2021/10 倉敷へ、鳥取へ（２６）ディーゼル特急「スーパーはくと」 [3セク鉄道「鉄印」の旅]
ちょっと、いろいろあって仕事がマズい方向にいっており...
持ち帰った仕事と格闘しないといけない夜。しかも、明日は実家に行かないといけない用事ができて。もはや、ブログを書いていること自体が現実逃避以外の何物でもなく。
ということで、今日のブログはちょっと短め。
【2021年10月22日11時59分】 因美線・郡家駅
「国鉄型」が大好きな＜変態鉄＞、非力なDMH17系エンジンが喘ぐようなサウンドを奏でながら、ゆっくりゆっくりと勾配を登っていくシーンも最高なのだが、でも、高出力のエンジンを積んだ新型ディーゼル特急も。
第3セクター鉄道と言えば、どちらかといえば、ローカル輸送専門のような路線が多いわけで。その中で、自社で特急型車両を用意して、ＪＲ線に乗り入れ、都市間輸送を担うのは数少ない。かつての、北越急行ほくほく線「はくたか」などはその代表例だったが、新幹線開業でその役割を譲り、いまでは雪深い魚沼地域のローカル輸送が主流となって。
あとは京丹後鉄道とか土佐くろしお鉄道も、ＪＲ乗り入れの特急型を保有している。
そして、第3セクター鉄道の特急といえば、智頭急行「スーパーはくと」。鳥取と大阪・京都を直結すべく導入された、振り子式の特急型ディーゼル動車HOT7000系である。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
＜車内放送マニア＞として嬉しいのは、オリジナルのチャイムが用意されており、丁寧な車内放送が行われること。自由席は、ほぼ満席で到着した「スーパーはくと3号」だったが、運良く座れたので、荷物棚にICレコーダをセット。
上郡駅（兵庫県）から智頭急行線を挟んで、郡家駅（鳥取県）まで乗車している間、ずっと録音していた。そのうち、遅れを取り戻すべく、因美線内を猛スピードで走るところから、若桜駅到着の車内放送までをご紹介した。
下りの「スーパーはくと」号は自動放送の前に ♪ うさぎ追いし～ の「ふるさと」のチャイムが流れる。
…… ……
2021年10月22日（金）晴れのち雨
上郡駅は岡山との県境に近い、どちらかといえば小さな駅。列車が発車していくと駅構内はガラ～んとした感じで。
【2021年10月22日10時28分】 智頭急行線・上郡駅
駅舎から跨線橋を渡った先の、山陽本線下りホームの先端にあるのが智頭急行の駅舎。ちょうど、HOT3500系の普通列車が発車しようとしているタイミング。
10:27発の第733D列車は1時間半かけて鳥取県に入った智頭まで走る普通列車。ローカル用ディーゼル動車にしては、窓が大きくちょっと豪華な感じの車両である。
この列車は智頭までの線内の列車だが、中には、因美線に乗り入れて上郡から鳥取まで直通する列車もあり。
【2021年10月22日10時43分】 山陽本線・上郡駅
その小さな駅舎で「鉄印」を購入した後は、再び山陽本線のホームへ。
ちょうど、やって来たのは下り第1313M列車、先ほど、倉敷から乗ってきた編成が早くも相生駅で折り返してきた岡山ゆきである。
その頃、ホーム中程の上屋のある付近には、足下の乗車位置案内表示のところに列ができはじめており。慌てて＜変態鉄＞もそこに加わったのである。
【2021年10月22日10時46分】 山陽本線・上郡駅
10:48発の「スーパーはくと3号」は京都、大阪から多くの乗客を乗せて到着。5両編成のうち、自由席車はほぼ満席で。指定席も乗車率が概ね高そうな感じだったが、幸い、空席を見つけることができて。
空いていれば、＜車内放送マニア＞としてスピーカーに近い席を狙うのだが...
乗車したのはHOT7033号車。車端部には鴨居部分にLED式案内表示、さらに、大型モニターが付いていて。一部区間では、運転席からの展望映像が流れる。
あとは第3セクターらしく沿線の自治体の案内などが流れており...
ここ智頭急行は、国鉄時代に建設が凍結され、のちに第3セクターとして開業したグループなのでコンクリート製の高架と長いトンネルが続く路線で。その分、HOT7000系は快調に飛ばして中国山地の山の中に分け入っていくのである。車窓はトンネルが多いので、あまり楽しめないが...
佐用駅で対向の「いなば」号の遅れにより3分ほど遅れての発車。隣のホームには前日にも見かけた広島色のキハ120の姿。でも、俊足を活かして(??)、智頭駅到着時には「ほぼ定刻」の案内。ホッとしていたら、因美線に入ってから用瀬駅で再び対向の普通列車の遅れを受けて、今度は9分遅れ。
郡家駅が11:48着、同59発で若桜鉄道に乗り換える予定だったので、最終盤に来ての「9分遅れ」は致命的な...
外は予報の通り、鳥取県に入った頃から雨が落ちてきており。
終着・倉吉駅からの米子ゆきへの接続の確認のために車掌さんが慌ただしく車内を巡回。＜変態鉄＞の乗り継ぎプランも怪しくなってきて...
【2021年10月22日11時59分】 因美線・郡家駅
それでも、郡家駅到着の放送では若桜ゆきは接続をとっている旨、案内されて。
考えてみれば、乗り換える若桜ゆきも因美線からやってくる列車なので、そう、因美線でダイヤが乱れていると言うことは若桜ゆき自体も遅れていると考えるのが自然なのである。
ICレコーダのSTOPのボタンを押すのも忘れるくらい、大急ぎで列車を降りたのだった。
【2021年10月22日12時02分】 若桜鉄道・郡家駅
ホーム先端の構内踏切を渡った先に駅舎と若桜ゆきのホームがあって。
とにかく急いで。WT3301号車単行の若桜ゆきに無事、乗り換えたのだった。（つづく）
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持ち帰った仕事と格闘しないといけない夜。しかも、明日は実家に行かないといけない用事ができて。もはや、ブログを書いていること自体が現実逃避以外の何物でもなく。
ということで、今日のブログはちょっと短め。
【2021年10月22日11時59分】 因美線・郡家駅
「国鉄型」が大好きな＜変態鉄＞、非力なDMH17系エンジンが喘ぐようなサウンドを奏でながら、ゆっくりゆっくりと勾配を登っていくシーンも最高なのだが、でも、高出力のエンジンを積んだ新型ディーゼル特急も。
第3セクター鉄道と言えば、どちらかといえば、ローカル輸送専門のような路線が多いわけで。その中で、自社で特急型車両を用意して、ＪＲ線に乗り入れ、都市間輸送を担うのは数少ない。かつての、北越急行ほくほく線「はくたか」などはその代表例だったが、新幹線開業でその役割を譲り、いまでは雪深い魚沼地域のローカル輸送が主流となって。
あとは京丹後鉄道とか土佐くろしお鉄道も、ＪＲ乗り入れの特急型を保有している。
そして、第3セクター鉄道の特急といえば、智頭急行「スーパーはくと」。鳥取と大阪・京都を直結すべく導入された、振り子式の特急型ディーゼル動車HOT7000系である。
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＜車内放送マニア＞として嬉しいのは、オリジナルのチャイムが用意されており、丁寧な車内放送が行われること。自由席は、ほぼ満席で到着した「スーパーはくと3号」だったが、運良く座れたので、荷物棚にICレコーダをセット。
上郡駅（兵庫県）から智頭急行線を挟んで、郡家駅（鳥取県）まで乗車している間、ずっと録音していた。そのうち、遅れを取り戻すべく、因美線内を猛スピードで走るところから、若桜駅到着の車内放送までをご紹介した。
下りの「スーパーはくと」号は自動放送の前に ♪ うさぎ追いし～ の「ふるさと」のチャイムが流れる。
…… ……
2021年10月22日（金）晴れのち雨
上郡駅は岡山との県境に近い、どちらかといえば小さな駅。列車が発車していくと駅構内はガラ～んとした感じで。
【2021年10月22日10時28分】 智頭急行線・上郡駅
駅舎から跨線橋を渡った先の、山陽本線下りホームの先端にあるのが智頭急行の駅舎。ちょうど、HOT3500系の普通列車が発車しようとしているタイミング。
10:27発の第733D列車は1時間半かけて鳥取県に入った智頭まで走る普通列車。ローカル用ディーゼル動車にしては、窓が大きくちょっと豪華な感じの車両である。
この列車は智頭までの線内の列車だが、中には、因美線に乗り入れて上郡から鳥取まで直通する列車もあり。
【2021年10月22日10時43分】 山陽本線・上郡駅
その小さな駅舎で「鉄印」を購入した後は、再び山陽本線のホームへ。
ちょうど、やって来たのは下り第1313M列車、先ほど、倉敷から乗ってきた編成が早くも相生駅で折り返してきた岡山ゆきである。
その頃、ホーム中程の上屋のある付近には、足下の乗車位置案内表示のところに列ができはじめており。慌てて＜変態鉄＞もそこに加わったのである。
【2021年10月22日10時46分】 山陽本線・上郡駅
10:48発の「スーパーはくと3号」は京都、大阪から多くの乗客を乗せて到着。5両編成のうち、自由席車はほぼ満席で。指定席も乗車率が概ね高そうな感じだったが、幸い、空席を見つけることができて。
空いていれば、＜車内放送マニア＞としてスピーカーに近い席を狙うのだが...
乗車したのはHOT7033号車。車端部には鴨居部分にLED式案内表示、さらに、大型モニターが付いていて。一部区間では、運転席からの展望映像が流れる。
あとは第3セクターらしく沿線の自治体の案内などが流れており...
ここ智頭急行は、国鉄時代に建設が凍結され、のちに第3セクターとして開業したグループなのでコンクリート製の高架と長いトンネルが続く路線で。その分、HOT7000系は快調に飛ばして中国山地の山の中に分け入っていくのである。車窓はトンネルが多いので、あまり楽しめないが...
佐用駅で対向の「いなば」号の遅れにより3分ほど遅れての発車。隣のホームには前日にも見かけた広島色のキハ120の姿。でも、俊足を活かして(??)、智頭駅到着時には「ほぼ定刻」の案内。ホッとしていたら、因美線に入ってから用瀬駅で再び対向の普通列車の遅れを受けて、今度は9分遅れ。
郡家駅が11:48着、同59発で若桜鉄道に乗り換える予定だったので、最終盤に来ての「9分遅れ」は致命的な...
外は予報の通り、鳥取県に入った頃から雨が落ちてきており。
終着・倉吉駅からの米子ゆきへの接続の確認のために車掌さんが慌ただしく車内を巡回。＜変態鉄＞の乗り継ぎプランも怪しくなってきて...
【2021年10月22日11時59分】 因美線・郡家駅
それでも、郡家駅到着の放送では若桜ゆきは接続をとっている旨、案内されて。
考えてみれば、乗り換える若桜ゆきも因美線からやってくる列車なので、そう、因美線でダイヤが乱れていると言うことは若桜ゆき自体も遅れていると考えるのが自然なのである。
ICレコーダのSTOPのボタンを押すのも忘れるくらい、大急ぎで列車を降りたのだった。
【2021年10月22日12時02分】 若桜鉄道・郡家駅
ホーム先端の構内踏切を渡った先に駅舎と若桜ゆきのホームがあって。
とにかく急いで。WT3301号車単行の若桜ゆきに無事、乗り換えたのだった。（つづく）
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