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夏の東北を巡って(10)赤湯駅 [<鉄>な撮影記・旅行記録]

気になっているのは来月中旬にスタートするという、このクラウドファンディング。

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【2015年5月10日12時05分】 水島臨海鉄道水島本線・福井-浦田

引退後も倉敷貨物ターミナル内に保管されており、去年は中止になったものの毎年10月の「鉄道の日」イベントの際は、構内運転が披露される。ただ、引退から時間が経過するごとに...
維持管理と、久留里線から来たキハたちのリニューアル(旧塗装化)が言われており。

キハ205号車は、倉敷市内の公園で静態保存されるなどの噂を聞くこともあったが、公式には「処遇は未定」というお話だったので、保存整備に向けてクラウドファンディングが実施されるということは、(成功した暁には)この姿で、オンレールで今後も残ることを意味するわけで。
2ヶ月間で1,300万円というのは、なかなか高いハードルのような気もするが、<変態鉄>も微力ながら支援したいと思っている。そして、倉タでのイベント時に「俺も支援者の1人だぞっ!!」とエラソーにしたい(笑)。

鉄道会社によるクラウドファンディングに対しても、趣味者の間で、さまざまな意見があるのも確かで。確かに、クラウドファンディングが企業にとっての安易な資金調達手段になるようなことはあってはならない。でも、趣旨がハッキリしていて、かつ、自分自身として支援したいと思うものには積極的に(微々たる額でも)支援したいと思う<変態鉄>である。

さて、荒砥駅ではわずか5分の折返し。今度は、赤湯駅まで山形鉄道フラワー長井線を全線、乗り通すわけだが...
……  ……

2021年7月1日(木)曇り一時晴れ

荒砥駅には14:26着、同じ車両で14:31発の赤湯ゆきとして折り返す。

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【2021年7月1日14時27分】 山形鉄道フラワー長井線・荒砥駅

大急ぎで駅舎の写真を撮って。

駅舎内には窓口があって、中を覗き込めば、硬券もありそうな...

でも、時間が...

呼び鈴を鳴らして待つこと暫し。

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入場券も乗車券も硬券があるとのことで。1枚ずついただいたが、列車の時刻が迫っているのに窓口のお姉さんは、本当にマイペースな感じで...

ここで乗れなかったら...

気ばかり焦るが...

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【2021年7月1日14時28分】 山形鉄道フラワー長井線・荒砥駅

もう大急ぎで、さきほどのYR-883号車に飛び乗るような感じだった。
すぐに発車。乗客は自分ひとりである。ちなみに、この第216D列車に乗り遅れた場合、16時前に駅前バス停を通る路線バスがあって。列車と違って、バスなら山形駅前方面へ直通できるのである。事前に調べたところでは1時間ほどだっただろうか。フラワー長井線で赤湯に出て新幹線(奥羽本線)利用より圧倒的に速いのである。
最悪、それでも良かったが、そうすると“全線完乗”にならない訳で。

間に合ってホッとしたのだった。

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【2021年7月1日14時34分】 山形鉄道フラワー長井線・第216D列車(YR-883号車)内

発車してすぐに渡るのが最上川鉄橋。そう、明治期のダブルワーレントラス橋である。
今度は長井側からの1枚である。

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【2021年7月1日14時35分】 山形鉄道フラワー長井線・第216D列車(YR-883号車)内

鉄橋を渡り終えてすぐに四季の郷駅。最上川と並行して、その西岸を南に向かって。沿線は水田地帯である。
残念ながら、空はドン曇りだが、その分、陽射しを気にせずに車窓を眺められて。

長井駅から何人か乗客があって。その長井駅付近では雨があたってきたが、数分くらいで止んだだろうか。ホッと一息。

今泉駅ではこの列車もJR米坂線と接続をとって。<変態鉄>が乗ってきたのはキハ110系だったが、この列車に接続する第1130D列車は、新車GV-E400系単行だった。

2度目の最上川鉄橋を渡れば南陽市内へと。赤湯駅は南陽市の中心部にある。
直前の宮内駅も国鉄時代からのものと思しき木造駅舎が残っており、ここも機会があればゆっくり訪れてみたいところ。

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【2021年7月1日15時24分】 山形鉄道フラワー長井線・荒砥駅

そして、赤湯駅に到着である。

山形新幹線(奥羽本線)と並んだ西側のホームに到着。終点であっても車内の運転士さんのところの運賃箱で精算するのは、第3セクターでは「よくあること」である。

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精算済み証を受け取って改札口に向かう。跨線橋を、自分は「駅裏」にあたるフラワー長井線側の改札口へ。ログハウス風の小さな駅舎には山形鉄道の職員が勤務しており、こちら側では硬券入場券を買うことができる。

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【2021年7月1日15時27分】 山形鉄道フラワー長井線・赤湯駅

風景印を捺してもらいに近くの郵便局を訪れたのは、しばらく前の記事で触れた通り(→ こちら)。
郵便局を出た後はアンダーパスを潜って、西口側へ。

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【2021年7月1日15時45分】 山形新幹線・赤湯駅

自動券売機で乗車券と自由席特急券を買えば、あとは山形空港に向かうだけである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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