大型連休の阪堺モ161形(4)こうや号 [南海電車]
昔から<鉄>の世界には、車両面は西高東低という認識があって。既に戦前にはそういう言い方をされることがあったようで。
もちろん、私鉄も当時の国鉄も関西圏の方が意欲的な新車が多かったようで。戦前には“流電”モハ52形を運転して、現在の新快速に相当する“急電”を運転して...
阪堺モ161形車だってそう。路面電車としては大柄な車体、連結器を装備して2連運転にも対応し、都市化に伴い旅客需要が年々増加していた平野線で活躍した。東京都電で高性能車が登場するのは...
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
そんな中、関東の鉄道事業者と見間違えそうな電車をどんどん増やして、昭和の頃からの車両を置き換えているのが南海かも。
いつの間にか、アメリカンなスタイルのステンレス電車もだんだん見かけなくなってきた。
帝塚山駅のホームで、下り区間急行と特急「こうや」号のすれ違い。
堺東駅前にホテルをとった<変態鉄>、帝塚山3丁目付近で撮ったら、いったん“戦線離脱”。堺東のホテルで荷物を預けて午後の撮影に挑もうと、高野線で。
…… ……
2023年5月4日(木)晴れ
11時前、予想通り、浜寺駅前ゆきで下ってきたモ162号車。
【2023年5月4日10時47分】 阪堺電気軌道上町線・姫松-帝塚山3丁目
帝塚山四丁目に向かって。瀟洒な住宅街の中の電車道である。そこを轟音を残して去っていくモ162号車。
さぁ、いったん撮影終了。
すぐ先の宝石店の横の路地を入っていくとすぐに踏切に出る。
【2023年5月4日10時55分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅付近
ちょうど、電車が。
踏切機が鳴りだすと気になってしまうのは<鉄>の性(さが)である。
通過していくのは泉北高速の電車だろうか。帝塚山駅は各駅停車以外は停まらない駅である。
【2023年5月4日10時55分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
「私鉄駅」らしい雰囲気。でも、それにしても細いのである。駅の幅自体がホーム幅と同じ。
入口を通れば、右に90度、ホームに平行に自動改札機があるのだが...
【2023年5月4日10時56分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
あまりにも通路幅が狭いから...だろうか、縦に配置されており。
ホームの南端に出口があって、2面2線の配置である。
ちょうど通過電車が続くところで。
【2023年5月4日10時56分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
やはり、泉北高速からの難波ゆき。
人影もまばらなホームを、速度を落とすこともなく通過していくのである。
【2023年5月4日10時58分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
続いて、急行・難波ゆき。南海高野線と東急電車は<鉄>として重ねてしまうのである。
東急8000系によく似た6500形。南海高野線も東急と同様、昭和30年代、ステンレスが日本で鉄道車両に使用されるようになった、その黎明期から導入している会社であって。確か、南海本線よりも高野線の方が踏切事故が少ないから、という理由で、南海本線は普通鋼製、高野線はステンレス鋼と材質を分けた...と聞いた記憶が。
この世代のコルゲート付きのステンレス車も最近はだいぶ数を減らしているようで。
それにしても、路面電車を撮り慣れていると、こういう電車は速くて速くて、怖くなるくらい。
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
続いて近づいてきたのは、特急「こうや」号である。白地に赤の車体、高野線のエース級だが...
ホームから望遠で狙えば、はるか向こうに阪堺電車との交差が見えており。そう、神ノ木電停のところである。
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
ちょうど、通過していく上り「こうや」号とすれ違いながら、下り区間急行・林間田園都市ゆき。
それにしても、南海本線で和歌山まで行ったことはあるものの、高野線というのは、こうして阪堺電車と重なる区間はちょっと使うことがあるのだが、堺東以降の区間というのは全く縁がなくて。
金剛峯寺の高野山に向かうのは知っているものの、“林間田園都市”と言われても全然実感がわかないもので。どこにあるのか...
この区間急行の次、自分が乗る各駅停車は金剛ゆきと表示されていたが...
金剛といえばホラ吹き金剛、先々代の二所ノ関親方という認識だから...、<鉄>失格である。
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
駅構内で特急と区間準急が並んだ瞬間を。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
もちろん、私鉄も当時の国鉄も関西圏の方が意欲的な新車が多かったようで。戦前には“流電”モハ52形を運転して、現在の新快速に相当する“急電”を運転して...
阪堺モ161形車だってそう。路面電車としては大柄な車体、連結器を装備して2連運転にも対応し、都市化に伴い旅客需要が年々増加していた平野線で活躍した。東京都電で高性能車が登場するのは...
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
そんな中、関東の鉄道事業者と見間違えそうな電車をどんどん増やして、昭和の頃からの車両を置き換えているのが南海かも。
いつの間にか、アメリカンなスタイルのステンレス電車もだんだん見かけなくなってきた。
帝塚山駅のホームで、下り区間急行と特急「こうや」号のすれ違い。
堺東駅前にホテルをとった<変態鉄>、帝塚山3丁目付近で撮ったら、いったん“戦線離脱”。堺東のホテルで荷物を預けて午後の撮影に挑もうと、高野線で。
…… ……
2023年5月4日(木)晴れ
11時前、予想通り、浜寺駅前ゆきで下ってきたモ162号車。
【2023年5月4日10時47分】 阪堺電気軌道上町線・姫松-帝塚山3丁目
帝塚山四丁目に向かって。瀟洒な住宅街の中の電車道である。そこを轟音を残して去っていくモ162号車。
さぁ、いったん撮影終了。
すぐ先の宝石店の横の路地を入っていくとすぐに踏切に出る。
【2023年5月4日10時55分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅付近
ちょうど、電車が。
踏切機が鳴りだすと気になってしまうのは<鉄>の性(さが)である。
通過していくのは泉北高速の電車だろうか。帝塚山駅は各駅停車以外は停まらない駅である。
【2023年5月4日10時55分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
「私鉄駅」らしい雰囲気。でも、それにしても細いのである。駅の幅自体がホーム幅と同じ。
入口を通れば、右に90度、ホームに平行に自動改札機があるのだが...
【2023年5月4日10時56分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
あまりにも通路幅が狭いから...だろうか、縦に配置されており。
ホームの南端に出口があって、2面2線の配置である。
ちょうど通過電車が続くところで。
【2023年5月4日10時56分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
やはり、泉北高速からの難波ゆき。
人影もまばらなホームを、速度を落とすこともなく通過していくのである。
【2023年5月4日10時58分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
続いて、急行・難波ゆき。南海高野線と東急電車は<鉄>として重ねてしまうのである。
東急8000系によく似た6500形。南海高野線も東急と同様、昭和30年代、ステンレスが日本で鉄道車両に使用されるようになった、その黎明期から導入している会社であって。確か、南海本線よりも高野線の方が踏切事故が少ないから、という理由で、南海本線は普通鋼製、高野線はステンレス鋼と材質を分けた...と聞いた記憶が。
この世代のコルゲート付きのステンレス車も最近はだいぶ数を減らしているようで。
それにしても、路面電車を撮り慣れていると、こういう電車は速くて速くて、怖くなるくらい。
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
続いて近づいてきたのは、特急「こうや」号である。白地に赤の車体、高野線のエース級だが...
ホームから望遠で狙えば、はるか向こうに阪堺電車との交差が見えており。そう、神ノ木電停のところである。
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
ちょうど、通過していく上り「こうや」号とすれ違いながら、下り区間急行・林間田園都市ゆき。
それにしても、南海本線で和歌山まで行ったことはあるものの、高野線というのは、こうして阪堺電車と重なる区間はちょっと使うことがあるのだが、堺東以降の区間というのは全く縁がなくて。
金剛峯寺の高野山に向かうのは知っているものの、“林間田園都市”と言われても全然実感がわかないもので。どこにあるのか...
この区間急行の次、自分が乗る各駅停車は金剛ゆきと表示されていたが...
金剛といえばホラ吹き金剛、先々代の二所ノ関親方という認識だから...、<鉄>失格である。
【2023年5月4日11時00分】 南海電鉄高野線・帝塚山駅
駅構内で特急と区間準急が並んだ瞬間を。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0