秋の房総のキハたちを (1-1) 小湊鐵道20201024 プロローグ [小湊鐵道]
<変態鉄>の場合、仕事の関係上、年間を通して土曜日に休みをとるのは
基本的に無理なのである。年間で土曜日が空くのは数回程度。
それはコロナ禍の今年も変わることなく。
ということで、土曜日に開催されることの多い<鉄>系のイベント、
泣く泣く...というのが日常茶飯事になっている。いまの会社を退職しない
限りは、そこの部分は変わることはないはず。
でも、その年間数回のチャンスに、ちゃんと当てはまる土曜日に...
2度目の参加だったが、募集開始のタイミングに合わせてネットで予約。
【2020年10月24日9時08分】 小湊鐵道・五井駅
それが10月24日の小湊鐵道五井機関区撮影会だった。
2度目の参加とはいえ、その間にも、ちょっとした変化が。
最大のものが、この直前(台風接近で運行は取りやめになったが)
キハ202号車の事実上の引退である。
キハ200形も車齢が高くなっており、DMH17C型エンジンを使っているキハも
既に保存車くらい。毎日の定期運用で当たり前に使っているのも全国で
小湊だけになった。そこに、202号車の「お別れ運転」、
“とうとう、そのときが...”というのが<変態鉄>の印象だった。
沿線風景も含めて、そのあたり、<変態鉄>としては、キハ202号車の
「最後の姿」を記録できれば...と。
…… ……
2020年10月24日(土)晴れ
本当は高速バスで行けばラクだけど、通勤輸送を意図したと思われる
五井-新宿線バス、土休日の朝早い時間には設定がないのである。
【2020年10月24日7時56分】 都営新宿線・馬喰横山駅
朝早い時間帯に小湊鐵道を撮りに向かう場合、馬喰町経由が最善策。
途中までは普段の通勤経路と同じなので、何も“出撃”という高揚感の
ようなものはないのだが、いつもの京王9030系「直通運転40周年記念」
のヘッドマーク付き編成。
それにしても、毎日、見かける機会のある電車、わざわざ地下のホームドア
付きのところで撮るなどしなくて良いのだが...
【2020年10月24日7時56分】 都営新宿線・馬喰横山駅
この馬喰町...いや、このとき立っていたのは「馬喰横山」駅、新宿方の階段は
JR線への乗換専用である。この向こうはJR総武快速線の「馬喰町」駅。
ちなみに、都営浅草線の「東日本橋」駅も3駅で一体のような構造で。
何も3つの駅名に分けなくても良かったのに...
さて、その改札の向こう。
【2020年10月24日8時00分】 総武本線・馬喰町駅
御茶ノ水が始発駅だった総武本線が東京駅地下ホームへの乗り入れを果たして
約半世紀。この地下ホーム、その薄暗さも相俟って、昭和な感じを残していたが
でも、訪れる度に少しずつイマドキの感じも混ざってきて。
発車案内表示が新バージョンのものになっていた。
この3つ前の駅から列車の位置を表示するのは、かつては大阪の地下鉄の
“専売特許”だったような気がするのだが、いつの間にか東京でも「前々駅」
からの表示がでるのがフツーになっている。
関西と関東で鉄道シーンの僅かな違いがネタになったものだが...
いつの間にかその差も無くなってきたような気がする。
ちなみに表示は予定より1本早い千葉ゆき。これを見送って後続の君津ゆきに。
でも、このタイミングで...
<変態鉄>として。ホームで待っているときに「回送」の表示が出ると、ちょっと
ワクワクするのである。
総武横須賀線の新車の試運転でも??
【2020年10月24日8時03分】 総武本線・馬喰町駅
残念。やって来たのは、いつも通りのE217系。東京止まりの電車を錦糸町駅
あたりで留置しておくのだろうか??
楽しみにして損した...といったところ。
総武快速線の車窓は...お世辞にも面白い路線と言うことはなく。
E217系の、安っぽいOAチェアのような堅いイスに腰掛けて、気づけばウトウト。
千葉駅に到着する頃だった。
【2020年10月24日9時02分】 内房線・五井駅
そして五井駅には9時に到着。
集合時刻が迫っている。でも、向かいのホームで発車を待っているのは
「里山トロッコ」号、今年度から五井駅からの全区間で客扱いするように
運用が変わっており。一度、五井駅から乗り通してみたいのだが...
【2020年10月24日9時06分】 小湊鐵道・五井機関区
いつもの橋上駅には、普段より<鉄>が目立っていた。
東口の階段を下りれば目の前が小湊鐵道の本社と機関区である。
普段は中を覗き込むだけの通路から構内へと入っていって...
【2020年10月24日9時13分】 小湊鐵道・五井機関区
ちょっとだけ社員目線のカット。この社屋側から線路内を見るのは、たぶん
普段だったら関係者以外、絶対に見ることができないシーン。
それにしても小湊鐵道の社屋、何というのだろうか、映画に出てきそうな感じの
地方の小学校の校舎を思わせるような建物なのである。
“コロナ禍”で参加者数は非常に絞られており。
その参加者たちがほとんど集合していた。<変態鉄>も会費を払って
1日フリーきっぷと、ちょっとした“お土産”を手にして。
それが自分にとっては最初から、ちょっとしたサプライズで...
【2020年10月24日9時10分】 小湊鐵道・五井機関区
おっと、ちょうど下り「里山トロッコ1号」が五井駅を発車していくところ。
機関区に留置されているキハたちの横を掠めて出発していくシーンも、これも
普段は関係者以外、撮れない構図である。
そんなことを記録しながら... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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基本的に無理なのである。年間で土曜日が空くのは数回程度。
それはコロナ禍の今年も変わることなく。
ということで、土曜日に開催されることの多い<鉄>系のイベント、
泣く泣く...というのが日常茶飯事になっている。いまの会社を退職しない
限りは、そこの部分は変わることはないはず。
でも、その年間数回のチャンスに、ちゃんと当てはまる土曜日に...
2度目の参加だったが、募集開始のタイミングに合わせてネットで予約。
【2020年10月24日9時08分】 小湊鐵道・五井駅
それが10月24日の小湊鐵道五井機関区撮影会だった。
2度目の参加とはいえ、その間にも、ちょっとした変化が。
最大のものが、この直前(台風接近で運行は取りやめになったが)
キハ202号車の事実上の引退である。
キハ200形も車齢が高くなっており、DMH17C型エンジンを使っているキハも
既に保存車くらい。毎日の定期運用で当たり前に使っているのも全国で
小湊だけになった。そこに、202号車の「お別れ運転」、
“とうとう、そのときが...”というのが<変態鉄>の印象だった。
沿線風景も含めて、そのあたり、<変態鉄>としては、キハ202号車の
「最後の姿」を記録できれば...と。
…… ……
2020年10月24日(土)晴れ
本当は高速バスで行けばラクだけど、通勤輸送を意図したと思われる
五井-新宿線バス、土休日の朝早い時間には設定がないのである。
【2020年10月24日7時56分】 都営新宿線・馬喰横山駅
朝早い時間帯に小湊鐵道を撮りに向かう場合、馬喰町経由が最善策。
途中までは普段の通勤経路と同じなので、何も“出撃”という高揚感の
ようなものはないのだが、いつもの京王9030系「直通運転40周年記念」
のヘッドマーク付き編成。
それにしても、毎日、見かける機会のある電車、わざわざ地下のホームドア
付きのところで撮るなどしなくて良いのだが...
【2020年10月24日7時56分】 都営新宿線・馬喰横山駅
この馬喰町...いや、このとき立っていたのは「馬喰横山」駅、新宿方の階段は
JR線への乗換専用である。この向こうはJR総武快速線の「馬喰町」駅。
ちなみに、都営浅草線の「東日本橋」駅も3駅で一体のような構造で。
何も3つの駅名に分けなくても良かったのに...
さて、その改札の向こう。
【2020年10月24日8時00分】 総武本線・馬喰町駅
御茶ノ水が始発駅だった総武本線が東京駅地下ホームへの乗り入れを果たして
約半世紀。この地下ホーム、その薄暗さも相俟って、昭和な感じを残していたが
でも、訪れる度に少しずつイマドキの感じも混ざってきて。
発車案内表示が新バージョンのものになっていた。
この3つ前の駅から列車の位置を表示するのは、かつては大阪の地下鉄の
“専売特許”だったような気がするのだが、いつの間にか東京でも「前々駅」
からの表示がでるのがフツーになっている。
関西と関東で鉄道シーンの僅かな違いがネタになったものだが...
いつの間にかその差も無くなってきたような気がする。
ちなみに表示は予定より1本早い千葉ゆき。これを見送って後続の君津ゆきに。
でも、このタイミングで...
<変態鉄>として。ホームで待っているときに「回送」の表示が出ると、ちょっと
ワクワクするのである。
総武横須賀線の新車の試運転でも??
【2020年10月24日8時03分】 総武本線・馬喰町駅
残念。やって来たのは、いつも通りのE217系。東京止まりの電車を錦糸町駅
あたりで留置しておくのだろうか??
楽しみにして損した...といったところ。
総武快速線の車窓は...お世辞にも面白い路線と言うことはなく。
E217系の、安っぽいOAチェアのような堅いイスに腰掛けて、気づけばウトウト。
千葉駅に到着する頃だった。
【2020年10月24日9時02分】 内房線・五井駅
そして五井駅には9時に到着。
集合時刻が迫っている。でも、向かいのホームで発車を待っているのは
「里山トロッコ」号、今年度から五井駅からの全区間で客扱いするように
運用が変わっており。一度、五井駅から乗り通してみたいのだが...
【2020年10月24日9時06分】 小湊鐵道・五井機関区
いつもの橋上駅には、普段より<鉄>が目立っていた。
東口の階段を下りれば目の前が小湊鐵道の本社と機関区である。
普段は中を覗き込むだけの通路から構内へと入っていって...
【2020年10月24日9時13分】 小湊鐵道・五井機関区
ちょっとだけ社員目線のカット。この社屋側から線路内を見るのは、たぶん
普段だったら関係者以外、絶対に見ることができないシーン。
それにしても小湊鐵道の社屋、何というのだろうか、映画に出てきそうな感じの
地方の小学校の校舎を思わせるような建物なのである。
“コロナ禍”で参加者数は非常に絞られており。
その参加者たちがほとんど集合していた。<変態鉄>も会費を払って
1日フリーきっぷと、ちょっとした“お土産”を手にして。
それが自分にとっては最初から、ちょっとしたサプライズで...
【2020年10月24日9時10分】 小湊鐵道・五井機関区
おっと、ちょうど下り「里山トロッコ1号」が五井駅を発車していくところ。
機関区に留置されているキハたちの横を掠めて出発していくシーンも、これも
普段は関係者以外、撮れない構図である。
そんなことを記録しながら... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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