阪堺電車モ161形車を追って(20)花田口 [ちん電(阪堺電気軌道)]
金曜日の昼、<変態鉄>のもとに1通のメール。荒川車庫で今月末に予定されていたイベント、久々に7001号「あかおび」が公開されるとのことで申し込んだのだが、あいにくの“落選”だった。それにしても...
さて、4月9日の阪堺電車撮影記。
前日、あれほど撮ったのに...
モ162号車が貸切でやってくるのを見て、舞い上がってしまって。
そう、昨日はドン曇りの時間帯が長かった上に、大阪市内の我孫子道での折返し運用。堺市内区間でモ161形車を撮ることが目的だった今回の撮影行、思いがけないチャンスが巡ってきた。でも、本当はこういうときこそ、落ち着いて行動するべきだった。まぁ、その話は明日の記事で書くとして...
【2023年4月9日14時24分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
モ164号車を追って堺市内区間を往復し続けていたこの日、突然の作戦変更である。まずは石津川鉄橋に戻って。
…… ……
2023年4月9日(日)晴れ
前方に、モ162号車を見つけて反射的に降車ボタンを。
【2023年4月9日14時03分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
その姿を撮ったのは寺地町電停。
もちろん、追跡開始。後続の浜寺駅前ゆきは、質屋さんカラーの電車。貸切電車の場合、たいてい、浜寺駅前電停では定期営業電車と“縦列停車”の状態で停車して、ここでトイレ休憩。1本後の発車となるケースが多く。
だから、安心して石津電停。
【2023年4月9日14時24分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
さきほどのリプレイのような感じ。立ち位置もほぼ同じ。
そして、ほぼ狙い通りの1枚を撮ることが出来て。とりあえず、石津川鉄橋で、モ162号車とモ164号車の姿を撮ることが出来たのだから、この2日間の撮影は十分に“収穫あり”だったのである。
さぁ、そんなことをしているうちに、モ164号車は、再び天王寺駅前で折返して...
【2023年4月9日14時56分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
それを、綾ノ町電停のところで迎え撃とうと思ったのだが...
2両を“掛け持ち”で撮ろうとすると、意外とタイトな時間配分になるようで。石津電停から乗った天王寺駅前ゆき、車内で Chromebook を取り出してアプリで確認すると、綾ノ町電停の近くでモ164号車の浜寺駅前ゆきとすれ違いそうな勢いで。う〜ん...
仮に綾ノ町に先着したとしても、横断歩道の信号が赤なら中途半端なカットを撮るだけになって...
ということで、手前の花田口電停で急遽、下車したのだった。まもなく、焦げ茶色の車体が。
【2023年4月9日14時57分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
狭い道路の片隅に敷設された線路上をは知る大阪市内の併用軌道区間とも、住宅の軒先を掠めるように走る専用軌道区間とも異なり。
足元にはバラストが見えるものの、両側は広い道路で。そんな、独特の雰囲気、堺市内の大道筋(紀州街道)をゆくモ164号車を。
【2023年4月9日14時57分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
この区間、少しずつ電停ホームのリニューアルが進んでいるのだろうか、宿院のように交差点の反対側に移転させてまでバリアフリー化した電停もあるが、ほかも少しずつ補修されたり、上屋が新しくなったり...と。
そんな中、従来の姿を残しつつも、上屋は新しくなっている(旧来の姿は緑色のビニール(?)の屋根だろうか)、そんな花田口電停に停車するモ164号車。
【2023年4月9日14時57分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停付近
この紀州街道のセンターリザベーション式の併用軌道、
乗っていてイライラするほど信号待ちが多いのだが...
撮影しているときは、カメラを構え直す間合いを与えてくれて撮りやすく。
花田口の交差点を横切るところを。
…… ……
すぐにやってきた天王寺駅前ゆきに乗って。
この時点で、<変態鉄>は、ちょっと“勘違い”をしていたような...
【2023年4月9日15時10分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-安立町
我孫子道電停に到着すると、車庫にモ162号車の姿。そう、阪堺の貸切電車、車内で飲食ありと無しを選択できる。「飲食あり」の貸切電車の場合、浜寺のあと、我孫子道でも乗客を乗せたまま、いったん車庫に入ってトイレ休憩が設定されるケースが多く。
でも、何だかタイミングが悪いというか、構図を決める余裕もないまま、我孫子道を出発する姿を後追いで、とにかく撮るのが限界だった。
とはいえ、撮れたのは撮れたので1つ良かったのだが...
ここで<変態鉄>は重大な考え違いを。
後で考えると、なぜ、そんな勘違いをしたのか謎だったのだが...
【2023年4月9日15時22分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
後続の天王寺駅前ゆきで向かったのは神ノ木電停だった。
午後、時間が経つにつれて建物の影が落ちて撮影は難しくなる。そういう意味で、大阪市内区間で最も撮りやすいのは神ノ木電停の周辺。
ここでモ162号車が貸切客を下ろして回送で戻ってくるのを撮ろうと...
【2023年4月9日15時32分】 阪堺電気軌道上町線・住吉-神ノ木
とはいえ、スッキリ光が回る場所というのはだんだん少なくなってきており。
カメラを構えながら、少しずつ移動して住吉のところまで来てしまった。
【2023年4月9日15時38分】 阪堺電気軌道上町線・住吉-神ノ木
住吉電停の踏切を過ぎ、カーブを1つ曲がったところが最後まで光が射すポイントだろうか。
試し撮りを重ねながら、来るはずのないモ162号車を待ち続けた。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
さて、4月9日の阪堺電車撮影記。
前日、あれほど撮ったのに...
モ162号車が貸切でやってくるのを見て、舞い上がってしまって。
そう、昨日はドン曇りの時間帯が長かった上に、大阪市内の我孫子道での折返し運用。堺市内区間でモ161形車を撮ることが目的だった今回の撮影行、思いがけないチャンスが巡ってきた。でも、本当はこういうときこそ、落ち着いて行動するべきだった。まぁ、その話は明日の記事で書くとして...
【2023年4月9日14時24分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
モ164号車を追って堺市内区間を往復し続けていたこの日、突然の作戦変更である。まずは石津川鉄橋に戻って。
…… ……
2023年4月9日(日)晴れ
前方に、モ162号車を見つけて反射的に降車ボタンを。
【2023年4月9日14時03分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
その姿を撮ったのは寺地町電停。
もちろん、追跡開始。後続の浜寺駅前ゆきは、質屋さんカラーの電車。貸切電車の場合、たいてい、浜寺駅前電停では定期営業電車と“縦列停車”の状態で停車して、ここでトイレ休憩。1本後の発車となるケースが多く。
だから、安心して石津電停。
【2023年4月9日14時24分】 阪堺電気軌道阪堺線・船尾-石津
さきほどのリプレイのような感じ。立ち位置もほぼ同じ。
そして、ほぼ狙い通りの1枚を撮ることが出来て。とりあえず、石津川鉄橋で、モ162号車とモ164号車の姿を撮ることが出来たのだから、この2日間の撮影は十分に“収穫あり”だったのである。
さぁ、そんなことをしているうちに、モ164号車は、再び天王寺駅前で折返して...
【2023年4月9日14時56分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
それを、綾ノ町電停のところで迎え撃とうと思ったのだが...
2両を“掛け持ち”で撮ろうとすると、意外とタイトな時間配分になるようで。石津電停から乗った天王寺駅前ゆき、車内で Chromebook を取り出してアプリで確認すると、綾ノ町電停の近くでモ164号車の浜寺駅前ゆきとすれ違いそうな勢いで。う〜ん...
仮に綾ノ町に先着したとしても、横断歩道の信号が赤なら中途半端なカットを撮るだけになって...
ということで、手前の花田口電停で急遽、下車したのだった。まもなく、焦げ茶色の車体が。
【2023年4月9日14時57分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
狭い道路の片隅に敷設された線路上をは知る大阪市内の併用軌道区間とも、住宅の軒先を掠めるように走る専用軌道区間とも異なり。
足元にはバラストが見えるものの、両側は広い道路で。そんな、独特の雰囲気、堺市内の大道筋(紀州街道)をゆくモ164号車を。
【2023年4月9日14時57分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停
この区間、少しずつ電停ホームのリニューアルが進んでいるのだろうか、宿院のように交差点の反対側に移転させてまでバリアフリー化した電停もあるが、ほかも少しずつ補修されたり、上屋が新しくなったり...と。
そんな中、従来の姿を残しつつも、上屋は新しくなっている(旧来の姿は緑色のビニール(?)の屋根だろうか)、そんな花田口電停に停車するモ164号車。
【2023年4月9日14時57分】 阪堺電気軌道阪堺線・寺地町電停付近
この紀州街道のセンターリザベーション式の併用軌道、
乗っていてイライラするほど信号待ちが多いのだが...
撮影しているときは、カメラを構え直す間合いを与えてくれて撮りやすく。
花田口の交差点を横切るところを。
…… ……
すぐにやってきた天王寺駅前ゆきに乗って。
この時点で、<変態鉄>は、ちょっと“勘違い”をしていたような...
【2023年4月9日15時10分】 阪堺電気軌道阪堺線・我孫子道-安立町
我孫子道電停に到着すると、車庫にモ162号車の姿。そう、阪堺の貸切電車、車内で飲食ありと無しを選択できる。「飲食あり」の貸切電車の場合、浜寺のあと、我孫子道でも乗客を乗せたまま、いったん車庫に入ってトイレ休憩が設定されるケースが多く。
でも、何だかタイミングが悪いというか、構図を決める余裕もないまま、我孫子道を出発する姿を後追いで、とにかく撮るのが限界だった。
とはいえ、撮れたのは撮れたので1つ良かったのだが...
ここで<変態鉄>は重大な考え違いを。
後で考えると、なぜ、そんな勘違いをしたのか謎だったのだが...
【2023年4月9日15時22分】 阪堺電気軌道上町線・神ノ木電停
後続の天王寺駅前ゆきで向かったのは神ノ木電停だった。
午後、時間が経つにつれて建物の影が落ちて撮影は難しくなる。そういう意味で、大阪市内区間で最も撮りやすいのは神ノ木電停の周辺。
ここでモ162号車が貸切客を下ろして回送で戻ってくるのを撮ろうと...
【2023年4月9日15時32分】 阪堺電気軌道上町線・住吉-神ノ木
とはいえ、スッキリ光が回る場所というのはだんだん少なくなってきており。
カメラを構えながら、少しずつ移動して住吉のところまで来てしまった。
【2023年4月9日15時38分】 阪堺電気軌道上町線・住吉-神ノ木
住吉電停の踏切を過ぎ、カーブを1つ曲がったところが最後まで光が射すポイントだろうか。
試し撮りを重ねながら、来るはずのないモ162号車を待ち続けた。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0