秋の北東北「鉄印帳」の旅（９）朝の秋田駅

この時期になると毎年、同じことを書いているような気がするが、いつの間にか11月も折り返しを過ぎており。
今年も残すところ1ヶ月半である。それにしても、今年はあっという間だったような気がする。身の回りのさまざまなことに追われ、趣味活動をする余裕もないまま...

このあと、年内、近場に日帰りで撮影に行く予定はあるものの、泊りがけでの“出撃”は、この10月の東北の旅が最後になりそうな予感。
その2日目は、秋田内陸縦貫鉄道を中心としたプランで「鉄印帳」の旅。スタートは朝8時の秋田駅から。


【2023年10月24日8時14分】　奥羽本線・秋田駅

まず、鷹ノ巣まで「つがる1号」で向かうのだが、それに先行する「リゾートしらかみ」号が停車していた。

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2023年10月24日（火）晴れ

7時に起床、やはり、高級なホテルに泊まってしまうと朝食の代金だけでも（自分にとっては）驚愕のレベル、ということで、前夜のうちにコンビニでパンを買っておいた。それを食べたら...


【2023年10月24日8時00分】　秋田県秋田市中通・秋田駅付近

7時半過ぎに秋田駅に向かったのである。駅前の商業施設はまだオープンの時間前。制服姿の高校生が足早に通り過ぎていく中を駅構内へ。


【2023年10月24日8時03分】　奥羽本線・秋田駅

平日朝の通勤通学時間帯、駅の自由通路をカメラを持って彷徨いている＜変態鉄＞は、さすがにちょっと場違い感。
でも、東北といえば、やはり、夏祭りなのである。シーズンではなくても、駅構内にはそれを思わせる装飾があちこちに。

自動改札機にきっぷを入れるのは、何だか普段と変わりなく...
“旅先”という雰囲気ではないのだが...

大きなキャリーバッグを牽いた人たちは、皆さん、秋田新幹線の専用改札口の方に向かって行って。自分は弁当を買ったら在来線ホームへ。


【2023年10月24日8時14分】　奥羽本線・秋田駅

乗車する「つがる」号の1つ向こうのホームでは、ちょうど、8:19発の「リゾートしらかみ1号」が停車中。東能代から五能線を経由して青森へと向かう観光列車である。リタイア世代の夫婦などが中心の客層のようで...


【2023年10月24日8時15分】　奥羽本線・秋田駅

「リゾートしらかみ」は4両3編成あって、それぞれに愛称が付いており。この編成は「くまげら」編成である。
他の2編成は、イマドキのハイブリッド車に置き換え済みだが、この1本だけキハ40系改造車。面影といえば側扉と2・3号車の連結面の運転台くらいだろうか。

あれほどたくさん居た、キハ40系も数年のうちに一気に置き換えられ、いまやＪＲ東日本管内のキハ40系、廃車前提の保留車がいるくらいで、あとはトロッコ（風っ子）編成と、これくらいだろうか。尤も、秋田にたくさん居たキハ40形の2両は、いま小湊鐵道で走っているのだが...。


【2023年10月24日8時22分】　奥羽本線・秋田駅

ホームで撮っていても、“顔”をアップで撮る以外に方法がなく。だから、早めに自分の乗る「つがる」の発車するホームへと移動して。
駅名標を撮ってみたら、奥に赤と青の車両。男鹿線の架線式蓄電池車か!?


【2023年10月24日8時27分】　奥羽本線・秋田駅

そう、いまでは2〜4両編成の列車ばかりになってしまった秋田駅でも、かつては長編成の列車が当たり前に発着していたわけで。
「リゾートしらかみ1号」の発車はホームの先端付近で。

手前に701系が停まっているが...

動き出すキハ、思った以上の爆煙でのスタートである。


【2023年10月24日8時27分】　奥羽本線・秋田駅

東能代に向けて加速していくキハの姿を後追いしたら、ホーム中央付近へ。
特急「つがる1号」の自由席の乗車位置には数名が集まっていて。やはり、背広姿のビジネスマンが中心で。


【2023年10月24日8時38分】　奥羽本線・秋田駅

発車10分ほど前にE751系4両編成が入線してきた。（つづく）

（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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