡ること60年。1962年(昭和37年)「鉄道90周年」事業の一環で、東京の西、青梅の丘の上に「青梅鉄道公園」がオープンした。当時は、まだ蒸気機関車が現役だった時代。
各形式の中から、若番のものが保存対象に指定され。青梅に運ばれたのだそうで。
<変態鉄>の初訪問は1993年、それ以来、今回で3回目。少しずつリニューアルされるとともに、展示車両も少しずつ変化して。
【2023年8月22日10時22分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
とはいえ、蒸気機関車世代は子育て世代...ではなく、その親、小さな子たちからすれば祖父母の世代となって。展示車両だって、もはや「史跡」のような存在だろうか。
自分だって昭和53年生まれ。「国鉄」はかろうじて分かるが、蒸機列車の時代を経験はしておらず。動態保存で乗ったり撮ったりしたことがある程度。
そして館内の展示も昭和の頃のものでほぼ止まっており。子ども向けの遊具も、もはや懐かしい...う〜ん、昭和の頃のデパートの「屋上遊園」などにありそうな感じの。確かに、いまの時代に合っているか...と言われれば。
つい先日、発表されたのは、この9月から2年以上の休館を経て、大幅にリニューアル。
地元、中央線・青梅線を中心とした展示を充実させるべく、展示車両なども入れ替えるのだとか。
まさに“葬式鉄”、その懐かしい蒸気機関車たちが並ぶ最後の姿を見に、早起きして青梅へと向かったのだった。
…… ……
2023年8月22日(火)曇り時々雨
ちょっとしたハプニングで、早朝、実家に立ち寄って。
そこから井の頭線で吉祥寺へ向かったのは9時前。
立川駅で乗り換えた電車も、相変わらずオレンジ帯のE233系。でも、青梅線内ではドアが半自動扱いになっている...のは知らなかった。
【2023年8月22日9時51分】 青梅線・青梅駅
103系・201系の時代から中央快速線のオレンジ色の電車も青梅線ローカルとして使われており。立川発青梅ゆきの線内ローカルと雖も、自分が乗った電車は10両編成。各駅のホームを(立ち入り禁止区域を除いて)目一杯に使って停まるのだった。青梅駅には9:43着。
だから、青梅駅でも乗ってきた電車の写真は撮れず。代わりに、隣のホームで待っていた奥多摩ゆきを。こちらは短い編成だったので...
最近では、青梅線にも「東京アドベンチャーライン」の愛称が付いたとのことで。う〜ん...
確かにハイカーのような格好の人たちはいたけれど。
【2023年8月22日9時52分】 青梅線・青梅駅
青梅の街は「昭和レトロ」を“売り”にした街づくりだそうで。駅構内にも映画看板(もちろん本物ではない)があって。
そんな駅周辺の街並みも観察してみたいが...
【2023年8月22日9時55分】 東京都青梅市住江町付近
駅横の細い路地を東青梅方面に少しだけ進んで。
まさに「生活道路」といった感じ。古くからの住宅と地元の人向けのお店が並んだエリアを抜けて。
駅構内を外れたあたりで、別の道に突き当たって。そこに案内看板。
【2023年8月22日9時56分】 東京都青梅市住江町付近
青梅駅の構内を望むことができる橋を渡って。駅の“裏側”(北東側)は小高い丘のようになっており。
橋を渡ると道路は急な上り坂になる。曲がりくねった上り坂が続く。
東京は昨晩、深夜から早朝にかけて雨だったようで。朝にはそれが上がって、陽が出てくると耐えきれない蒸し暑さである。まるでシャツを来たままシャワーを浴びたかのような...グショグショになりながら、その急な坂道を登り終えて。
【2023年8月22日10時01分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
10時開園である。すでに周囲には小学生くらいの子どもを連れたグループに混ざって、大きなカメラを持った、「いかにも...」な“同業者さん”の姿も目立って。
【2023年8月22日10時02分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
定刻、10時に開門。シルバー世代のおじさん達が重い門を開けて...
簡素な窓口で100円硬貨を1枚置くと「いったんさよならWEEK」と書かれたチケットを。
【2023年8月22日10時07分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
さぁ、他の入園者が来る前に...
たぶん、時間が経つと撮りにくくなるのは0系新幹線の車内だと予想して。
まず、誰よりも早く...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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各形式の中から、若番のものが保存対象に指定され。青梅に運ばれたのだそうで。
<変態鉄>の初訪問は1993年、それ以来、今回で3回目。少しずつリニューアルされるとともに、展示車両も少しずつ変化して。
【2023年8月22日10時22分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
とはいえ、蒸気機関車世代は子育て世代...ではなく、その親、小さな子たちからすれば祖父母の世代となって。展示車両だって、もはや「史跡」のような存在だろうか。
自分だって昭和53年生まれ。「国鉄」はかろうじて分かるが、蒸機列車の時代を経験はしておらず。動態保存で乗ったり撮ったりしたことがある程度。
そして館内の展示も昭和の頃のものでほぼ止まっており。子ども向けの遊具も、もはや懐かしい...う〜ん、昭和の頃のデパートの「屋上遊園」などにありそうな感じの。確かに、いまの時代に合っているか...と言われれば。
つい先日、発表されたのは、この9月から2年以上の休館を経て、大幅にリニューアル。
地元、中央線・青梅線を中心とした展示を充実させるべく、展示車両なども入れ替えるのだとか。
まさに“葬式鉄”、その懐かしい蒸気機関車たちが並ぶ最後の姿を見に、早起きして青梅へと向かったのだった。
…… ……
2023年8月22日(火)曇り時々雨
ちょっとしたハプニングで、早朝、実家に立ち寄って。
そこから井の頭線で吉祥寺へ向かったのは9時前。
立川駅で乗り換えた電車も、相変わらずオレンジ帯のE233系。でも、青梅線内ではドアが半自動扱いになっている...のは知らなかった。
【2023年8月22日9時51分】 青梅線・青梅駅
103系・201系の時代から中央快速線のオレンジ色の電車も青梅線ローカルとして使われており。立川発青梅ゆきの線内ローカルと雖も、自分が乗った電車は10両編成。各駅のホームを(立ち入り禁止区域を除いて)目一杯に使って停まるのだった。青梅駅には9:43着。
だから、青梅駅でも乗ってきた電車の写真は撮れず。代わりに、隣のホームで待っていた奥多摩ゆきを。こちらは短い編成だったので...
最近では、青梅線にも「東京アドベンチャーライン」の愛称が付いたとのことで。う〜ん...
確かにハイカーのような格好の人たちはいたけれど。
【2023年8月22日9時52分】 青梅線・青梅駅
青梅の街は「昭和レトロ」を“売り”にした街づくりだそうで。駅構内にも映画看板(もちろん本物ではない)があって。
そんな駅周辺の街並みも観察してみたいが...
【2023年8月22日9時55分】 東京都青梅市住江町付近
駅横の細い路地を東青梅方面に少しだけ進んで。
まさに「生活道路」といった感じ。古くからの住宅と地元の人向けのお店が並んだエリアを抜けて。
駅構内を外れたあたりで、別の道に突き当たって。そこに案内看板。
【2023年8月22日9時56分】 東京都青梅市住江町付近
青梅駅の構内を望むことができる橋を渡って。駅の“裏側”(北東側)は小高い丘のようになっており。
橋を渡ると道路は急な上り坂になる。曲がりくねった上り坂が続く。
東京は昨晩、深夜から早朝にかけて雨だったようで。朝にはそれが上がって、陽が出てくると耐えきれない蒸し暑さである。まるでシャツを来たままシャワーを浴びたかのような...グショグショになりながら、その急な坂道を登り終えて。
【2023年8月22日10時01分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
10時開園である。すでに周囲には小学生くらいの子どもを連れたグループに混ざって、大きなカメラを持った、「いかにも...」な“同業者さん”の姿も目立って。
【2023年8月22日10時02分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
定刻、10時に開門。シルバー世代のおじさん達が重い門を開けて...
簡素な窓口で100円硬貨を1枚置くと「いったんさよならWEEK」と書かれたチケットを。
【2023年8月22日10時07分】 東京都青梅市勝沼・青梅鉄道公園
さぁ、他の入園者が来る前に...
たぶん、時間が経つと撮りにくくなるのは0系新幹線の車内だと予想して。
まず、誰よりも早く...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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