2021/10 倉敷へ、鳥取へ(8)早朝の貨物列車は... [水島臨海鉄道]
水島臨海鉄道の貨物列車は、基本的に毎日運転されるのが西岡山-東水島間の直通列車3往復。水島臨海鉄道のDD200形かJR貨物のDE10形がコキ車18~20両程度を牽いてやってくる。
自分が撮りたいのは、むしろ線内貨物なのだが、こちらは不定期運行。三菱自工前駅の向かい側にある某大手自動車メーカーをはじめ、各工場の製品出荷などの状況で運行が決まるので...
そう、趣味者からすれば、その日、そのとき、行ってみるまで分からないのである。
長い編成で走るJRから来る方の貨物列車は、基本的に1日3往復。前日はそのうちの2便目(第3093列車)を中庄駅近くで撮ったが、この日は朝一番の第3091列車を。
朝6時台に水島駅にやってくるので、夏場でないと沿線での走行シーン撮影は困難だが...
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
起きてすぐ、朝食もとらずにホテルを出て。
…… ……
2021年10月20日(水)晴れ
水島臨海鉄道の牽引機がDE701号機だった時代には、前日の夜の上り貨物列車で西岡山に向かって、そこで滞泊、早朝の第3091列車で戻ってきて倉タに戻された上で整備・給油...というのがパターン(残り2往復がJR貨物機)だったが、DD200形導入以来、機関車運用もイレギュラーになっていたようで、この運用を交換する形で走る日が多いというのを聞いていた。
だから、今回の撮影行を中庄からスタートしたのだが、この日は水島駅ホームで第3091列車を迎え撃つところからスタート。
【2021年10月20日6時58分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
エレベーターで高架ホームへと上がると、向こうの方から音もなく静かに近づいてくる列車の姿。
「よしっ!!」
真紅の塗装はDD200-601号機である。この日は、DE701時代からの運用に入っており。
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
以前は、水島駅で少し停車したら、すぐに港東線を下っていったのだが、朝ラッシュ時に長大貨物列車の通過が踏切での渋滞の原因になるから...だろうか、水島駅でこのまま1時間停車して8時に東水島に向かうようにダイヤが変わっており。
常盤駅前のホテルをとっていたのは、この時間を利用して朝食をとることができるから。
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
水島駅の旅客ホームはキハ4両分ほどの長さ。貨物列車の長さに比べたら何分の一かしかなくて。向かい側の線路に進入してくる貨物列車、その先頭の機関車の位置は旅客ホームからは見づらい位置にあって。
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
機関車次位のコキ車にはJOTの私有コンテナが載っていたので、まぁ、これでも画になって。
停車時間中はうまく撮れないので、ここで、いったんホテルに戻るのである。
さぁ、朝食っ!!
フロントに8時前にタクシーを呼んでもらえるように依頼してからレストランで朝食。基本的にチェックインのときに朝食無料券がもらえるシステム。バイキング形式の朝食でおかわりを重ねつつ。満腹になって出発である。
8時前に来てもらったタクシー。
ぬぁんとドライバーさんは、鉄道会社からの転職組。しかも、それが、高松琴平電鉄だということで。旧駅舎時代の瓦町駅の話など。屋島ケーブルのお仕事をされていたとのことで。廃止の時の話など。
そのタクシーを東京製鉄前で降りたのだが...
【2021年10月20日8時17分】 水島臨海鉄道港東線・水島-東水島
思ったより線路際の雑草が酷くて。
とりあえず、少しでもマシになるような、機関車に雑草がかかりにくくなる構図を選択して「撮るだけ撮った」といった感じの1枚。
東水島に到着したDD200-601号機は、すぐにコキ車数両を牽いた短編成の貨物列車(または機関車単機)で倉敷貨物ターミナルに戻ることになるのだが、この地点、上り列車を撮るには逆光。しかも隣の製鉄所入口の踏切の先は背丈の高い枯れ草が生い茂っており。
急ぎ、場所を変えないと。
東京製鉄前を過ぎると線路は道路から少し離れて、古い住宅や事務所のような建物があるところを運河沿いに走っている。その運河に架かる小さな橋があって。そのあたりだけは雑草がないのである。運河の水はそうキレイではなくて。むしろゴミがプカプカ浮かんで流れてきたり...
【2021年10月20日8時57分】 水島臨海鉄道港東線・東水島-水島
そんな場所で待つこと暫し。
この朝は秋晴れのキレイな青空だった。火力発電所の高い煙突、バックの青空に真紅の機関車がよく映えて。当初の狙いとは異なる場所での撮影にはなったが、それでも十分納得できる1枚を撮ることができて。
これで、新鋭DD200-601号機の姿を、JR山陽本線と水島臨海鉄道線内でそれぞれ。今回の撮影テーマの1つを撮り終えて。
さぁ、ここからどうするか??
水島駅までは歩くと30分弱、キハの朝運用には間に合うはずもなく。周囲は工場とそれに関連したトラックの車庫など...コンビニくらいはあるが、そう時間を潰せる場所もなく。とりあえず、水島駅方面へ。ということで水島駅のところまで戻れば、やはり、今度は水島本線沿いを...
【2021年10月20日10時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
痛い膝をかばいながら、歩いてきたのは倉敷貨物ターミナルである。
JRからの直通貨物列車は例外的なケースを除いて、ここには入線しないが、もちろん「貨物ターミナル」の名の通り、コンテナ車の荷役も行われており。沿道には低いフェンスしかないので、そんなシーンを自由に撮ることができるのである。
【2021年10月20日10時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
おっと、もう1台のリフトはイルカコンテナを... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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自分が撮りたいのは、むしろ線内貨物なのだが、こちらは不定期運行。三菱自工前駅の向かい側にある某大手自動車メーカーをはじめ、各工場の製品出荷などの状況で運行が決まるので...
そう、趣味者からすれば、その日、そのとき、行ってみるまで分からないのである。
長い編成で走るJRから来る方の貨物列車は、基本的に1日3往復。前日はそのうちの2便目(第3093列車)を中庄駅近くで撮ったが、この日は朝一番の第3091列車を。
朝6時台に水島駅にやってくるので、夏場でないと沿線での走行シーン撮影は困難だが...
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
起きてすぐ、朝食もとらずにホテルを出て。
…… ……
2021年10月20日(水)晴れ
水島臨海鉄道の牽引機がDE701号機だった時代には、前日の夜の上り貨物列車で西岡山に向かって、そこで滞泊、早朝の第3091列車で戻ってきて倉タに戻された上で整備・給油...というのがパターン(残り2往復がJR貨物機)だったが、DD200形導入以来、機関車運用もイレギュラーになっていたようで、この運用を交換する形で走る日が多いというのを聞いていた。
だから、今回の撮影行を中庄からスタートしたのだが、この日は水島駅ホームで第3091列車を迎え撃つところからスタート。
【2021年10月20日6時58分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
エレベーターで高架ホームへと上がると、向こうの方から音もなく静かに近づいてくる列車の姿。
「よしっ!!」
真紅の塗装はDD200-601号機である。この日は、DE701時代からの運用に入っており。
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
以前は、水島駅で少し停車したら、すぐに港東線を下っていったのだが、朝ラッシュ時に長大貨物列車の通過が踏切での渋滞の原因になるから...だろうか、水島駅でこのまま1時間停車して8時に東水島に向かうようにダイヤが変わっており。
常盤駅前のホテルをとっていたのは、この時間を利用して朝食をとることができるから。
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
水島駅の旅客ホームはキハ4両分ほどの長さ。貨物列車の長さに比べたら何分の一かしかなくて。向かい側の線路に進入してくる貨物列車、その先頭の機関車の位置は旅客ホームからは見づらい位置にあって。
【2021年10月20日6時59分】 水島臨海鉄道水島本線・水島駅
機関車次位のコキ車にはJOTの私有コンテナが載っていたので、まぁ、これでも画になって。
停車時間中はうまく撮れないので、ここで、いったんホテルに戻るのである。
さぁ、朝食っ!!
フロントに8時前にタクシーを呼んでもらえるように依頼してからレストランで朝食。基本的にチェックインのときに朝食無料券がもらえるシステム。バイキング形式の朝食でおかわりを重ねつつ。満腹になって出発である。
8時前に来てもらったタクシー。
ぬぁんとドライバーさんは、鉄道会社からの転職組。しかも、それが、高松琴平電鉄だということで。旧駅舎時代の瓦町駅の話など。屋島ケーブルのお仕事をされていたとのことで。廃止の時の話など。
そのタクシーを東京製鉄前で降りたのだが...
【2021年10月20日8時17分】 水島臨海鉄道港東線・水島-東水島
思ったより線路際の雑草が酷くて。
とりあえず、少しでもマシになるような、機関車に雑草がかかりにくくなる構図を選択して「撮るだけ撮った」といった感じの1枚。
東水島に到着したDD200-601号機は、すぐにコキ車数両を牽いた短編成の貨物列車(または機関車単機)で倉敷貨物ターミナルに戻ることになるのだが、この地点、上り列車を撮るには逆光。しかも隣の製鉄所入口の踏切の先は背丈の高い枯れ草が生い茂っており。
急ぎ、場所を変えないと。
東京製鉄前を過ぎると線路は道路から少し離れて、古い住宅や事務所のような建物があるところを運河沿いに走っている。その運河に架かる小さな橋があって。そのあたりだけは雑草がないのである。運河の水はそうキレイではなくて。むしろゴミがプカプカ浮かんで流れてきたり...
【2021年10月20日8時57分】 水島臨海鉄道港東線・東水島-水島
そんな場所で待つこと暫し。
この朝は秋晴れのキレイな青空だった。火力発電所の高い煙突、バックの青空に真紅の機関車がよく映えて。当初の狙いとは異なる場所での撮影にはなったが、それでも十分納得できる1枚を撮ることができて。
これで、新鋭DD200-601号機の姿を、JR山陽本線と水島臨海鉄道線内でそれぞれ。今回の撮影テーマの1つを撮り終えて。
さぁ、ここからどうするか??
水島駅までは歩くと30分弱、キハの朝運用には間に合うはずもなく。周囲は工場とそれに関連したトラックの車庫など...コンビニくらいはあるが、そう時間を潰せる場所もなく。とりあえず、水島駅方面へ。ということで水島駅のところまで戻れば、やはり、今度は水島本線沿いを...
【2021年10月20日10時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
痛い膝をかばいながら、歩いてきたのは倉敷貨物ターミナルである。
JRからの直通貨物列車は例外的なケースを除いて、ここには入線しないが、もちろん「貨物ターミナル」の名の通り、コンテナ車の荷役も行われており。沿道には低いフェンスしかないので、そんなシーンを自由に撮ることができるのである。
【2021年10月20日10時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
おっと、もう1台のリフトはイルカコンテナを... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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